ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

心行くまで堪能 館林・つつじと歴史のみち

2019年04月26日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2019年4月26日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
2019年度第4回(2019年第16回)、「館林・つつじと歴史のみち」ウォーキングに参加した。

三中公民館
前日に比べて10°近くも低い気温のなか、寒さと風凌ぎのため玄関の庇下でバスを待っているところ。


待つこと10分余の7時16分、バスがやって来た。


この日の参加者は26名で、27人乗りのバスはほぼ満席となった。
皆さん、笑顔いっぱいだ。
『今日は楽しみなのよね~っ』
天気は気にならない様子である。


早速、いつもの朝食のおにぎりを食べながら、


学園西大通り(県道274号)を走り、


7時41分、つくば・牛久ICを通過し、


一路圏央道を走る。


久喜白岡JCTで圏央道から東北道へ。


東北道を走ると、間もなく羽生PAだ。


8時36分、羽生PAで15分の休憩を摂った。


8時56分、館林ICを通過し、一般道へ。


館林IC近くの手造り弁当屋「香月」でこの日の昼食弁当を受け取り、


出発地の東武伊勢崎線館林駅を目指す。


9時20分、館林駅に到着
雨はまだ少しではあったが降っていた。


体調を整えて、9時30分、つつじが岡公園を目指して出発!
この日の先頭はTKさんに代わってKSさんが務める。
傘を差してのウォーキングは久し振りである。


館林駅前の駅前通りを直進する。


道路脇にはツツジが植えられている。
『館林らしいわねっ』


館林うどん前を通過。
『館林はうどんが有名なんだよねっ』
『”館林うどん”って社名みたいねっ』
”株式会社館林うどん”とある。


さらに道路を直進し、


市役所前交差点を横断すると、けやきの並木になった。


9時47分、館林文化会館前を通過


文化会館前の一角に詩人・小説家佐藤春夫が詠んだ詩碑があった。
遊館林 新雪の 山遠し 沼ところどころ 春男
昭和35年12月、佐藤春夫が館林を訪れ、その時の印象を詠んだもの。


館林市役所が左に見えた。


館林城ゆめひろばを左に曲がり、


館林市役所を通過


館林市役所の先を右に曲がって左に館林女子高を見ながら進む。
箏曲部、なぎなた部、マンドリン・ギター部、放送部など女子校ならではの宣伝横断幕が並んでいる。


9時56分、向井千秋記念こども科学館、


続いて田山花袋記念文学館前を通過


10時2分、城沼に架かる尾曳橋を渡る。


尾曳橋から見た城沼
『けっこう広い沼なんだね~っ』
遊歩道は一周約5Kmほどだそうだ。


尾曳橋を渡って直ぐを左に折れてつつじが岡公園へ。


つつじが岡公園内を進む。
『宇宙が描かれてるみたいだねっ』
宇宙飛行士の向井千秋さんが館林市出身ということと関係があるのだろう。


つつじが岡公園内を進む。


総合管理事務所でつつじ園の入園料を払って、
(通常620円のところ20名以上の団体は510円になる)


いざつつじ園内へ。


園内に入ると、右手新公園に満開のツツジの花が迎えてくれた。
ちょうどこの頃になると、雨もほぼ止み傘なしでも歩けるようになった。


10時29分、満開のツツジをバックに記念撮影を済ませておこう。
この後はたっぷりと自由時間を設けて各自園内を散策してもらうことにした。
1時間後の11時30分~40分に東口正門に集まることにした。


昭和5年2月に完成したという新公園のツツジ(1)


新公園のツツジ(2)
当時旧公園より650株のツツジを移植した、とある。


新公園のツツジ(3)
この公園には江戸(東京)大久保で作られていた有名なキリシマツツジ系の品種が数多く見られる、とのこと。


新公園のツツジ(4)
このことは、日本のツツジの公園の中でも、ここしか見られない大変貴重な公園、だそうだ。
ツツジのトンネルを潜り、キリシマツツジ古木群の中を進む。


新公園のツツジ(5)


新公園のツツジ(6)
ムーヴィー片手に撮影に余念がないYMさん。


つつじ園の東正門には入園記念の撮影場所が用意されていた。


ここからは名勝躑躅ヶ岡公園(旧公園)になる。
旧公園内のツツジ(1)
旧園内には、ヤマツツジ、キリシマツツジ、リュウキュウツツジなど約100余品種以上、
約1万株におよぶツツジが育成されている。


旧公園内のツツジ(2)


旧公園内のツツジ(3)


旧公園内のツツジ(4)


旧公園内のツツジ(5)
どのツツジも『素晴らしい』の一言である。


旧公園内のツツジ(6)
躑躅ヶ岡公園の碑
公園付近一帯は、古くからからヤマツツジが自生していて、「躑躅ヶ崎」と呼ばれていた。


旧公園内のツツジ(7)
米国のツツジ、シャクナゲ協会会長D.リーチ氏に”世界一”と言わせた折り紙つきで、
国際花と緑の博覧会で最高の「名誉賞」を獲得した、そうである。


旧公園内のツツジ(8)
小さな藤棚があり、藤の花もツツジに負けじと咲き誇っていた。


旧公園内のツツジ(9)
昭和9年12月28日には国の名勝に指定された、そうである。


旧公園内のツツジ(10)
真っ白い花も可憐で美しい。


旧公園内のツツジ(11)
勾当内侍遺愛(こうとうないしいあい)のツツジ
推定樹齢800年のヤマツツジで、その昔、新田義貞が妻の勾当内侍のために植えていた古木を、
江戸時代初期の館林城主榊原忠次がこの地に多数移植させた。
そのうち、特に樹形の美しい名木と紹介されている。


