2018年6月29日(金)
毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成30年度第12回(2018年第22回)、「あじさいの杜(二本松寺)散策」ウォーキングに参加した。
第一集合場所の乙戸沼公園に集まったのは、13名。
車4台に分乗し、潮来の二本松寺に向かった。
10時7分、二本松寺駐車場に到着すると、ほぼ同時刻に土浦ピアタウン集合組5名と
直行者5名も到着した。
結局この日の参加者は、23名になった。
二本松寺参道
参道右手に書写仏をお祀りするための書写仏堂があった。
この書写仏は、寛文三年(1663)に姫路の書写山円教寺から分奉祠されたと云われ、
石造の阿弥陀如来立像(120Cm)で、おでき、吹出もの、皮膚病等を治す仏様として
霊験あらたかで、信仰が厚い、とのこと。
現在の堂宇は、昭和52年に改築したもの。
書写仏堂の右手があじさいの杜の入口になっている。
書写仏堂の前に一隅碑が建てられている。
天台宗祖伝教大師最澄上人は
「国宝とは何物ぞ 宝とは道心なり 道心あるの人を名づけて国宝となす
故に故人の言く 径寸十枚これ国宝にあらず 一隅を照らすこれ即ち国宝なり」
と示された。
この一隅碑は、天台宗開宗1,200年となる平成18年に建立された。
一隅碑の右手に、あじさいの杜の受付・入口がある。
入山参拝協力金は一人300円となっているが、回数券4枚で1,000円なので、
一人当り250円となる。
会計係が各自から250円を集めている間に、
あじさいの杜の順路案内図を受け取る。
料金徴収・支払いが終わり、10時26分、入口①を入り、
(注:丸に数字は、順路案内図の数字を表す)
順路に沿って進む。
順路には、紫陽花がまだ咲いていた。
今年は花の時期が早いので、紫陽花の花もあまり期待はしていなかったのだが、
何とか観ることが出来そうだ。
紫陽花
順路に沿って進む。
②のポイントで左に鋭角的に折り返し、
左に紫陽花、右には田んぼを見ながら進む。
目の前には田んぼの風景が広がる。
『うわぁ ほんと気持ちの良い景色だよね~っ』
『紫陽花がいっぱい咲いてるねぇ』
『もう遅いかと思ったけど、何とか間に合ったって感じだねっ』
紫陽花を見上げながら進む。
『いろんな種類があるんだねっ』
『いやぁ これはほんと凄いよねっ』
40,000㎡の境内に100種類10,000株の紫陽花が咲き誇る、
と謳われているだけのことはある。
紫陽花
『こんなにたくさんの種類の紫陽花は初めてじゃないっ?』
紫陽花
順路に従って進むと、左側に上り口③があった。
緩やかな坂道を上って行くと、
斜面一面に紫陽花が咲いている。
『見応えがあるわね~っ』
坂道の途中⑤で紫陽花をバックに最初の記念撮影
紫陽花(ダンスパーティか?)
丘の斜面を進む。
振り返ると、田んぼが見えた。
『きれいな景色だね~っ』
さらに急斜面を進む。
紫陽花(てまりてまり)
『こんな紫陽花見たことがないなぁ』
小さな広場⑦があり、ベンチで一休み
木々の隙間から田んぼを眺める。
青空の下、緑の田んぼが美しい。
お茶タイム
お茶タイム
お茶タイム
一息入れた後、本堂を目指す。
わらべ地蔵⑧の杜太郎が静かに佇んでいた。
杜太郎の右横に咲いているのは、柏葉あじさいのようだ。
『あらぁ 可愛いお地蔵さんだわね~っ』
紫陽花
花の名前は分らない。
紫陽花
花の名前は分らない。
出口を出る。
『いろんな紫陽花を観れて良かったよねっ』
本堂へ向かう途中、
水戸光圀公お手植えの槙の木⑩があった。
水戸光圀公が元禄四年(1691)に本堂を改築寄進したときに、お手植えされた
と云われている記念樹である。
樹齢約350年、目通り3.5m、樹高13m
平成元年、大阪市の「樹医」山野氏に依頼し、樹勢回復手術を行った。
天然記念物に指定されている。
本堂手前に土産物店のお品書きが
ドリンク(コーヒー・紅茶)をはじめ、かりんとうや手作りかきもちなど、
郷愁を誘われる品揃えである。
本堂横に土産物店があった。
手作りかきもち(とろ火焼・揚げもち・たがね揚げ)が売られていた。
『ひとつどうですかっ?』
『うんっ なかなか美味しいねぇ』
本堂・本尊⑪
天台宗羽黒山覚城院二本松寺と号し、水戸光圀公より寄進を受けた本尊は、
秘仏薬師如来で、県の文化財に指定されている。
秘仏本尊薬師如来は、鎌倉時代後期の作で、木造桧材寄木造り、座高66Cm、
総高135Cm、左手に薬臺を持ち、心身の病を治癒す仏様として、古来より
多くの人々の信仰を集め、現在に至っている、とのこと。
