ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

選手往来/去る人編

2021年01月15日 | コンサドーレ
ゴンがようやく磐田に帰ったか・・・沼津での5年余りを経て、
このまま「引退」の言葉を使わず、古巣の監督に就く未来が見える。

さて本日は、札幌を去る選手を語る。
国内外にレンタルされた選手5人には「元気でやってくれ」
ひと言で割愛し、移籍・引退・契約満了の5人に、惜別の言葉を贈る。
ミシャの下で3年間。A代表に選ばれるまでに成長したが、
昨季は「タナシュンに負けた」という印象が否めない。
この2年間の都倉の扱いを知りながら「冷酷で薄情な移籍」
決めた背景にも「冷酷で薄情な現状」があったのでは。
正直、せめて今季ぐらいはあがいてほしかったが・・・
新天地で持ち味の得点力を取り戻すことを祈るが、
札幌戦はマジもんの「サイレント・トリートメント」を覚悟せよ。
案外、ローランド様とウマが合うかもね。長居公園の桜も世話してくれ。
新潟や仙台で札幌の前に立ちはだかった後に、
17年途中に札幌に戻ってきた時はうれしかった。
記憶に焼き付いているシーンが二つある。
ひとつは、残留を決めた17年11月の清水戦で
ジェイの先制ヘッドを導いた左からのクロス。
もうひとつは、19年ルヴァン杯決勝のPK失敗。
喜びも悔しさもサポと分け合った選手だった。
「心理カウンセラー」というユニークな進路にも注目している。
第2の人生に幸あれ。
17年に鳥栖から移籍し、J1残留に貢献。
3バックの一角からウイング、シャドーまでこなすスタイルで、
良く言えば「使い勝手がよい」 悪く言えば「便利屋」として重宝した。
何となくだが、最後は古巣ホンダに戻り、Jリーグの経験を還元する
レジェンド古橋と同じ道を歩むような気がしていた。
しかし、ホンダの完全アマ化によって、その道が絶たれたことが残念。
ただ、地方の国立大からJFLを経てJクラブ入りという
「裏街道」の経験は貴重なもの。後進に還元してほしいと願う。
正守護神には届かなかったが、J1の経験は大きかったと思う。
西野タイのGKに返り咲いて、代表戦で再会できれば。
本人が望む通りに、タイ・プレミアに早く復帰できるといいね。
まあ、2カ月足らずで本領発揮はさすがに無理難題だった。
トップ・フォームでのプレーを見てみたかったが・・・
札幌加入前と同じく、仙台のインスタ公式アカウントを
フォローしたことで「すわ仙台入りか」と騒がれているが、はたして。