ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

豪快な湯滝に満足 小田代ヶ原避暑ウォーキング

2013年08月30日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2013年8月30日(金)


毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成25年度第17回(2013年第29回)、「小田代ヶ原」避暑ウォーキングに参加した。

貸切バスで奥日光「小田代ヶ原ウォーキング」ということで、第一集合場所は土浦地区三中地区公民館である。
貸切バスの場合、前回の「霧降高原ハイキング」以降国道6号筑波銀行前から三中地区公民館に変更となっている。
三中地区公民館は、駐車場が完備されており、会員の皆さんにはすこぶる評判が良かったことから、
今後も大いに活用することにしたい。
5時35分、公民館前には既に常南交通の大型貸切バスが待っていた。


バスは天川団地入口・土浦市民会館と回り、この日の参加者27名全員が乗り込んだ。
7月末の時点では33名+αの参加希望者がいたため大型バスを頼んだのだが、その後『都合が悪くなった』とのことで
次々にキャンセルが出てしまい、中型バスの定員(27名)まで減ってしまった次第である。


定員44名の大型バスに27名は、二人掛け座席の3/4以上は一人が2座席を占有する形だ。
本当にゆったりとしてまるで殿様気分である。


バスに乗り込むと、直ぐに弁当が配られた。
お馴染みの「おにぎり弁当」である。
量も味も評判はなかなか良いが、何度も続くとたまには違った弁当も食べてみたくなる。
次の機会には別の弁当を注文してみようかとも思う。


北関東道壬生ハイウェイオアシスで、昼食弁当を積み込む。
『何が入っているのかな?』
皆さんお昼の弁当は気になるようだ。


サンドイッチとおにぎりが入っている。
ミックス弁当だ。


いつもは出発地点に到着して配るのを、今回は壬生ハイウェイオアシスで配ることにした。


バスは東北道・日光宇都宮道を順調に走る。


9時15分、スタート地点の日光湯元ビジターセンターに到着。


日光湯元ビジターセンター
奥日光を訪れた人々に、周辺の花や動物などの自然の情報やハイキングルート等の
利用施設情報を提供することを目的に、平成6年6月に環境省が整備したもの、である。


奥日光のこの日の天気予報は”晴れ後雨”、今は晴れているが、午後からの天気が気になる。
気温は26℃くらいだろうか? 平地よりは10℃近く涼しい。
この日関東地方は猛暑がぶり返すそうだから、この気温は嬉しい。
今回の避暑ウォーキングは一応”正解”と言えるだろう。


早速ビジターセンター駐車場で準備体操。


点呼を取ることを目的に3つのグループに分けているので、出発前にグループ毎に点呼を取っているところ。


『さぁ行こうか!』
こちらのグループは既に点呼を終え、今や遅しと出発を待っているところだ。


9時29分、最初の目的地「湯滝」を目指して出発!


湯ノ湖を見ながら進む。
流れで水遊びをする人、湖にボートを浮べる人が見える。


「湯滝まで1,5Km」の標識に従って、林の中を進む。


湯ノ湖に沿って歩道が整備されているので歩き易い。


左手に湯ノ湖を眺めながら、と言いたいところだが、木々に遮られて視界はあまり良くない。


突然、先頭を行く集団が立ち止って何やら森の中を見上げている。何と鹿である。
あいにく頭の部分は隠れて胴体しか撮ることが出来なかったが、
『鹿を見ることができるなんてもう最高っ!』


木々が邪魔をして視界が遮られていたが、ときどき視界が開けて湯ノ湖を眺めることができた。
湯ノ湖の眺望(その1)
日光湯元ビジターセンター方面を望む。


湯ノ湖の眺望(その2)
湖岸の大朴が倒れて横たわっているのが見られる。、


湯ノ湖の眺望(その3)
既に紅葉が始まった木もある。秋はもう直ぐだ。


湯滝へ流れ落ちる湯川の源流に架かる橋を渡ると・・・


一段と視界が開けた湯ノ湖を見ることが出来る。
後方に見える一段低いところが金精峠と思われる。
右手は温泉ヶ岳(2332m)か?


腰まで水に浸かりながらフライフィッシングを楽しむ人も。


湯滝の最上部から水が流れ落ちる。


湯滝の横の坂道を下る。


木々の間から湯滝の流れ落ちる轟音が響き渡る。
『真横に滝を見ることができるなんて凄いわねぇ』


湯滝の観瀑台は大勢の人が歓声を上げながら滝に見入っていた。


『素晴らしいわねぇ』
『豪快だねぇ 来て良かったよ』


動画で見たところ。


正面から見るとお不動様が見える、ということだが・・・


お不動様に見えなくもない。


滝をバックに記念撮影を済ませ、次の目的地「小田代ヶ原」を目指す。


緑がいっぱいの林の中は、本当に清々しい。
道はほぼ平坦で、木道が整備されているので、歩き易い。


湯川に架かる橋を渡る。


落差数mだがこれは滝だろうか?


