ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

独眼竜政宗の時代

2020年06月15日 | 日記・その他
「麒麟がくる」の代役を務めた昨夜のNHK「独眼竜政宗」名場面集
放映の1987年当時にリアルタイムで視聴し、かつ仙台で大学生活を
送っていた人間なので、ついつい見てしまった。

33年前の仙台を思い返すと、大河人気と夏場の「未来の東北博」の
相乗効果で、とにかく観光客が多く、青葉城界隈も大にぎわいだった。
だが、青葉城の南の八木山界隈で下宿生活を送っていたワタシは、
城の二の丸跡のキャンパスに、心霊スポットとして有名な「八木山橋」
経由した山坂を越えるルートでの登下校を強いられており、

「なんでこんな不便な場所に築城したんだ・・・政宗のバカ」

と毎日のように呪詛の言葉を吐いていた。

そのたたりか、30年以上が過ぎた現在も

「八木山動物公園から脱走したライオンに八木山橋で襲われる」

という悪夢をちょくちょく見る。

しかし一方で、城の三の丸跡にある仙台市博物館の企画展で、
政宗ゆかりの文化財を腹いっぱい見ることができたのは良い思い出だ。
特に黒漆五枚胴具足水玉模様の陣羽織の記憶は今も鮮烈に残る。
また、政宗主従を描いた「ダンディ・ドラゴン」(高橋なの・みのり書房)なる
当時のパロディ・コミックをいまだに持っていることを考えると、
なんだかんだ言って、やっぱりハマった大河だった。

そして、血は争えぬもので、この大河から20年以上の時を経て、
3号が「奥州筆頭&竜の右眼」にハマってしまう。
2010年夏には青葉城・白石城・瑞巌寺を連れ歩いて、
結果として震災前の仙台や松島を3号に見せることができた。
この二人旅の実現も、さかのぼると、この大河のおかげだったと思う。

  • ホークス
ラストの練習試合は広島に9対3の勝利。終わりよければ何とやら。
広島のドラ1森下から4回で9得点。強烈な「プロの洗礼」をお見舞い。
一方で、逸れた投球が直撃した甲斐の右手が気がかり。
そして、代わりに九鬼や高谷がマスクをかぶったことを考えると、
この試合で「二番・一塁」に入った栗原は、もはやこの配置で確定かも。