ゴンがようやく磐田に帰ったか・・・沼津での5年余りを経て、
このまま「引退」の言葉を使わず、古巣の監督に就く未来が見える。
さて本日は、札幌を去る選手を語る。
国内外にレンタルされた選手5人には「元気でやってくれ」の
ひと言で割愛し、移籍・引退・契約満了の5人に、惜別の言葉を贈る。
ミシャの下で3年間。A代表に選ばれるまでに成長したが、
昨季は「タナシュンに負けた」という印象が否めない。
この2年間の都倉の扱いを知りながら「冷酷で薄情な移籍」を
決めた背景にも「冷酷で薄情な現状」があったのでは。
正直、せめて今季ぐらいはあがいてほしかったが・・・
新天地で持ち味の得点力を取り戻すことを祈るが、
札幌戦はマジもんの「サイレント・トリートメント」を覚悟せよ。
案外、ローランド様とウマが合うかもね。長居公園の桜も世話してくれ。
新潟や仙台で札幌の前に立ちはだかった後に、
17年途中に札幌に戻ってきた時はうれしかった。
記憶に焼き付いているシーンが二つある。
ひとつは、残留を決めた17年11月の清水戦で
ジェイの先制ヘッドを導いた左からのクロス。
もうひとつは、19年ルヴァン杯決勝のPK失敗。
喜びも悔しさもサポと分け合った選手だった。
「心理カウンセラー」というユニークな進路にも注目している。
第2の人生に幸あれ。
17年に鳥栖から移籍し、J1残留に貢献。
3バックの一角からウイング、シャドーまでこなすスタイルで、
良く言えば「使い勝手がよい」 悪く言えば「便利屋」として重宝した。
何となくだが、最後は古巣ホンダに戻り、Jリーグの経験を還元する
レジェンド古橋と同じ道を歩むような気がしていた。
しかし、ホンダの完全アマ化によって、その道が絶たれたことが残念。
ただ、地方の国立大からJFLを経てJクラブ入りという
「裏街道」の経験は貴重なもの。後進に還元してほしいと願う。
正守護神には届かなかったが、J1の経験は大きかったと思う。
西野タイのGKに返り咲いて、代表戦で再会できれば。
本人が望む通りに、タイ・プレミアに早く復帰できるといいね。
まあ、2カ月足らずで本領発揮はさすがに無理難題だった。
トップ・フォームでのプレーを見てみたかったが・・・
札幌加入前と同じく、仙台のインスタ公式アカウントを
フォローしたことで「すわ仙台入りか」と騒がれているが、はたして。