旧公園内のツツジ(12)
『花びらが大きいわねぇ』


旧公園内のツツジ(13)
園内では会員の皆さんと突然ばったりと会ったりする。
『ほんとに素晴らしいわね~っ』
『今日は来て良かったわ~っ』


旧公園内のツツジ(14)


旧公園内のツツジ(15)


旧公園内のツツジ(16)


旧公園内のツツジ(17)
八重咲きヤマツツジ全景


旧公園内のツツジ(18)
八重咲きヤマツツジの花びら


健康優良樹に指定されている、


旧公園内のツツジ(19)
室町時代にはすでにツツジが植生する地域ではあったが、娯楽としては、
享保六年(1721)に松平清武一行が「躑躅ヶ崎」での花見を行ったことが現状では
最古と思われる、とのこと。


旧公園の突き当たりには、「日の出屋」 「筑波屋」といった食事処も。


旧公園内のツツジ(20)
間もなく見頃を迎えそうだ。


躑躅ヶ岡公園のツツジを堪能し、つつじ園東出口へ向かう。


城沼の貸ボート
先ほどまでは小雨が降っていたせいか、今は誰も乗る人は見当たらない。


途中、平成つつじ園のツツジを見ながら東正門へ向かう。


『今は低木でもそのうち大きくなるんだよねっ』


田山花袋文学碑


11時30分、つつじ園の東正門に到着した。
三々五々、全員が集まって来た。


つつじが岡公園を出てバスが待っている駐車場へ向かう。


11時51分、バスに到着し、弁当を受け取る。


この日の弁当は「香月」の”とりめし弁当”だった。


”とりめし弁当”
たれで味付けされたご飯にスライスされた鶏肉が乗っていた。
昼前だったが、適度にお腹が空いていたので、美味しかった。


食事風景(1)


食事風景(2)


食事風景(3)


12時32分、弁当が終り、雨も上がっているので、城沼に沿って歩いて館林駅へ向かうことに。
なお、運転手さんにはここでもうしばらく待機してもらい、館林駅近くになったら、迎えに来るよう
あらためて連絡することにした。


城沼自然探勝路へ。


城沼自然探勝路を進む。


城沼自然探勝路を進み、
12時45分、”朝陽の小径” 2000mの地点を通過


”朝陽の小径”をしばらく進むと、県道365号に合流した。


県道365号沿いの”朝陽の小径”は幸楽苑の所で左に折れていた。


城沼を左に見ながら”朝陽の小径”を進む。


”朝陽の小径”を進む。


”朝陽の小径”の地図があった。
『まだ半分をちょっと過ぎた所なんだぁ』


終南山見松院善導寺前を通過
浄土宗の寺院で、本尊は阿弥陀如来


”朝陽の小径”を進む。


”朝陽の小径”を進む。
『桜の時期も良さそうだねっ』


『藤が満開だわっ』


『何かのお堂のようだねっ』
薬師堂とのこと。


”朝陽の小径” 3,500m地点を通過。


城沼の対岸には、つつじが岡公園が見える。


”朝陽の小径”を進む。


巨法山善長寺前を通過
曹洞宗の寺院で、本尊は地蔵菩薩


”朝陽の小径”を進む。


小さな加法師橋を通過し、


適当な休憩場所を探していると、右手に小さな公園があった。
そこには、きれいに咲き揃った藤棚があった。


『きれいな藤だね~っ』


公園の裏手に小さな祠があった。
館林七福神の弁財天が祀られている。


七福神の向かいには、館林市の守護神尾曳稲荷神社が。
社殿屋根銅板の奉納を受け付けていた。
銅板の裏に祈願内容や住所・名前などを書いて奉納する、ものだそう。
『いやぁ なかなか立派な稲荷神社だねぇ』


尾曳稲荷神社を後にして、館林駅を目指す。


13時47分、館林第二資料館前を通過
旧上毛モスリン事務所、田山花袋の旧居が無料で見学できる、とある。


向井千秋記念こども科学館


向井千秋記念こども科学館裏には、館林城の土塁と石垣跡が見える。


館林駅を目指す。
常南交通バスの運転手さんに館林駅に向かっていることを連絡した。
(館林女子高の向かい側辺り)


市役所沿いの道を館林駅へ。


13時57分、館林城三の丸跡、土橋門入口前を通過


県道7号市役所前交差点を横断し、


14時2分、「館林うどん」を過ぎた所で、後ろから来たバスが道路横に止ってくれた。
館林駅の手前だったが、ここでバスに乗り込んだ。


館林市内を抜けて、国道354号を走る。


バス後部座席では、持参のワインなどで盛り上がった。


15時7分、道の駅「ごか」に到着


道の駅「ごか」で土産物を探す。
こちらの売り場ではたくさんの花や野菜などが売られていた。


こちらは土産物が売られている。


土産には生蕎麦を買った。
今夜はせいろ蕎麦で一杯やろうと思う。


15時33分、道の駅「ごか」を後にして、圏央道五霞ICに向けて出発!


