ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

煙突に見守られて 日立神峰山ハイキング

2013年11月30日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2013年11月30日(土)


毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成25年度第28回(2013年第39回)、「日立神峰山ハイキング」に参加した。


日立神峰山はときわ路パスの範囲となっており、これを利用するため、土曜日の実施となった。
11月30日は今年最後のときわ路パス有効日で、ぎりぎり間に合ったことになる。
日立駅に8時過ぎに到着するには荒川沖駅6時8分発の電車に乗らなければならない。
しかし、今の時期夜明け前でまだ暗い。
にも関わらず、11名が集まった。


土浦駅からいわき行き始発電車に乗り換えるべく、しばし待合室で土浦駅から合流する人を待っているところ。
しかし、土浦駅から乗車したのはたったの一人だ。4-5名を予想していたので、やや拍子抜けと云った感じ。
朝早くて、場所も遠く、しかも山登りということが敬遠されたのかもしれない。
結局この日の参加者は12名となった。


週末ということで通勤客の姿は見えない。
常磐線車内はご覧のように空いていて日立駅までゆったりと座れた。


8時11分、時刻表どおり日立駅に到着。
全面ガラス張りで超モダンな駅舎にびっくり。
『何時の間にこんな立派な駅になったのかしらねぇ』
『直ぐ前に海が見えるなんて素敵じゃないっ』


改修前の日立駅舎がどんな姿だったのかは利用したことのない私は知る由もないが、
大改修だったことは間違いないだろう。


動く歩道もある・・・
常磐線では初めてではないだろうか?


日立駅前広場もすっきりとしている。


バスターミナル


バスターミナル中央に扇風機のような「タービン動翼」が展示されていた。
日立製作所が寄贈したもので、発電用蒸気タービンの一部だ。
ステンレス鋼製で、直径5.4m、重さ約50t、回転速度は1500r/minとのこと。
ものづくりの都市日立市の基幹技術を結集した製品で、市のシンボルとして設置している、そうだ。


日立電鉄交通バスがやって来た。


乗車時にIC整理券を受け取る。可愛らしいカードである。
平成19年(2007)10月1日にICバスカードとともに「でんてつハイカード」として導入されたもので、
全国初のIC整理券とのこと。
ICカードと勘違いし、間違って持ち帰ってしまうトラブルが多発している、そうだ。
なお、乗車時に発行機に表示されている整理券番号を覚えておかなければならないのがやや不便である。


バス車内は最初は我々だけで貸切状態だった。
8時40分、発車間際になって乗り込んできた数名のハイカーとともにバスは発車した。


この日のスタート地点の日鉱記念館前へ向かう途中、車窓から大煙突が見えた。
建設当初は高さ155.7mあり、当時では世界一の高さを誇っていたが、平成5年に突然倒壊してしまった。
翌年に修復され、高さは54メートルとなった今もJX日鉱日石金属(株)日立事業所の設備として稼働中である。


9時3分、日鉱記念館前に到着。


さっそく準備体操をして、


9時11分、乗り合わせた別のグループが先ず出発!
(この後、一行とは神峰山頂上手前で折り返して来る時に遭った)


1分後、続いて我々も出発だ。


トンネル手前の階段を上がると、


舗装された道路に出た。


正面から浴びる朝日が心地良い。
今日も雲一つない素晴らしい天気である。


15分ほど舗装された道を進むと、登山道入り口があった。
高鈴山と神峰山の道標が並んでいる。


しばらく山道が続き、身体が温まってきた。
風が弱いのでその分温かく感じる。


登山口から10分足らずで高鈴山と神峰山の分岐点に到着した。
ここで服を脱いで体温調節をしよう!


奥日立分岐を通過。


奥日立分岐を過ぎると急坂が待ち構えていた。


『厳しい坂道だわよねぇ』


時折木々の隙間から見える景色に疲れが癒される。


神峰山まで0.3Km地点で一休み。
『もう一息だねっ』


10時10分、神峰山山頂(598m)に到着した。
『いやぁ なかなかの絶景だなぁ』


神峰山山頂から見た景色
海が見える。


大煙突もよく見える。


本当の山頂標識(598.7m)は直ぐ後ろの一段小高いところにあった。


神峰神社にお参りを済ませ、
次は羽黒山を目指そうと神社裏手に道があったので、いざ下り始めたが・・・


下り始めて1-2分、どうも様子がおかしい。
案内書に書いてあった標高差よりも坂道が急だし、方角も東寄り過ぎる。
このまま下ると日鉱記念館前に戻ってしまうのではないか?