湯川を渡ると数mの上りになる。
結果として、これがこの日最大の上りであった。


小田代ヶ原に注ぐゆったりとした湯川の流れに沿って進む。


平地に比べれば気温は大分低いが、歩いていると汗をかく。
水分補給が欠かせない。


光徳入口への分岐点を過ぎると、木道が新しくなった。


11時4分、泉門池(いずみやどいけ)に到着した。


少し時間があるので、ここで一息入れることにした。


泉門池からの眺めは一服の絵を見ているようだ。


泉門池から小田代ヶ原までは2.1Kmと案内されている。


熊笹に覆われた道を進む。


大して気にはならない、小さなアップダウンが続く。
欲を言えばもう少し変化が欲しいところである。


熊笹に覆われた道を歩くのは楽しい。


木立の中を進む。


白樺の木が見える。
小田代ヶ原の草原である。
小田代ヶ原は湿原から草原への遷移過程にあるとのこと。


『白樺の木がきれいだねぇ』
後ろに見えるのは男体山(2486m)だ。


小田代ヶ原展望台まで0.4Kmの標識を少し進むと、白樺の木が一本だけホツンと立っているのが見えた。
貴婦人だ。


草原に一本だけ立つ真っ白い白樺の木にある種の感動を覚えずにはいられなかった。
貴婦人をこの方角から見るのは自分は初めてである。


11時45分、小田代ヶ原展望台は小学生の一団が占領した状態だった。
バス停の東屋があったので、そちらへ向かう。
中は当会の先着グループが既に弁当タイムだった。


後から到着したグループも東屋周辺で弁当だ。


カツサンドとおにぎりの弁当。
お腹が空いていたせいもあり、まあまあの味だった。
意外にボリュームがあり、男性陣には好評だったが、
女性陣からは『朝食弁当と同じような内容で楽しみが半減ねっ』の声も聞かれた。


弁当も終わり、次の目的地「龍頭滝」を目指そうと意気込んでいた時、急に雨が降ってきた。


直ぐに止むのではと思っていたが、次第に雨脚は強くなり、一向に止む気配はない。
雨宿りをしていた東屋の中は、このまま雨の中を「龍頭滝」を目指すのはちょっと、という空気に包まれだした。
『湯滝も見たことだし、「龍頭滝」はこの次で良いよねっ』
ということで、菖蒲ヶ浜駐車場で待っているバスを赤沼駐車場場に回して貰うことにした。
運転手は快く応じてくれた。こういう時の貸切バスはありがたい。


雨具に着替え、出発を待っているところ。
会長も、全員が瞬く間に雨具に着替えたのには感心しきりであった。


降りしきる雨の中を赤沼駐車場を目指す。
雨具に傘、準備万端である。
低公害バスの利用も考えられたが、「ウォーキングの会」の面子にかけてもここは歩くしかないだろう。


途中で戦場ヶ原の歩道へ。
バス専用道を歩くのはやや遠回りになる。
少しでも赤沼駐車場へ近くなる道を歩くことにした。


15分ほど熊笹の中を進むうち、雨は大分小降りになってきた。


東屋から20分ほど進んだところに、「戦場ヶ原展望台」が。
歩道から50mほど入ったところという標識に誘われて、覗いて行くことにした。


『白樺がきれいだねぇ』
『雨、止みそうだねっ』


再び熊笹の中を赤沼駐車場を目指す。


戦場ヶ原から中禅寺湖へ注ぐ流れに架かる橋を渡る。
赤沼駐車場まであと10分ほどのところである。
お揃いの合羽を着込んだ小学生と思しき一団が通り過ぎていった。
これから「龍頭滝」でも目指すのだろうか? 雨ニモ負ケズ、である。


『合羽着てると暑くて堪らないよっ』


13時22分、赤沼茶屋に出た。
小田代ヶ原展望台の東屋を出発してちょうど1時間が経過していた。


赤沼茶屋の裏手に駐車場があり、そこには既に貸切バスが待っていた。


14時15分、日光和の代温泉「やしおの湯」に到着。
入浴料は通常500円のところ、20名以上の団体割引で450円、65歳以上はさらに割引があり、280円という安さである。
そのためか、利用者は多い。
男性用の洗い場は10か所あるが、いつも順番待ちの状態だ。


ひと風呂浴び、先ずは冷たいビールで『乾杯っ!』
皆この瞬間が堪らなく好きなのである。


これはほんの一部。
後から後から菓子やつまみが回ってきて、つまみだけで座席を占有してしまった。
この後は、いつもの宴会で盛り上がったことは言うまでもない。
詳細は割愛させていただく。


途中、女性陣のリクエストに応じて壬生ハイウェイオアシスに立ち寄ることに。


目当てはこちらの農産物直売所とのこと。
聞くところにによると、「まゆみの会」では帰りには必ず立ち寄ることにしているそうだ。


それぞれ思い思いに野菜・果物を買い求め、壬生ハイウェイオアシスを後にした。
『今日は大変お疲れ様でしたぁ』



あいにく途中から雨が降り出してしまい、「龍頭滝」まで歩くことは出来なかったが、
豪快な「湯滝」を目の辺りにすることができ、また鹿も見ることができて、満足のウォーキングであった。
上りはほとんどなく、平坦なコースということから、女性陣には好評のようである。
次に機会があれば、戦場ヶ原を回るコースで、「龍頭滝」を目指すことにしたい。


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コメント
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