その1分後に圏央道五霞ICを通過


バスは圏央道を快適に走る。


15時56分、「世界真光文明教団」の総本山横を通過


その頃のバス車内
後部座席の皆さんは、少しお疲れの様子。


つくばJCT 4Kmの標識が見えた。


16時9分、つくば・牛久ICを通過
時折霧のような雨が降ったりしているが、大したことはなさそう。


16時19分、三中公民館に無事到着した。


『お疲れさま~っ』
手を振って見送る皆さん。


『またね~っ』

『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』

東武伊勢崎線館林駅をスタートし、館林城跡に建つ建物に今昔の歴史を感じながら、
「つつじが岡公園」を目指した。
「つつじが岡公園」では、ほぼ満開を迎えたツツジを鑑賞し、館林市のツツジの歴史を学んだ。
スタート時は小雨だったが、「つつじが岡公園」では雨も上がり、”世界一”と称されるツツジを堪能できた。
昼食後は”朝陽の小径”を周回して城沼の景色を心行くまで楽しんだ。
道の駅「ごか」で買った生蕎麦での晩酌の一杯が殊の外美味かったことを添えておきたい。

この日の万歩計は、16,000歩を少し超えていた。

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ツツジ間もなく満開 とげぬき地蔵から六義園へ

2019年04月19日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2019年4月19日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
2019年度第3回(2019年第15回)、「とげぬき地蔵から六義園」ウォーキングに参加した。

荒川沖駅7時59分発の電車を待っているところ。


日暮里駅で山の手線に乗り換え、9時21分、出発地の巣鴨駅に到着した。
この日の参加者は21名である。


巣鴨駅前の白山通り(国道17号・旧中山道)の向こう側が巣鴨地蔵通り商店街への入口に通じる。


白山通り(国道17号・旧中山道)を横断し、


アーケードのある商店街を進む。
まだ殆どの店は開店直後か開店前の状態である。
いつも先頭を務めているTKさんは、白内障手術のため今日と来週はお休みだ。
そのため、YMさんとKS子さんの2人に先頭を務めてもらっている。


アーケード商店街を進んで行くと、


左手に江戸六地蔵尊として有名な旧中山道の醫王山真性寺があった。


9時28分、真性寺に到着
元和元年(1615)に中興された真言宗豊山派の寺院で、本尊は薬師如来。


六地蔵
江戸に出入りする街道の入口に建てられた六体の地蔵の一つで、正徳四年(1714)に建立された
銅製の坐像。
江戸六地蔵の由来説明板によると、
江戸深川の地蔵坊正元が不治の病にかかり、病気平癒を両親とともに地蔵菩薩に祈願したところ、
無事平癒したことから、京都の六地蔵に倣って宝永三年(1706)造立の願を発し、人々の浄財を集め、
江戸市中六ヶ所に地蔵菩薩をそれぞれ一躯ずつ造立したと伝えられている。


江戸の六地蔵は、ここ第三番真性寺(中山道)の他に、
第一番品川寺(東海道)、第二番太宗寺(甲州街道)、第四番東禅寺(奥州街道)、
第五番霊巌寺(水戸街道)、第六番永代寺(千葉街道)がある。
ただし、第六番永代寺は明治維新の廃仏廃釈で廃寺となり、地蔵尊も川口の鋳物工場に
払い下げされた、そうである。
代仏として、JR鶯谷駅近くの浄名院に第六番地蔵が建立されている、とのこと。


真性寺を後にして巣鴨地蔵通り商店街へ。


巣鴨地蔵通りは「おばあちゃんの原宿」と言われる。


巣鴨地蔵通りを進む当会の女性陣。
『お店がびっしり並んでるわねっ』


塩大福で人気の「元祖塩大福 みずの」


まだ少し時間が早いせいか、人通りは少ない。


元祖「地蔵尊煎餅 むさしや」を過ぎると、


9時39分、高岩寺(こうがんじ)の山門に到着した。
巣鴨の「とげぬき地蔵」の名で親しまれる曹洞宗萬頂山高岩寺である。
慶長元年(1596)に湯島に開かれ、その後、下谷屏風坂に移り、
巣鴨には明治二十四年(1891)に移転して来た、とのこと。


手を洗い清め、


線香の煙を治癒したい身体の部分にこすりつけ、


「とげぬき地蔵尊」にお参りだ。


「とげぬき地蔵尊」として親しまれるご本尊は、霊験あらたかな延命地蔵尊だが、
秘仏のため拝観はできない。


その代わりに本堂前に石造の聖観音「洗い観音」があり、心に刺さったトゲ、心に宿る咎(とが)を
抜き去ってくれるということで、その利益を求めて高齢者を中心に参拝者が絶えない。
自身の治癒したい部分に相応する観音像の部分を洗う、または濡れタオルで拭くと利益があるという。
土日には参拝者が列をなしている状況だが、平日の午前中のためか並んでいる人はそれほど見えない。


洗い観音の右隣りには水子観音らしき像が。
こちらの観音像にお参りする人はあまりいなかった。


「とげぬき地蔵尊」を後にして、巣鴨地蔵通り商店街を進む。
『しっかりお参りして来ちゃったわっ』
『御利益があると良いわねっ』


巣鴨地蔵通り商店街を庚申塚を目指す。


巣鴨名物赤パンツの「マルジ」
そもそもの始まりは、へその下にある丹田というツボを赤のパワーで刺激するために
作られたものだとか・・・


9時50分、あじフライとえびフライが人気の「ときわ食堂」前を通過
土日や昼時は外に行列ができるほど混んでいるが、まだ開店前のようだ。


巣鴨地蔵通り商店街のアーチを通過


9時58分、巣鴨の庚申塚に到着
60日に一度巡ってくる庚申の夜、天帝に罪を告げに行く三尸(さんし)という虫を阻止するために、
一晩寝ずに過ごし、寿命が縮まるのを防ぐという中国伝来の信仰である。