いったん神峰神社まで引き返した。
神峰山へ登る途中、0.2Km地点の分岐点に「かみね公園」と書いてあったのを思い出した。
さらに0.2Km分岐点まで引き返して、道標と地図を確認。
『この道標を信じて行くことにしましょう!』


ということで、あらためて「かみね公園」を目指して下山開始である。
(結果的にこの判断は間違っていなかった)


「かみね公園」への道はところどころに急な下りもある。


『滑るから気を付けてっ』


急坂は一部分で全体的には道はなだらかで、歩き易い。


11時ちょうど、石尊山分岐点を通過。
石尊山への道は草や雑木に覆われてどこに道があるのかさえ分からなくなっていた。
『どこが道なんだろうねぇ』


道を遮るように張りだしたオオシマ桜の大木


羽黒山への坂道を前にして一休み。


『ここを登ったら羽黒山かなっ』


11時24分、羽黒山(490.8m)に到着。


昼食にはまだ少し早い。
昼食前に出来るだけ距離をはかどっておきたい。
昼食後に歩くのは疲れが倍増するためである。


枯葉がびっしりと敷き詰められた坂道を下ると・・・


急に視界が開けた。
伐採した後のようだ。


深まる秋景色の中を進む。


この辺りの木は斜面に垂直に生えている?


蛇塚
以下のように案内されていた。
むかし(戦国時代以前)このあたりは、巨木鬱蒼たる森林で、昼でも暗く、大蛇が棲んでおり、
村人達にたびたび危害を加えた。
村人はただ恐れをなすばかりで、どうすることも出来なかったが、
宮田の武人水庭若狭守がこの村人の難儀を救うため大弓をもって蛇を射止めた。
村人は喜ぶと共に後の祟りを恐れ、蛇の死骸をこの地に埋め、石碑を立て、供養をしたと云い伝えられている。
『なるほど、そうなの』


蛇塚を少し過ぎたところに”大煙突展望台”への上り口があったので、上ってみることに。


急坂を上っていくと、”大煙突展望台”があった。
(展望台と云っても草を刈りこんだだけだが)


大煙突
『倒れる前の煙突は見応えがあっただろうね』


高鈴山(623m)の鉄塔群もはっきりと見える。


煙突を眺めながらの弁当もまた格別である。


昼食も終わり、12時33分、あらためて「かみね公園」へ向けて出発だ!


小さな沢を渡る。


ヒサカキのトンネル
一直線に両側に整列するように並んでいるところを見ると人の手で植えられたもののようだ。


丸太の階段を下る。


木々の隙間から遠くに高萩方面の海が見える。


『段差が大きいから歩き難いわねっ』
丸太の急階段を下りきったところで、


市道に出た。


道標には市道でも「かみね公園」には行けるように表示されていたが、
道路を横断し、鞍掛山方面を目指すことにした。


鞍掛山一帯は日立市のハイキングコースとなっている。


『んっ 日鉱大煙突???』
かと思ったら、日立市清掃センターの煙突だった。


オオシマザクラに番号が付けられていた。
鞍掛山一帯は500本を越えるオオシマザクラをはじめ、ヤマザクラが観られるとのこと。
番号付けは「鞍掛山さくら100年委員会」によるもので、
100年後にサクラを残し伝えるために山づくりを行っているとのこと。


この日最高の急坂を前に鞍掛山の山頂を目指すかどうか相談していたところ、
『この先明るいから頂上は近いわよねっ』とどんどん登り始めた。
元気な女性陣である。


鞍掛山の山頂(248m)に到着。
『さすがに疲れちゃったぁ』
『248mしかなかったなんて 大して高くなかったんだねっ』


太平洋が一望だ。
高萩方面


鵜の岬温泉らしき建物も見える。


鞍掛山を下って「かみね公園」を目指す。


道路に出た。
前方に「かみねレジャーランド」の観覧車が見えてきた。


日立市かみね市民プールを通過


「かみねレジャーランド」横を「かみね公園」へ向かう。


14時4分、「かみね公園」へ到着。
元気があれば日立駅まで歩くことも考えていたが、万歩計は既に22,000歩を越えていた。
ここは無理をせず、バスで日立駅へ向かうことにした。


「かみね公園」の中を通り、近くのバス停へ。


「かみね動物園」前を通過しさらに下って駐車場を過ぎると、


国道6号線に出た。


バス停に到着とほぼ同時にバスが来た。
『ラッキーだったね~っ』


14時33分、日立駅に到着。


この日整理体操は省略し、動く歩道で駅に向かう。
まだ元気が残っているのか、歩く人もいる。
『今日は大変お疲れさまでしたぁ』


この日は全員初めての日立神峰山ハイキングだったが、好天に恵まれて晩秋のときわ路を楽しんだ。
きつい坂道もあったが、全体的に緩やかな道に皆さんの評価は高かった。
振り返ってみると、ずっと煙突に見守られながらの山歩きだったような気がする。


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30数年振りにギターを始めました

2013年11月28日 | ウマさんの趣味の部屋
2013年11月28日(木)


ハイキング仲間のMさんはハーモニカでも中心メンバーとして活躍している。
昨年(2012年)10月28日には土浦生涯学習センター「きらら」で演奏会があり、紹介させていただいたので、
覚えている方もいると思う。

そのMさんと飲む機会があり、話しの流れで『昔我流でギターをやったことがある』、と漏らしたことがあった。
そのことを覚えていたMさんからその後幾度となく『是非一緒にハーミニカとの合奏をやりましょう』との
強い(半ば強引)お誘いが今でも続いている。
結婚以来30数年近くもギターには触っていないので、『全く自信がありません』と丁重にお断りしているのだが、
『一度やったことがあれば、直ぐに感は取り戻せるよ』、と再三に渡り声を掛けられている。

