ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

どうなる鳥栖

2020年04月27日 | サッカー
週末の数少ない娯楽として踏ん張っているJRAは、
25日は単勝万馬券5本&100万円3連単4本がとび出し、
26日は京都1Rで5頭が落馬と大荒れになった。
負傷した岩田康成や松山弘平ら騎手の状態が気がかり。
2人は5月のGⅠ戦線で有力馬の騎乗が予定されているし・・・

他にも「インターハイ中止」などの凶報が続いたこの土日。
再開を待つJクラブのサポーターにも衝撃の知らせが舞い込んだ。

鳥栖が19年度決算を公表 20億円超の赤字計上

この知らせに、ワタシは瞳ぱちくり&口あんぐり。下のキャラのようになった。


19年度決算と言えば、先に仙台が4億2千万円の赤字を計上。
札幌も1億4千万円の赤字を計上し、コロナ中断の長期化を見越して
「5~10億円の資金調達に動いている」(ノノ社長)と報じられたばかり。
これらの決算に比べても、その赤字額は文字通りケタ違いに大きい。

なぜこんな事態に。鳥栖が公表した経営情報を見ると一目瞭然。


広告収入(=スポンサーからの広告料)が前年の22億円強から
8億円台に急減してしまった。契約を打ち切った大手スポンサー、
有り体に言えば、サイゲームスが抜けた穴を埋め切れなかった。
他にも、新規スポンサーが3社ほど撤退したとか、
Jリーグからの配分金・融資を合わせても大幅に足りないとか、
クラブ消滅とか、J3送りとか、今季公式戦に参加できないおそれとか、
ネガティブな話ばかり聞こえてくる。

これらの報道について、気になった点が二つある。
ひとつは「株主からの増資」によって債務超過を免れたこと。
株主にかなりの無理を強いたと想像できる。
それは即ち、コロナ不況が待ち受ける今年度は禁じ手ということだ。
つーか、本当にそんな規模の増資が可能だったのか? 粉飾決算を疑ってかかった方が・・・

もうひとつは、今年度のチーム人件費を11億円に圧縮するとしたこと。
これは19年度の人件費の半額以下であり、
ノノ社長が唱えている「J1定着に必要な金額」15億円より低いうえに、
J2でも大宮(19億円)や千葉(12億円)を下回る<ともに18年度決算
降格免除の今季はともかく、この財務状況では来季以降がかなり心配だ。

この財務状況を把握しながら、竹原社長は3月の「経営危機報道」
よく否定したものだね・・・30日のサポミの行方を注視している。

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