江戸時代に日本各地に広がり、中山道では板橋宿に入る手前のここの庚申塔が有名、とのこと。
道の神、旅の神としてご利益のある猿田彦大神を祀っている。


猿田彦大神を祀っていることから、犬ならぬ赤いちゃんちゃんこを着た猿の狛犬が。
台座には三猿も彫られている。


庚申塚にお参り
室町時代の中頃から庚申待ちが行われるようになり、さらに僧侶や修験者の指導によって、
講集団が組織され、江戸時代になると各地に庚申講がつくられ、その供養のため庚申塔が
造立されるようになった。


ちょうど都電荒川線の電車が通過するところだった。
都電荒川線には一度も乗ったことがないので、一度乗ってみたいと思っている。


都電荒川線庚申塚駅を通過
(写真は王子方面)


都電荒川線を横断したあたりから地蔵通り商店街は庚申塚商栄会に変り、
幾分華やかさがなくなった感じ。


庚申塚商栄会通りを進んで行くと、


右手の民家の屋根越しにすがも鴨台(おうだい)観音堂が見えた。


10時10分、大正大学キャンパスの建物の横に建つすがも鴨台観音堂に到着。


平成25年5月に完成したすがも鴨台観音堂は、八角・三匝の階堂で、堂内の回廊は
往路と復路が交わることのない二重螺旋構造になっている。
その構造を巻き貝のサザエ(栄螺)に例えて「鴨台さざえ堂」とも呼ばれている。


鴨台観音堂の前には何故か蛸の人形が。
『蛸とどんな関係があるのかなぁ?』


鴨台観音堂の中に入ってみよう。(中は撮影禁止となっているので写真はここまで)
一階に不動明王の従者である制吒迦童子を祀り、頂上階に御本尊である聖観自在菩薩
(鴨台観音)を安置している。
上り階段の壁面には、17文字の梵字(般若心経の真言)が書かれており、
この階段を上ることで般若心経を読誦したのと同じ功徳が得られる、とのこと。


10時24分、鴨台観音堂を後にして、直ぐ先の明治通りを右折して進む。


大正大学正門前を通過すると、


明治通り(都道305号)と白山通り(国道17号)が交わる交差点があった。


白山通り(国道17号)を横断し、


右に曲がって白山通りに沿って進む。


白山通りを少し進んだところを左に曲がり、小さな路地へ。


住宅地を進む。


『随分狭い径だなぁ』 『ところで径は合ってるのかなぁ』
少々不安ではあるが、兎に角行ってみよう!


10時36分、四谷怪談で知られるお岩様の墓があるという長徳山妙行寺(みょうぎょうじ)に到着した。
『道を間違わなくて良かった~っ』 


妙行寺の境内に入ると、右手に魚河岸で犠牲になった生類の”魚河岸供養塔”、


都内全うなぎ商の菩提心により建てられた”うなぎ供養塔”、


遺骨を預かる納骨堂などが並んでいる。


妙行寺本堂と高祖日蓮大聖人像


本堂裏のお岩様の墓へ向かう。


本堂裏のお岩様の墓へ。
『凄いお墓の数だよね~っ』


突き当たりに小さな鳥居があった。


鳥居を潜ると次のような由緒が書かれていた。
お岩様が、夫伊右衛門との折り合い悪く病身となられて、その後亡くなったのが
寛永十三年二月二十二日であり爾来、田宮家ではいろいろと「わざわい」が続き、
菩提寺妙行寺四代目遵上人の法華経の功徳により一切の因縁が取り除かれた。
この寺も当時四谷にあったが、明治四十二年に現在地に移転した。
お岩様に塔婆を捧げ、熱心に祈れば必ず願い事が成就すると多くの信者の語るところである。


浅野家の墓所
忠臣蔵で有名な浅野家の墓や浅野内匠頭夫人・瑶泉院の供養塔がある。
その直ぐ裏に、


お岩様の墓があった。
『けっこう立派な墓なんだね~っ』


お岩様の墓にお参りした後、本堂前へ戻る途中に八重桜が咲いているのが見えた。
隣の善養寺の八重桜である。


薄い桃色の八重桜と


緑っぽい八重桜が満開状態だった。
『どっちも見事な八重桜だよねぇ』


妙行寺本堂前で一休み。


『一息入れようっ!』


妙行寺を後にして次の目的地本妙寺へ。
10時53分、都電荒川線の線路を横断し、


小さな道を進む。


都議会議員選挙の候補者とその運動員とすれ違った。
『この辺の候補者はみな歩いて運動してるんだねぇ』
スピーカーも持ってないので、静かな選挙運動である。
地元の土浦市議会議員選挙とはかなりの違いがある。