年上の方からのお誘いには、滅法断るのが苦手な私である。
どうしようかと迷っていたところに、最近になってMさんから、
『三中公民館で毎週練習が行われているよ。友人を紹介するから是非行ってみたら』、とのメールが入り、
一度聴いてみることにするか、と1週間前の11月21日(木)、三中公民館を訪れ、練習を見学させてもらった。

その時感じたことは、皆さんとても上手で、30数年近くもギターに触っていなかった自分が、今から始めて
果たして皆さんのレベルに追いついていけるのかどうかということであった。
大いに不安を感じてしまった、のが実感である。
しかし、「ギターかえるの子」講師(女性)の先生が丁寧に教えてくれるということを聞き、
『それなら一度やってみよう』という気になった。
少しやってみてだめならその時あらためてお断りすることにしよう、と思った次第である。

この日(11月28日)練習はなく、荒川沖東公民館で合同の演奏会が行われるというので、覗いてみることにした。

荒川沖東公民館


荒川沖東公民館は、荒川沖駅前のドン・キホーテの裏手にあった。


建物の正式名称は「荒川沖東部地区 学習等共用施設」となっていた。


13時を5分ほど回り、公民館へ入ると「ギターかえるの子」の方達は音合せ・練習に余念がない様子だった。
13時30分からの開始となっているためか、観客はまだ10名ほどが来ているだけだった。


中に入るとプログラムが渡された。
曲はアンコール用3曲を含め、全部で17曲、ギター演奏だけのものと、歌用の曲が混じっている。
映画音楽や流行歌など、団塊の世代をちょっと過ぎた我々にとっては、昔懐かしい曲である。


裏面に歌詞が印刷されている。


三々五々ギターを聴きに集まったのは「ひまわりの会」のメンバー。
女性ばかり約20名が集まった。男は私一人だけだった。
13時30分、「ひまわりの会」のメンバーが揃った頃に演奏が始まった。


ここではいくつかの演奏を撮ったので紹介したい。
とても全部の曲は紹介しきれない。

映画音楽「第三の男」




「旅愁」
ギターの演奏に合わせて歌う「ひまわりの会」の皆さん。
(ギターから離れていたため音がよく聞こえない)




流行歌「瀬戸の花嫁」




アンコールの最後には「湯の町エレジー」の独奏でこの日の演奏会は締めくくりとなった。


家に帰って仕舞っておいたギターを早速引っ張り出してみた。
ケースに入れておいたので、誇りは被っていなかった。
ギターの弦は30数年前のままであったが、張替えなくてもは何とか音は出るようだ。
しかし、指が全くと言っていいほど動かない状態に少々あせりを感じた。
果たしてこんな状態でやっていけるのか、皆さんに迷惑をかけるだけではないか、悩みはつきない。
しばらくは皆さんの足手まといになるが、『やります』と言って以上、頑張るしかない。
講師の先生、皆さん、よろしくお願いしま~す。

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今年2度目 雪入ふれあいの里から三石森林公園へ

2013年11月22日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」

2013年11月22日(金)


毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成25年度第27回(2013年第38回)、「雪入ふれあいの里から三石森林公園」ハイキングに参加した。
今年の3月8日に一度歩いているので、今年2度目となる。
前回は冬だったので、今回は秋を楽しむことにしよう。


第一集合場所の土浦市民会館に集まったのは12名。
『いやぁ、今日は良い天気だねぇ』


車3台で第二集合場所の「雪入りふれあいの里」へ。
「雪入りふれあいの里」へ直行したNさんだったが、「雪入りふれあいの里」500m手前で急用の連絡が入ったとのことで、
急遽引き返してしまったのは残念である。
この日の参加者は、直行した他の4名と合せて結局16名となった。


さっそく準備体操
『空が青い~っ』


9時53分、出発!


先頭を行くのはこのコースがお気に入りと言う会長だ。
当会発足以前から毎年のように参加しており、優に10回は越えていると云う。


桜沢源流の沢を渡る、と言っても今の時期水は全く流れていない。


雑木林を進む。


拾光寺観音を見て行くことにしたが、回りは杉林に囲まれ、アオキに覆われて一段と暗くなった。


茂みの中を100mほど進むと、忽然と十一面観音像が現れた。拾光寺観音じっこうじかんのん)である。
何故こんなところに観音像が建てられているのか、分からない。


観音様にお参りしてしばらく下ると、林道に出た。
『この道で間違いなしっ』


舗装された緩やかな上の道を青年の家方面へ進む。
『身体が温まってきたわねっ』


鮮やかとは言えないが、紅葉もところどころに見ることができる。
『赤いもみじが混じってると良いのにねぇ』


真直ぐに伸びた杉が美しい模様を見せてくれる。


右に左に蛇行しながら上っていく。
首に背中に汗が滲むようになってきた。


10時31分、中央青年の家横を通過。


「いやしの里」へ続く砂利道を進む。


錦色の紅葉が美しい。
まもなく真っ赤に染まることだろう。


10時43分、歩き始めてちょうど50分、ホテル「いやしの里」駐車場に到着。


『富士山が見える~っ』


ぼんやりとだが富士山が雲の上に浮かんでいる。


左には霞ヶ浦と土浦市街地が見える。


一息入れた後、雪入の剣ヶ峰を目指す。


「いやしの里」の先から道が分かれており、右手は眺望コース、左は直登コースとなっている。
眺望コースは今年3月に歩いたばかりのため、まだ歩いたことのない直登コースを登ることにした。
『直登コースは厳しいよぉ』と言う会長に賛同する12名が眺望コースへ、
『初めてだし、挑戦してみようか』と言う4名が直登コースに挑むことになった。


