新日本尼崎大会は、ケニーが石井に、みのるが柴田に敗れてNJC敗退。
NOAH横浜大会は、中嶋が潮崎を退けてGHC防衛&杉浦・拳王組が新タッグ王者に。
全日本後楽園大会は、ニタが登場して諏訪魔に毒霧。
12日はいろいろ話題があったが、プオタ最大の注目は深夜のテレ朝「プロレス総選挙」
WBCによる遅れは想定内だったが、まさか日付変わっての放送とは(苦笑)。
1位~20位の結果は以下の通りだった(☆は引退・★は故人)。
- アントニオ猪木☆・12964P
- ジャイアント馬場★・6562P
- 初代タイガーマスク・5625P
- オカダ・カズチカ・4571P
- 力道山★・4264P
- 棚橋弘至・4145P
- ジャンボ鶴田★・3479P
- 獣神サンダー・ライガー・3471P
- 三沢光晴★・3129P
- スタン・ハンセン☆・2635P
- 長州力・1940P
- 武藤敬司・1863P
- 小橋建太☆・1653P
- 天龍源一郎☆・1645P
- ケニー・オメガ・1426P
- 橋本真也★・1413P
- 蝶野正洋・1363P
- ハルク・ホーガン・1266P
- 真壁刀義・1151P
- アンドレ・ザ・ジャイアント★・773P
個人的には「無難なランキング」と考える。
「BI砲&佐山」をトップ3に置いて、現役11人・引退4人・故人5人の色分け。
猪木が馬場にダブルスコア&新日本系日本人が半数を占めたが、テレ朝主催ではやむなし。
むろん、この手のランキングが万人を満足させた試しはなく、
ワタシにも少なからず不満はある。ランク外に首を傾げたのは以下の5組。
- 5位:ドリー&テリーの「ザ・ファンクス」
「日本人に大人気の外国人レスラー」の草分け。兄弟で票が割れたのか。
- 4位:ブルーザー・ブロディ
アンドレ・ホーガン・ハンセンがランクに入り、ブロディがランク外なんてorz
来年は没後30年。リアルタイムでその超獣ぶりを見ていないプオタが多くなったのか。
- 3位:前田日明
このランク外は納得している部分もある。日明兄さんの歩みを知るプオタは
「前田日明をプロレスラーのくくりに入れてよいものか?」と自主規制したのでは。
前田シンパのワタシだが、もし投票機会を得たとしても、日明兄さんには入れなかった気が。
- 2位:中邑真輔
このランク外は「大人の事情」と勝手に推察している。
WWEに移籍したので、肖像や試合映像をめぐる権利関係がややこしくなったのでは。
- 1位:藤波辰彌
この不遇な扱いにはホントに納得できない。「もう何年続くんですか。何年これが!」
後発の闘魂三銃士が全員、全日本四天王も2人ランクインした中で、
「格闘頂点」(鶴藤長天)の4人で唯一のランク外とは気の毒すぎる。
「名勝負製造機」と称され、対戦相手を光らせ続けたキャリアが仇となったのか。
「時代の中心ではないが、藤波がいなかったらと考えると、起きなかったエポックは数多い」
これはくりぃむ有田の藤波評だが、うなづける言葉である。ドラゴンの再評価を強く求める。
まずは、すべてのプオタに報知連載中の「45周年ヒストリー」を読んでほしいと切に願う。
追伸:「教養としてのプロレス」プチ鹿島氏の「こんな総選挙辞めてやる!」というツイートは秀逸だったwww