小さな路地を進み、


10時59分、朝日小学校向かいの豊島区立朝日公園前を通過。


この辺りから本妙寺への道が分からなくなった。
『近くまで来てるはずなんだけどなぁ』


探し回ること7-8分余の11時11分、徳栄山本妙寺に無事到着することが出来た。
『意外と近くにあったんだねっ』
『住宅に囲まれてるから分からないよねっ』


本妙寺には、明暦大火供養塔を始め、江戸後期の北町奉行遠山金四郎景元や剣聖千葉周作の墓の他、
囲碁家元本因坊歴代の墓、江戸後期の将棋棋聖天野宗歩の墓などの史跡がある。


本堂にお参りを済ませ、


本堂裏手の墓地へ。


江戸後期の剣豪千葉周作成政の墓


江戸後期の北町奉行”遠山の金さん”で知られる遠山金四郎景元の墓


『立派な墓だねぇ』
『何て刻まれてるのかしらっ?』


本妙寺の高麗門を後にして染井霊園へ。


染井霊園が見えて来た。
明治七年(1874)開園の都立霊園では最も小さい霊園、とのことだが、なかなかどうしてかなり広い。


染井霊園の西そめいよしの通りを進む。


ソメイヨシノの古木が並んでいた。
『桜が満開の時期に来たかったわね~っ』


西そめいよしの通りを右に折れて霊園の中を進む。


染井霊園の中を進む。
江戸末期、この辺りは染井村と呼ばれ、この地の植木職人が品種改良したのが桜のソメイヨシノである。


皆さん何やら見入っているのは・・・


染井霊園に眠る著名人の墓一覧だった。
岡倉天心、高村光太郎・千惠子などの名前が見える。


二葉亭四迷や水原秋桜子の名前も。
『けっこう有名人の墓があるんだねぇ』


染井霊園を後にしてJR駒込駅方面へ。


通りから少し入った所の「染井よしのさくらの里公園」に行ってみた。
公園は既に桜は終わって緑一色に変わっていた。
『こうやって見ると普通の公園だねっ』


「染井よしのさくらの里公園」を後にして六義園を目指す。


11時58分、染井橋を渡る。


『桜色にすれば良かったのにねっ』


前方に六義園の染井門が見えた。
桜と紅葉の時期はここから入園出来るとのことだったが・・・


”正門へお回り下さい”との案内表示が。
”染井門は特別なイベントのみに開ける臨時の出入り口で、通常は閉めます”とある。


白山通りを六義園の正門へ。


12時7分、この日の最終目的地である六義園に到着した。
六義園は、川越藩主柳沢吉保が元禄十五年(1702)に築園した回遊式築山泉水庭園で、
小石川庭園とともに江戸二大庭園と称された。


入園料は通常300円のところ、65歳以上は半額の150円となるが、20名以上の団体は
さらに割引があり、120円となる。
サービスセンターで21名分の入園料を払って、園内へ。


自由時間を設けて見学することにしようと思ったが、見学後は駒込駅まで行って、
そこで解散することにしているので、それならばここで先に解散した方が良いのではと言うことになり、
自由時間は設けずにこの後は自由に見学してもらうことにした。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでした~っ』
『心ゆくまで六義園の景色を楽しんで下さいね~っ』


六義園つつじMAPでおおよそのコースを確認。
時計回りで園内を見学することにした。


入口に真っ赤な布の台が。
和風味満点である。


一部のツツジ(八重霧島)は間もなく見頃を迎える感じだ。


内庭大門を潜ると、


正面に枝垂れ桜の大木が。
桜の花びらは既に散っていて見ることは出来なかったが、緑一色の大木は見事である。


さらに門を潜ると、


芝生に低木の松の和風庭園が広がっていた。


左側に心泉亭が。
心泉亭は、有料の貸室になっている。
いくつかの部屋があり、大きさ(人数)によって料金は異なる。


『素敵な庭園だわね~っ』


正面に見えるのは、妹山(いものやま)・背山(せのやま)と呼ばれる中の島にある築山である。
古くは女性のことを妹(いも)、男性のことを背(せ)と呼び、中の島は男女の間柄を表現している、とのこと。


大泉水の真ん中には蓬莱島がある。
神仙思想を主題とした石組みの一種で、典型的な洞窟石組(アーチ形)の島、と紹介されている。


対岸には吹上茶屋が見える。


先行していた皆さんがベンチに腰を下ろして一休みしていた。
『お先にっ!』


滝見茶屋の中を通り、


飛び石を渡ると、


正面に水分石が。
石の間から水が流れ落ちている。


時雨岡辺りから見た大泉水


吹上峯辺りのツツジは、まだ半分程度の咲き具合だった。


吹上茶屋前を通り、


藤代峠方面へ。


白鷗橋から見た大泉水


園内で一番高い築山である藤代峠のツツジ。
間もなく満開を迎えると思われる。


藤代峠へ上ってみることに。


藤代峠の頂きの富士見山(35m)からの眺望は素晴らしい。
藤代峠は、紀州(和歌山)にある同名の峠から名付けられた、とのこと。


パノラマ写真


藤代峠を下り、下から藤代峠を見上げると・・・


当会の皆さんの姿が・・・


富士見山からの眺望を楽しんでいる様子。


満開のツツジ(1)


満開のツツジ(2)


2枚の大岩からなる渡月橋を渡る。


渡月橋から見た大泉水


渡月橋から見た藤代峠方面


皆さんと合流して出口へ向かう。


休憩所兼売店
お腹が空いて来たのでここでうどんでも食べて行こうかと思ったが、駒込駅まで我慢することにした。


出口へ向かう。


12時52分、出口に到着した。
結局、殆どの皆さんがほぼ同時に到着したことになり、あらためてここで解散することにした。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