直登コースは、最初からほぼ直線的な急坂が続き、途中から丸太の道になった。
それもけっこう長いので、きつい。会長が敬遠した理由が分かった。
『眺望コースにしときゃ良かったかな』 後悔することしきりである。


15分ほどで、パラボラアンテナ用の舗装された道路に出た。
日本山岳会員のベテランYさんも『いやぁ けっこう堪えたわいっ』と漏らすほどだ。


パラボラアンテナ塔
手前の塔は現在新設の工事中だった。


こちらが、現在稼働中の塔である。
関連工事のためか、入口の扉は開いていた。


その塔の横を通ってしばらく進むと、別の塔があった。
青い空に真っ白な姿が映えて美しい。


さらに50mほど進むとまた別の塔があった。
合計4つの塔が剣ヶ峰に聳えることになる。


パラボラアンテナ塔を過ぎて少し下って行くと・・・


眺望コースとの合流点に到着した。
直登コースを登り始めてちょうど30分が経過していた。
眺望コース組の姿が見えない。
既に通過してしまったのかと思い、アキバ峠方面へ進もうと歩きだしたら、かすかに話し声が聞こえてきた。
眺望コース組はまだ到着していなかった。


ものの数分もすると、眺望コース組が上ってきた。
『途中で少し長めの休憩を取ったから遅くなったようだねっ』


丸太に腰掛けて一休み。
『眺望コースは最後の100mがきついからねっ』


カエデに似た紅葉が美しい。


一息入れた後、アキバ峠を目指す。


少しばかり急な下りもある。
枯葉が滑り易いので、注意が必要だ。


『素晴らしい景色だわね~っ、登って来て良かったぁ』


パラボラ山コース唯一の絶景が目の前に広がる。
霞ヶ浦・石岡方面を望む。


合流点から約20分ほどでアキバ峠に到着。


お腹も空いてきたが、弁当は三石森林公園で食べることにし、その前に浅間山を目指すことにした。


浅間山の麓で休憩して待つと言う人を残して5名が浅間山に挑戦。


12時15分、浅間山(344.6m)の頂上に到着。
かなりな急登で、片道6分ほどかかった。


筑波山がとてもきれいだ。
この景色は登ってきた者への”ご褒美”と言えるだろう。
下で待ってる人には味わうことができない眺めである。


左に目をやると、少し前に歩いてきた剣ヶ峰が見える。
4つのパラバラアンテナ塔もはっきりと見える。


動画


浅間山を下山し、昼食場所の三石森林公園を目指す。


権現山・閑居山方面と三石森林公園への分岐点を右に曲がる。


きれいな鳥のさえずる声が聞こえるが・・・
『せっかく良い声なのに姿が見えないのは残念だわねぇ』


小さな沢を渡り、


この辺りでは数少ない紅葉を愛でながら進み、


12時50分、ようやく三石森林公園に到着した。
三石森林公園の見晴し台からの眺望(石岡方面)


動画


『お腹空いたぁ』 直ぐに弁当タイムだ。


会長は即席ラーメンに舌鼓を打つ。
ポットも持参なので、重かったことだろう。


わざわざポットを持って来たのは食後の熱いコーヒーを飲むためでもあるのだ。
『人数限定っ』 だそうだが、コーヒーを振舞うのはさすがである。


弁当タイムも終わり、後はゴールの雪入りふれあいの里を目指すだけである。
『いやぁ 天気が良くて気持ちが良いねぇ』
後半の先頭を務めるのはOさんだ。


前方にパラボラ山が見える。
パラボラ山の少し下が雪入りふれあいの里だ。
皆さん、足取りは軽い。


雪入りふれあいの里まで500mの地点を通過。
『もう直ぐねっ』


目の前に雪入りふれあいの里の建物が見えてきた。


振り返ると先ほど上った浅間山が見えた。
『あそこが浅間山だったんだぁ』


浅間山
以前は山頂には何もなかったが、アンテナ塔が建てられたことで、他の山と見分けがつくようになった。
一段と親しみが湧くことは間違いない。


整理体操をして、
『はいっ、今日は大変お疲れ様でしたぁ』


2013年3月8日に続いて、今年2回目の雪入りふれあいの里・三ツ石森林公園となった。
素晴らしい天気に恵まれ、秋らしいハイキングを楽しむことが出来た。
ホテル「いやしの里」からのパラボラ直登コースはさすがにきつかった。
次の機会は迷わず眺望コースを選ぶことだろう。