本堂前で2枚目の記念撮影だ。
菩提樹⑬
正保年間(1644-47)、二本松寺第10世天栄法印が比叡山より
移植したと伝えられる記念樹で、樹齢約400年、目通り2m、樹高12m。
仏教の三大聖木(菩提樹・無憂樹・沙羅双樹)のひとつで、ブッダは
菩提樹の木の根元で悟りを得た。
菩提樹の木陰⑮で一休み。
こちらも仲良く並んで一休み。
一休み後、参道の石段を下って駐車場へ。
駐車場へ向かう。
帰りは玉造方面を経由することにした。
12時5分、帰路の途中、玉造の「ばんどう太郎」へ立ち寄った。
食事風景
食事風景
自分は、ソースひれかつ丼ランチ(税込1,274円)を注文した。
まずまずの味だった。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
昨年、二本松寺を訪れた会員の方から二本松寺の紫陽花のことを教わり、
早速今年度の企画として取り入れた次第。
殆どの人が初めてとのことで、花の種類の多さに驚嘆していたが、
自分もその一人である。
一見の価値ありだと思う。
6月中旬から7月上旬が見頃ということだったので、この日に設定したが、
今年は全ての花の時期が2週程度早くなっていることから、間に合わないのでは
と心配していたが、何とか花を観ることが出来て一安心である。
今年は明日6月30日にはあじさい祭りも終わるそうなので、
来年にでもかみさんを案内して訪れてみたい。
ニュースでこの日午前、関東地方の梅雨明けが発表されたことを知った。
この日の万歩計は、僅か3,500歩しか計測していなかった。
これはあまりにも少なすぎるが、今後はこういう日があっても良しとしよう。
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毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成30年度第12回(2018年第22回)、「あじさいの杜(二本松寺)散策」ウォーキングに参加した。
第一集合場所の乙戸沼公園に集まったのは、13名。
車4台に分乗し、潮来の二本松寺に向かった。
10時7分、二本松寺駐車場に到着すると、ほぼ同時刻に土浦ピアタウン集合組5名と
直行者5名も到着した。
結局この日の参加者は、23名になった。
二本松寺参道
参道右手に書写仏をお祀りするための書写仏堂があった。
この書写仏は、寛文三年(1663)に姫路の書写山円教寺から分奉祠されたと云われ、
石造の阿弥陀如来立像(120Cm)で、おでき、吹出もの、皮膚病等を治す仏様として
霊験あらたかで、信仰が厚い、とのこと。
現在の堂宇は、昭和52年に改築したもの。
書写仏堂の右手があじさいの杜の入口になっている。
書写仏堂の前に一隅碑が建てられている。
天台宗祖伝教大師最澄上人は
「国宝とは何物ぞ 宝とは道心なり 道心あるの人を名づけて国宝となす
故に故人の言く 径寸十枚これ国宝にあらず 一隅を照らすこれ即ち国宝なり」
と示された。
この一隅碑は、天台宗開宗1,200年となる平成18年に建立された。
一隅碑の右手に、あじさいの杜の受付・入口がある。
入山参拝協力金は一人300円となっているが、回数券4枚で1,000円なので、
一人当り250円となる。
会計係が各自から250円を集めている間に、
あじさいの杜の順路案内図を受け取る。
料金徴収・支払いが終わり、10時26分、入口①を入り、
(注:丸に数字は、順路案内図の数字を表す)
順路に沿って進む。
順路には、紫陽花がまだ咲いていた。
今年は花の時期が早いので、紫陽花の花もあまり期待はしていなかったのだが、
何とか観ることが出来そうだ。
紫陽花
順路に沿って進む。
②のポイントで左に鋭角的に折り返し、
左に紫陽花、右には田んぼを見ながら進む。
目の前には田んぼの風景が広がる。
『うわぁ ほんと気持ちの良い景色だよね~っ』
『紫陽花がいっぱい咲いてるねぇ』
『もう遅いかと思ったけど、何とか間に合ったって感じだねっ』
紫陽花を見上げながら進む。
『いろんな種類があるんだねっ』
『いやぁ これはほんと凄いよねっ』
40,000㎡の境内に100種類10,000株の紫陽花が咲き誇る、
と謳われているだけのことはある。
紫陽花
『こんなにたくさんの種類の紫陽花は初めてじゃないっ?』
紫陽花
順路に従って進むと、左側に上り口③があった。
緩やかな坂道を上って行くと、
斜面一面に紫陽花が咲いている。
『見応えがあるわね~っ』
坂道の途中⑤で紫陽花をバックに最初の記念撮影
紫陽花(ダンスパーティか?)