駒込駅を目指す途中、駒込駅前に台湾餃子の店(駒込餃子軒)があったので入ることにした。


先ずは生ビールで『かんぱ~いっ』 『お疲れさま~っ』


台湾ラーメンと餃子のセットを注文。
これがけっこう美味しかった。


昼食後、駒込駅から山の手線で上野駅へ。
上野駅で品川発の常磐線に乗り換え、帰路に就いた。
電車は空いていた。

『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』

巣鴨のとげぬき地蔵から六義園へのウォーキングを無事終了した。
桜の時期にはちょっと遅く、ツツジには少し早かったが、六地蔵を始めとげぬき地蔵、地蔵通り商店街、
庚申塚、お岩様の墓、遠山金四郎景元の墓、染井霊園、最後は六義園と見所は多かった。

次週は”館林・つつじと歴史のみち”と称して、貸切りバスで館林を訪れる予定になっている。
館林つつじヶ丘公園での満開のツツジを期待したいものである。

この日の万歩計は、13,000歩を少し超えていた。

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山桜も見頃 雪入ふれあいの里から青木葉峠

2019年04月12日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2019年4月12日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
2019年度第2回(2019年第14回)、「雪入ふれあいの里から青木葉(あきば)峠」ハイキングに参加した。

この日のコースは、2013年11月22日以来なので5年半ぶりとなる。

第一集合場所の乙戸沼公園の桜が美しい。


既に満開は過ぎたものと思っていたが、どうしてどうして今が見頃ではないかと思わせる咲きっぷりである。
今年はどこも桜の花の持ちが長いようだ。


乙戸沼公園に集まったのは、15名。
車4台に分乗し、第二集合場所の雪入ふれあいの里へ。


9時40分、雪入ふれあいの里に到着。
雪入ふれあいの里から見える浅間山と周辺の山桜の景色が素晴らしい。
ソメイヨシノと山桜の間に淡い新緑が混ざりあって、まるで羽毛に包まれたような
今でしか味わえない景色である。


パノラマ写真


雪入ふれあいの里には直行者が11名、ピアタウンから4名が集まっていた。


結局この日の参加者は、合計26名となった。
まずまずの参加者である。


男性陣最年長の一人KKさん(85)の号令による準備体操(1)をして、


準備体操(2)


準備体操(3)


10時9分、いつものようにTKさんを先頭に出発!