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関東ふれあいの道(神奈川)No.12「丹沢山塊東辺のみち」

2013年11月17日 | ウマさんの「関東ふれあいの道」を歩く
2013年11月17日(日)


”ウマさんの「続関東ふれあいの道を歩く」”では、2011年までは主に茨城県の「関東ふれあいの道」(全18コース)を歩いてきた。
”たまには県外を”ということで、昨年(2012年)は東京都の「関東ふれあいの道」(全7コース)を歩いた。
そして次は神奈川県の「関東ふれあいの道」(全17コース)を歩こうということになり、企画した。

第九回目となる今回は、コースNo.12(丹沢山塊東辺のみち:約11.3Km)を歩くことにした。

日曜日で早朝6時前ということもあり、常磐線車内はガラガラだ。外は未だ暗い。
前回に比べてやや距離が長いのと、本厚木から宮ヶ瀬行きの1時間に1本しかないバスに合わせるため、
常磐線の出発を30分ほど早めたためである。
(バスは1時間に1本(毎時40分)しかないので、乗り遅れるとかなり無駄な時間待たなければならない)
しかし、出発時刻を早めたことによる連絡の手違いで、1名が乗り遅れ、止むなく引き返すというハプニングも。


小田急新宿駅
7時31分発の小田原行き急行電車に乗り込む。


小田急線車内
全員ゆったりと座れて本厚木まで快適なひと時である。


本厚木駅には8時23分に到着。
8時40分発の宮ヶ瀬行きバスは5番乗り場で、本厚木駅前の道路を渡ったコンビニの前にあった。
コンビニのトイレを借りようとしたが、”使用禁止”の札が貼られていた。
ここは駅舎内で用を足しておく必要があるので要注意だ。
(ちょうどバス停の真ん前のため、トイレだけを利用する客が後を絶たない?ための措置なのであろうか?)


9時15分、スタート地点の坂尻バス停に到着。


9時24分、近くの民家前の空き地(駐車場?)で準備体操をして、出発!


50mほど進むと、「関東ふれあいの道」の案内標識があった。
法論堂林道(おろんどりんどう)を進むよう案内されているが、
「関東ふれあいの道」の案内地図では右に進むようにも解釈できるため、橋を渡って右へ進もうとしたところ、
犬の散歩をしていた女性が『こっちは行き止まりですよっ』と言う。


『真直ぐ行くと半原越に行きます』と親切に教えてくれたのである。
危うく出発地点で道を間違うところだった。
丁重に礼を言い、あらためて半原越目指して出発である。


『いやぁ 最初っから道を間違うところだったよぉ』
たまたま犬の散歩の女性が通りかかったことは、なんと運が良かったことか。


一見ホテルのようにも見える障害者支援施設の「清川ホーム」を通過。


小さな川に沿って進む。


おらんど工房
地元の野菜やみかん、ぼたもち・赤飯などが売られていた。


法論堂林道の起点の標識


「関東ふれあいの道」の標識
半原越まで3,3Kmとある。


リッチランド前で道は大きく右カーブしている。
コテージ、キャンプ、露天風呂などの文字が。
日帰り温泉露天風呂(650円)の看板も見える。
機会があれば、利用してみたい。


しばらく進むと左手の崖の上にポツンと1軒の家が建っていた。
「山荘みさき」とあるところから、旅館かホテルだろう。
『大雨が降ったら危ないよなぁ』


法論堂林道を道なりに進むと、車を制限している個所があった。
普通車は通れるくらいの広さである。全くの”通せんぼ”ではないようだ。


前方に木々の間から形の良い小さな山が見える。
この方角から推察するに、華厳山(602m)と思われる。


歩き始めて50分、半原越はまだである。
意外と時間がかかる。


”清川宝の山”と書かれた石碑のようなものが。
”宝の山”??? 単なる杉林にしか見えないが・・・
その後何ヵ所かで同じ碑を見掛けた。
多分、この辺り一帯の杉山のことを言ってるのだろう。


林道の途中視界が開け、山々が連なっているのが見えた。
宮ヶ瀬湖、丹沢の方角と思われるが、はっきりとは分からない。


10時37分、歩き始めて1時間以上が過ぎたので、陽当りの良い場所で一休み。


半原越を目指す。


ロードサイクルを楽しむ人もちらほら。


11時ちょうど、半原越に到着。
バス停から半原越までの4.8Kmを1時間半以上もかかったことになる。
半原越は、今回の「コースNo.12 丹沢山塊東辺のみち」と「コースNo.17 北条武田合戦場のみち」の分岐点となっている。
こちらは「コースNo.17 北条武田合戦場のみち」の経ヶ岳への道である。
『またここまで同じ道を歩かなきゃならないのかねぇ』
『次またこの道はもう良いんじゃないっ?』
代わりの手段として、ここまでタクシーを利用する手も考えられるが・・・


この日の「コースNo.12 丹沢山塊東辺のみち」は道路反対側にあった。


11時15分、一息入れた後、仏果山を目指して出発!
いきなり急登の坂で始まった。


急坂はゆっくりと登るに限る。


3分ほど登ると平坦な道になって一段落だ。


右手後方に小高い山が見えた。経ヶ岳(633m)だろうか?