丘の斜面を進む。
振り返ると、田んぼが見えた。
『きれいな景色だね~っ』
さらに急斜面を進む。
紫陽花(てまりてまり)
『こんな紫陽花見たことがないなぁ』
小さな広場⑦があり、ベンチで一休み
木々の隙間から田んぼを眺める。
青空の下、緑の田んぼが美しい。
お茶タイム
お茶タイム
お茶タイム
一息入れた後、本堂を目指す。
わらべ地蔵⑧の杜太郎が静かに佇んでいた。
杜太郎の右横に咲いているのは、柏葉あじさいのようだ。
『あらぁ 可愛いお地蔵さんだわね~っ』
紫陽花
花の名前は分らない。
紫陽花
花の名前は分らない。
出口を出る。
『いろんな紫陽花を観れて良かったよねっ』
本堂へ向かう途中、
水戸光圀公お手植えの槙の木⑩があった。
水戸光圀公が元禄四年(1691)に本堂を改築寄進したときに、お手植えされた
と云われている記念樹である。
樹齢約350年、目通り3.5m、樹高13m
平成元年、大阪市の「樹医」山野氏に依頼し、樹勢回復手術を行った。
天然記念物に指定されている。
本堂手前に土産物店のお品書きが
ドリンク(コーヒー・紅茶)をはじめ、かりんとうや手作りかきもちなど、
郷愁を誘われる品揃えである。
本堂横に土産物店があった。
手作りかきもち(とろ火焼・揚げもち・たがね揚げ)が売られていた。
『ひとつどうですかっ?』
『うんっ なかなか美味しいねぇ』
本堂・本尊⑪
天台宗羽黒山覚城院二本松寺と号し、水戸光圀公より寄進を受けた本尊は、
秘仏薬師如来で、県の文化財に指定されている。
秘仏本尊薬師如来は、鎌倉時代後期の作で、木造桧材寄木造り、座高66Cm、
総高135Cm、左手に薬臺を持ち、心身の病を治癒す仏様として、古来より
多くの人々の信仰を集め、現在に至っている、とのこと。
本堂前で2枚目の記念撮影だ。
菩提樹⑬
正保年間(1644-47)、二本松寺第10世天栄法印が比叡山より
移植したと伝えられる記念樹で、樹齢約400年、目通り2m、樹高12m。
仏教の三大聖木(菩提樹・無憂樹・沙羅双樹)のひとつで、ブッダは
菩提樹の木の根元で悟りを得た。
菩提樹の木陰⑮で一休み。
こちらも仲良く並んで一休み。
一休み後、参道の石段を下って駐車場へ。
駐車場へ向かう。
帰りは玉造方面を経由することにした。
12時5分、帰路の途中、玉造の「ばんどう太郎」へ立ち寄った。
食事風景
食事風景
自分は、ソースひれかつ丼ランチ(税込1,274円)を注文した。
まずまずの味だった。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
昨年、二本松寺を訪れた会員の方から二本松寺の紫陽花のことを教わり、
早速今年度の企画として取り入れた次第。
殆どの人が初めてとのことで、花の種類の多さに驚嘆していたが、
自分もその一人である。
一見の価値ありだと思う。
6月中旬から7月上旬が見頃ということだったので、この日に設定したが、
今年は全ての花の時期が2週程度早くなっていることから、間に合わないのでは
と心配していたが、何とか花を観ることが出来て一安心である。
今年は明日6月30日にはあじさい祭りも終わるそうなので、
来年にでもかみさんを案内して訪れてみたい。
ニュースでこの日午前、関東地方の梅雨明けが発表されたことを知った。
この日の万歩計は、僅か3,500歩しか計測していなかった。
これはあまりにも少なすぎるが、今後はこういう日があっても良しとしよう。
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