県立中央青年の家方面を目指す。


急な階段を下り、


森の中へ。


先ずは拾光寺観音(じっこうじかんのん)を目指す。


拾光寺観音へ向けて、


杉林の中を進んで行くと、


林の中に突然拾光寺の観音像が現れた。


石造りの十一面観音菩薩像である。
この日の安全を祈願して、


次は中央青年の家方面を目指す。


中央青年の家への道標
前回(2013年11月22日(金)はこのようなルートはなかったように思う。
雪入探検隊のボランティアによって整備されたようだ。


中央青年の家への林道を進む。


アップダウンの林道が続く。


林道を進んで行くと・・・


10時31分、中央青年の家&いやしの里に通じる道路に出た。


中央青年の家方面へ。


『だらだらときつい坂道だね~っ』 『久し振りの上りはちょっと堪えるなぁ』


10時34分、いやしの里への近道となる保沢(なるさわ)新道への分岐点に到着。


分岐点で一休みしていこう。


『汗かいちゃったわっ』
上着を1枚脱いで体温調節だ。


一息入れて、


保沢新道へ。


保沢新道を進む。


保沢新道は自身は2度目だが、初めてという人がほとんどだ。


10分ちょっとでいやしの里へ通じる道に合流した。
左側へ行くと中央青年の家である。


いやしの里を目指す。


いやしの里方面へ


『牡丹桜がきれいね~っ』


牡丹桜は八重桜とも言う。


きれいな牡丹(八重)桜である。


いやしの里方面へ。


ホテルいやしの里駐車場への入口は閉じられていた。
無断駐車を避けるための措置ではないかと思われる。


11時2分、ホテルいやしの里の門に到着


ホテルいやしの里
”下界を見下ろす絶景の露天風呂” ”筑波山の隠れ家宿”が売り、らしい。
一度宿泊してみたいと思っている。


『見晴らしが良いわね~っ』


標高245mのホテルいやしの里からの眺望


TKさんたちの姿が見えないと思っていたら、自動販売機前で飲み物を飲んでいるところだった。


剣ヶ峰を目指す。


右の眺望コースへ。


少し進むと、石抱桜と書かれた標識が。


標識の先を見ると、根元でしっかりと石を抱いた桜の木が見えた。
石抱桜だ。


緩やかな坂道の眺望コースを進む。


周りには山桜の木は生えているが、下から見上げるため桜の花は見えにくい。
いずれも満開のようだ。


道端にやや大きめな山桜の木があった。


弁天桜 ”雪入七福神桜”とある。


2つのこぶのような膨らみが乳房に見えるので、弁天桜と名付けられたのかも・・・
『このこぶが名前の由来なのねっ』


続いて円周率桜の標識が。


標識の指す方を見ると2本の桜の木が。
2本とも幹周りが3.14mあったので円周率桜と名付けられたのだ。


突然視界が開けた。
”眺望コース”という名の由来だろう。


『あそこに見えるのは青年の家じゃないっ?』


中央青年の家の屋根が見える。


弥勒岩と描かれた標識が。
ここから80mほど逸れた所とある。
『次に来た時に行ってみようかねっ』


ほとんど水の流れていない小さな沢を渡ると、


丸太の階段が現れた。
『ここから急坂になるみたいねっ』


別の小さな沢を渡ると・・・


眺望コースは左へ大きく曲がっていた。
右は直登ルート経由青年の家とある。健脚向きのコースらしい。
『この坂道を上ると剣ヶ峰なんだよねっ』


急勾配の丸太の階段を上る。


山の斜面に紫色の小さな花が1箇所にまとまって咲いていた。


よく見ると、スミレの花だった。
『スミレの花はやっぱり可愛いわね~っ』


急勾配の丸太の坂道を上る。


雪入翁桜の横を通過
今年の2月8日(金)雪入ふれあいの里から圓明院の帰りにこの雪入翁桜の前を通り、
スリルを味わいながら雪入ふれあいの里へ下ったのは記憶に新しい。


11時10分、剣ヶ峰広場(360m)に到着


剣ヶ峰からの眺めは素晴らしい。


剣ヶ峰広場でしばし長めの休憩を採る。


しばし休憩の後、


全員揃って記念撮影だ。


12時8分、剣ヶ峰を後にして、青木葉(あきば)峠を目指す。


最高齢のHA子さん(88)はいつも先頭G、今日も元気である。


緩やかなアップダウンが続く。


青木葉峠へ。


青木葉峠を目指す。


12時14分、雪入山(345m)を通過
周りはほとんど平なので、標識がなければ、ここが雪入山山頂とは気が付かない。


木々の隙間から左手に筑波山(877m)が見える。


右手には雪入の里の景色が広がる。


『桜並木も見えるわねっ』


さらに進むと、パラグライダー離陸場跡があった。
かつてここからパラグライダーが離陸していた所だ。


離陸場跡からの眺望


少し下ると、


大黒桜があった。
”雪入七福神桜”である。


さらに下ると、青木葉峠の道路が見えた。


12時29分、青木葉峠に到着。


舗装道路を下る。


カーブを曲がると正面に浅間山(345m)が見えた。


緩やかな坂の道路を下ると・・・


銀命水の水汲場があった。
銀命水を汲んで持ち帰る人は誰もいない。


水汲場の横に銀命桜が。


坂道を金命水方面へ下って行くと、ふれあいの里公園と指された分岐点があった。
『ここを下りましょうよっ』とSB子さん。
1週間ほど前にここを下ったとのこと。


いきなり急な下りだ


片側に張られているロープをしっかりと掴みながら下る。


『気をつけてっ』


『随分急な下りだなぁ』


杉林の中を下る。


前方が明るくなってきた。出口が近そうだ。


急坂を下ること10数分、雪入ふれあいの里公園と三石森林公園への分岐点七曲に出た。


『お疲れさま~っ』
七曲では先着組が笑顔で迎えてくれた。


最後尾のメンバーが下り終えた。


雪入ふれあいの里へ向かう。
『ソメイヨシノと山桜が同時に見られるぅ』


『この山桜はきれいだねぇ』
『ほんと、見事だよねっ』


12時58分、雪入ふれあいの里まで残り500mの地点を通過。


福禄桜 ”雪入七福神桜”だ。
『この山桜も満開みたいだねっ』


雪入ふれあいの里は近い。


右手に満開を少し過ぎた桜並木を眺めながら進むと・・・


正面に雪入ふれあいの里が。


13時10分、ゴールの雪入ふれあいの里に到着した。


『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


この日は午後3時から三中公民館で総会を開催した。
総会の様子


出席者は役員7名を含めて35名となった。


議長に選出されたTSさんの進行で順調に議事は進む。


新しく会長となったTKさん。


平成最後の例会で念願の皆勤賞を受賞して喜ぶTKさん。


今年1月に80歳を迎えられたSZ子さんには、新会長になったばかりのTKさんから
功労賞の賞状と記念品が手渡された。


今年は5年ぶりの雪入ふれあいの里から青木葉峠を歩くコースだったが、
ソメイヨシノと山桜の両方を堪能することが出来た。
この時期にソメイヨシノと山桜の両方を満喫出来たというのは今まで一度もなかった、
と記憶している。大変珍しいことだと思う。
この日は弁当なしだったが、次回訪れる際は弁当を持参することにしたい。

午後から総会を開催し、無事新年度がスタートした。
実質的には、4月5日からスタートしているが、総会を経たということで、
新たな気持ちで新年度に向けてのスタートが切れたということになる。
この一年を無事故で元気に乗り切っていきたい、と思う。

この日の万歩計は、13,000歩を計測していた。

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今まさに満開 農林団地の桜見物

2019年04月05日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2019年4月5日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成31年度第1回(2019年第13回)、「農林団地の桜見物(つくば市)」ウォーキングに参加した。

農業関係の研究機関が並ぶ、いわゆる農林団地の桜見物は、自身としては平成25年(2013)4月5日以来で、
6年ぶり2回目となる。
奇しくも同じ日となった。

この日第一集合場所の乙戸沼公園に集まったのは15名。
今回は地元でもあり、天気も良いのにやや少ないなと思いながら、第二集合場所の
つくば市上横場のヨークベニマルへ行ってみると・・・