全員揃うのを待って、再び仏果山を目指す。
『けっこうきつい坂道だったなぁ』


尾根の道は、しっかりと根が張っていて、歩き易い。


小さなアップダウンが続く。


左手に木々の間から宮ヶ瀬湖が垣間見えた。
ズームアップすると、ピントが手前の木に合ってしまい、肝心の宮ヶ瀬湖がボケてしまった。


急な丸太の階段が待ち構えていた。
難度4とはこのことなのか?


『いやぁ けっこう急だったねぇ』


丸太の階段を登りきったところに、ベンチがあったので、一休み。


「関東ふれあいの道」の里程標は、残り5.3Kmを表示している。
『半分以上来たことになるんだぁ』
半分以上来たことを知って、少しばかり元気が湧いてきた。


また、やや平坦な道になった。
上り下りの途中に平坦な道があると、楽である。


少し急な上りを登ると・・・


革籠石山(かわごいしやま 640m)という標識が立っていた。
「関東ふれあいの道」の地図には載っていない。


たまたま居合わせた夫婦に訊くと、こちらは愛川町方面とのこと。
仏果山まであと1.5Kmほどらしい。
時刻は11時56分を指していた。仏果山に到着するのは13時頃と思われる。


後から登って来た若い(と言っても推定30代後半か)3人組の山ガールに道を譲った。
『お先にどうぞっ』 『ありがとうっ』
やはり若さには勝てない。


12時14分、空きのベンチがあった。しかし、ここで弁当と云う訳にはいかない。
昼食は仏果山に着いてから、と云うことが事前の申し合わせなのである。
”この先道幅狭し 注意”の看板が。


案内どおり尾根の道幅が大分細くなってきた、と同時に岩が目立ち始めた。
『足場が悪いから注意しなくちゃねっ』


梯子が備え付けられていた。
この先どんな道が待ち構えているのか、少々不安が募る。


仏果山まで0.4Kmの地点を通過。


眼下に宮ヶ瀬湖、さらに左手に大山(1252m)の山々が展望できる。


前方の小高いところが仏果山(747m)と思われる。
もう少しだ。


道幅の細い尾根を進むと・・・


鎖場が待ち構えていた。
先ほどの山ガールが、ちょうど鎖場に挑んでいるところだった。


鎖場の中央付近から愛川町方面の眺望


左手眼下には宮ヶ瀬湖が満々と水を貯めているのが見える。
鎖場からの景色は素晴らしい。


鎖場の距離は数十mほどしかなかった。
難度4は、あっけなく終わったという感じである。


鎖場を過ぎれば仏果山かと思ったら、道はまだ続いていた。
しかも急な岩場である。


仏果山直前のこの急坂が一番堪えた。
もしかしたら、ここが難度4だったのかもしれない。


12時44分、やっとのことで仏果山山頂(747m)に辿り着いた。


直ぐに弁当、といきたいところだが、その前に証明写真を撮っておかなくちゃ。
撮影ポイントは展望台前となっている。
展望台をバックに全員の証明写真を撮影完了。


弁当の前に展望台へ上ってみることに。
愛川町、厚木方面


大山方面


宮ヶ瀬湖
360度、なかなかの絶景である。


13時ちょうど、展望台前のベンチで仲良く並んで弁当タイムだ。


13時25分、弁当タイムも終わり、下山開始!


『いやぁ、急な下りだねぇ』


紅葉も少しばかり味わえる。
少し時期が早いのか、色合いがもうひとつと云ったところ。


下り始めて20分ほどすると前方の視界が開けた。なかなか良い眺めだ。
前を行くのは上りの途中で道を譲った山ガールのようだ。
同じ道を歩いていたとは知らなかった。


鉄塔を過ぎると、今度は薄暗い杉林の中を下る。


山麓の家々が次第に大きく見えるようになってきた。
それだけ急坂を下っていると云うことだろう。


14時3分、下り始めて約40分、舗装された道路に出た。
ゴールの半原バス停まで2.5Kmの地点である。


一息入れて半原バス停を目指す。


再び舗装された道路に出た。
半原バス停まで、残り2Kmである。


先行するのはあの山ガールたちだ。
後に続いて歩いていると、「ふれあいの村」付近で彼女たちの姿が見えなくなった。


ようやく人家が見えて来た。


赤い橋は国道412号だろうか?


”ホタルの里”の看板が。
環境庁選定「ふる里 いきものの里」松葉沢ホタル生息地とある。
源氏ボタルは6月上旬頃から、平家ボタルは6月下旬頃から発生するそうだ。


目の前が急に明るくなった。
紅葉が美しい。


日蓮宗の寺院半原山顕妙寺
山門の外からこの日の無事をお参りした。


緩い坂道を下ると、


右手に半原の町並みが一望できる。


半原バス停は道路を横断し直進、と案内されている。


指示通りに道路を横断し、直進。


左折すると小川が流れており、


立派な緋鯉が泳いでいた。


中津川の堤防の手前に道祖神と刻まれた石碑があった。
お地蔵さんのような道祖神は見当たらない。


道祖神を右に曲って100mほど行くと、一見学校のような神奈川県織物工業組合の建物がある。


道路を渡ったところがゴールの半原バス停だ。
14時55分、何とか無事に到着した。
14時50分発の本厚木行きバスは出発した直後だ。
この日は整理運動は省略し、次のバスが到着するまでの25分間を思い思いに過ごした。
めいめいストレッチ体操などで身体をほぐした。


15時20分、厚木バスターミナル行きのバスがやって来た。


半原バス停が始発となっている。
乗り込んだのは我々と数人のみだったが、厚木市内に到着する頃にはほぼ満席状態に。


16時10分、本厚木駅前に到着。
『皆さん、今日は大変お疲れ様でしたぁ』


この日のコースは、難度4と紹介されていたこともあり、前回に続き、2名が参加を見送った。
また、電車に乗り遅れたD子さんは、この日都合が悪くて参加できなかった人が別の日に歩くことになっているので、
そちらに合流してもらうことで一件落着ということに。

「関東ふれあいの道」全160コースのうち、唯一難度4と紹介されている「丹沢山塊東辺のみち」に挑んだが、
無事歩き終えることができてホッとしている。


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車内で弁当もまた良し 花貫渓谷・土岳ハイキング

2013年11月15日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2013年11月15日(金)


毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成25年度第26回(2013年第37回)、「花貫渓谷・土岳」バスハイキングに参加した。

貸切バスでの「花貫渓谷・土岳ハイキング」ということで、第一集合場所は土浦地区三中地区公民館。
6時38分、常南交通の貸切中型バスがやってきた。


バスは天川団地入口・土浦市民会館と回り、この日の参加者22名全員が乗り込み、
定刻の7時30分より5分早く出発した。


いつもの朝食の弁当を食べ終わる頃、


友部SAに到着し、最初の休憩。


ここで昼食の弁当が運ばれてきた。


”たこめし”の文字と蛸の絵柄が透けて見える。
どんな味がするのか、お昼が楽しみである。


バスは快適に常磐道を走る。


高萩ICで降り、8時56分、花貫駐車場に到着。
広い駐車場は、まだ車もまばらである。


この日は常磐道だけということもあり、さすがに早い。
土浦市民会館から1時間半も経っていない。


昼食の弁当”たこめし”を受け取り、


早速いつもの準備体操をして、


9時6分、元気よく出発!


最初に「不動滝」を見て行くことにした。
「不動滝」は、花貫駐車場から直ぐのところにある。


”カッパ伝説の滝”と紹介されている「不動滝」
落差はさほどないが、水量が多く水音が回りの木々にこだまする。


「乙女滝」も見て行こう。
不動滝の100mほど上流にある。


「乙女滝」
川幅も広くて「不動滝」よりも迫力がある。
名前に似つかわしくないのではないか。


舗装された道を花貫渓谷の名勝「汐見滝吊り橋」を目指して進む。
会旗を背に先頭を行くのは会長だ。
最近歳のことを気にするような発言が多いが、まだまだ元気である。


左手を流れる花貫川に沿って進むと、次第に色づいた木々が望めるようになった。


出発して20分ほどして、「汐見滝吊り橋」に到着した。
錦色の紅葉が美しい。
自分はどちらかと云えば、真っ赤な紅葉よりも錦色の紅葉が好きである。


吊り橋から見る紅葉は最盛期にはもう一つといった感じ。
『もうちょっとという感じねっ』


『お日様が照ってればもっと良かったのになぁ』
あいにくの曇り空が恨めしい。


「汐見滝吊り橋」を渡り、土岳登山口がある小滝沢キャンプ場へ。


小滝沢キャンプ場への途中で見た紅葉。
この辺りは黄色が多い。


花貫川のせせらぎの音が気分を癒してくれる。


小滝沢登山口に到着し、男性陣は地図で場所と登山ルートを確認。


対照的に、女性陣はこれからの上りに備えて上着を脱いで準備万端である。
『寒いかなと思って厚着して来ちゃったのよっ』


9時41分、準備が整ったところで、土岳の頂上目指して、登山開始だ。


杉林の中、緩やかだった坂道が次第にきつくなってきた。


9時51分、土岳山頂まで1.3Kmの地点を通過。


『凄いわねぇこの木、ど根性杉だよねっ』
人為的だろうが、一回転しても立派に育っている。
自然の逞しさを感じる。


10時ちょうど、ここらで一休みしていこう。
水分補給で一息つく。


杉林を過ぎると回りが明るくなってきた、と同時に・・・


急な坂道が始まった。しかも岩だらけの路である。


急な坂道が続く。
『けっこうきつい上りだわねっ』


ところどころに赤く染まったカエデが目を楽しませてくれる。


岩の隙間の落ち葉の間から小さなカエデの木が顔を出し、たった一枚の葉を精一杯に赤く染めていた。
『小さい秋、見~つけたっ♪』


『頂上はまだなのぉ』 『これを登りきったら頂上は近いと思いますよぉ』
このやりとりが何度か繰り返されたが、山頂はもう少し先のようだ。


『しっかり手を握ってっ』 『ありがとうっ あたし軽いでしょっ?』
雨で岩が濡れると危険だが、幸いなことにまだ雨は降っていない。


しかし、10時30分、岩を登りきった頃になって、突然雨が降り始めた。
Weather Newsでは午後3時頃から雨の予報になっていたが、山の天気は気まぐれだ。
大した雨ではなかったが、雨が降り出す前に岩場を登り終えていて本当に良かったと思っている。
最悪の場合は、土岳を目の前にして引き返すことになるかもしれなかったのだから。
素早く雨具に着替えて山頂を目指す。


土岳山頂まであと10分の標識を過ぎると、今度は小さな下り坂だ。
『下るって云うことはまた上るってことよねっ』


しかし、小さな下りを過ぎると、路はほぼ平坦になった。
『あと10分の標識から5分以上歩いたし、そろそろ頂上じゃねっ?』


山頂近く、少しばかりの紅葉も。
ただ、時期が早いのか色合いは淡い。


11時ちょうど、土岳山頂の展望台へ到着。
展望台へ上がる人はいない。
『この天気じゃぁ何も見えないしねっ』


土岳山頂(599.7m)
右に見えるのは三角点だ。


土岳山頂は木はほとんど生えておらず、草原のような平坦な場所で、雨を凌げる場所はない。
昼食には少し早過ぎるため、欅平キャンプ場まで降りることにした。


バス運転手に中戸川登山口近くまで迎えに来られるか連絡したが、近くに居た人に訊いても道が分からないとのこと。
仕方がないので、弁当を食べる場所を求めて欅平キャンプ場を目指すことにした。


山頂から15分ほどで欅平キャンプ場に到着したが、ここにはキャンプ設備の他には小さな東屋があるだけだった。
『時間もまだ早いし、バスで食事を摂ることにしましょうっ』の会長のひと声で、


中戸川登山口を目指した。


薄暗い杉林の中を下る。


小滝沢登山口からの上りよりも路はそれほど険しくはない。
『こっちから登れば楽だったんだねっ』


林の中を歩くこと30分ほどで麓の民家が見えてきた。


12時9分、中戸川登山口に到着。
ここでKさんが、脚を攣って遅れていることが判明。付き添いの人数人も一緒とのこと。
これ以上歩くのは無理な様子らしい。バスに迎えに来てもらうしかないようだ。


再度バスの運転手に連絡を試みたが、今度は携帯が圏外の表示で繋がらない。
こうなったら、約2.5Km先の花貫駐車場まで歩いてバスを迎えに行くしかない。
数人で向かおうとしたが、『ここでじっと待っていても寒い』と言うので、
未だ到着していないKさんと付き添いの数人を残して、急ぎ足で花貫駐車場へ向かった。
(全員が花貫駐車場まで急ぎ足で歩くのは非効率なため、途中で待ってもらい、バスに拾ってもらうことに)


駐車場へ向かう途中の紅葉(その1)
こんな風景を撮っている場合ではないのだが・・・
花貫渓谷の紅葉がもう一つだったため、撮ったという次第。


駐車場へ向かう途中の紅葉(その2)


40分ほどで、花貫駐車場に到着。
運転手さんに状況を説明し、中戸川登山口まで引き返してもらった。


全員無事に揃ったところで、ようやく弁当タイムだ。


花貫渓谷近くの別の駐車場で弁当をと思ったら、『バスはご遠慮願ってます』とのことで、追い出されてしまった。
仕方がないので、鵜の岬「鵜来来の湯十王」へ向かう車内で食べることにした。
走る車内で食べる弁当も悪くない。時間の有効活用にもなって一石二鳥である。


三浜(さんぴん)の”たこめし”
蛸で炊き上げたご飯はきれいな桜色に染まっている。
蛸の桜煮は、やや堅めの歯ごたえだったが美味かった。ボリュームもたっぷりだ。
(三浜(さんぴん)とは大洗、那珂湊、平磯の三つの浜を総称して呼ばれている)


国民宿舎「鵜の岬」まで1Kmの標識


14時27分、「鵜来来の湯十王」に到着。
太平洋を眺めながらのひと風呂でこれまでの疲れもどこかへ。


友部SAで最後の休憩を取る。
外はまだ明るい。


帰りのバス車内。
いつもの”乾杯”の写真は今回は省略したが、盛り上がったことは言うまでもない。
『今日は、大変お疲れ様でしたぁ』


茨城県に住んでいながら県北の花貫渓谷ハイキングは今回が初めてである。
個人的には20年以上も前に一度花貫ダムを訪れたことがあるだけだ。

この日はほんの一時期雨に降られはしたが、花貫渓谷、土岳のハイキングを楽しむことができた。
バス車内での弁当は想定外だったが、ハプニングもあり記憶に残る例会となった。

常磐道一本で走行時間も短く、バスに揺られて疲れも少ないことからか、『次は「花園渓谷」だなっ』の声も。
その時はまた”たこめし”にするか、別の弁当にするか、判断に悩むことになりそうだ。


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