ヨークベニマルには直行した人が既に10名ほど集まっていた。
合せると、25名というまあまあの人数になった。


KKさんの号令により準備体操(1)


準備体操(2)


準備体操(3)


準備体操(4)


9時40分、いつものようにTKさんを先頭に出発!
農林団地を目指した。


後に続く皆さん。
天気は上々、この日のつくば市の予想最高気温は21度だ。


筑波学園病院前を通り、


市道を農林団地方面へ。
『この辺は大きくて立派な塀の家が多いのねっ』


料理屋「筑前」前を通過
和風・中華・うなぎと描かれた看板が。
『なんでも屋のようだねぇ』
Webによると、品数が多く、ボリューム満点な日替わり定食ランチがお薦め、とあった。


市道を進むと・・・


常磐高速道を跨ぐ橋に到着した。
正面が農林団地である。


橋手前の信号を渡り、


常磐道を跨ぐ。
車の流れは順調だ。(写真は東京方面)


9時49分、常磐道を跨ぐと直ぐに”農林さくら通り”が始まった。


”農林さくら通り”の両側には桜の並木が続いている。
全長約1.5kmの両側にソメイヨシノを主体に、八重桜や山桜など500本もの桜が
きれいな花を咲かせる、とのこと。


この日の桜はほぼ満開状態である。


『いやぁ ほんと良い時に来たもんだね~っ』


満開の”農林さくら通り”を進む。


場所によっては、桜の枝がややまばらな木も見られるが・・・


それでも桜の花は満開状態だ。


『今まで来たなかで一番良く咲いているって状態だよねっ』


『やっぱり今の時期は桜に限るわよね~っ』


9時53分、農村工学研究所前を通過。
こちらは対照的に緑一色の並木である。
『桜並木とはまた違った景色も見られるんだぁ』


農林交流センター本館前の枝垂れ桜
『枝垂れはまだこれからって感じだねっ』


”農林さくら通り”に戻って桜並木を進む。


”農林さくら通り”を進む。


『この辺は特に満開状態だねっ』
『最高の時期に来れて良かったわ~っ』


10時4分、「食と農の科学館」入口に到着。
『前に来た時にはこの辺に菜の花がいっぱい咲いてたんだよねっ』


6年前はこんな感じだった。
(平成25年(2013)4月5日撮影)


”農林さくら通り”に戻り、


右手に「食と農の科学館」の農業地を見ながら進む。


”農林さくら通り”を振り返って見たところ。


”農林さくら通り”の桜(1)


”農林さくら通り”の桜(2)
『見事な咲きっぷりだねぇ~っ』


”農林さくら通り”を進む。


道路に這いつくばって写真を撮っている人も。


”農林さくら通り”は続く。


”農林さくら通り”を進む。


ヒマラヤ杉の並木だ。
可能であれば戻る時に通ってみることにしよう。


『そろそろ桜並木の終点かなっ』


10時15分、”農林さくら通り”の終点、稲荷川に到着した。


稲荷川を流れる水は白濁していて、お世辞にもきれいとは言えない状態だ。


稲荷川の先は、農業環境技術研究所の敷地になっており、この先へは進めない。


とりあえず稲荷川の袂で恒例のお茶タイム(1)


お茶タイム(2)


お茶タイム(3)


お茶タイムの後、稲荷川の下流へ。


稲荷川に沿って進み、


最初の橋を右折して、


真っ直ぐ進んで行くと・・・


ヒマラヤ杉のこんもりした木立があった。


木立の左手は、きれいに区画された試験用らしき農地が広がっていた。
『いやぁ これは凄く広いね~っ』


木立の中を進む。


右に折れて別のヒマラヤ杉の並木に沿って、最初は舗装道路を進み、


途中で並木の中を進み、


最後は並木の反対側の農業地に沿って進む。


突き当たりの”農林さくら通り”手前を左に曲がり、”農林さくら通り”に沿って
農業地内を進む。
前回(平成25年(2013)4月5日)は、ここを逆方向に歩いた所である。
左側には一面に菜の花畑が広がっていたことを思い出す。


現在は広大な農業地になっている。
『もう菜の花は栽培しないのかしらねぇ』


”農林さくら通り”に沿った農業地を進む。


農業地から見える”農林さくら通り”の桜も素晴らしい。


”農林さくら通り”に沿った農業地を進む。


農業地を通り抜け、”農林さくら通り”に戻って進む。


観音台2交差点を横断して右方向へ。


こちらも両側に桜並木が続いている。


そのとき突然、自転車に乗ったYN子さんが現れた。
YN子さんは牛久に住んでいるので、自転車で駆け付けたという訳だ。
『よく来たわね~っ』
これでこの日の参加者は26名になった。


地図を片手に桜並木を進む先頭のTKさんと、KB子さん。


観音台2交差点から150mほどの所を鋭角的に左に曲がる。
この辺りは三角形になっている所である。


横断歩道を渡り、


”農林さくら通り”方向へ進むと、


農林水産技術会議事務局筑波事務所の建物が。


農林水産技術会議事務局筑波事務所の前で最後の休憩を摂る。


満開の桜
『この辺の桜は今がまさに満開って感じだねっ』


満開の桜を後にして”農林さくら通り”へ。


”農林さくら通り”に戻り、ゴールのヨークベニマルを目指す。


”農林さくら通り”を走る車が心なしか増えてきた感じがする。
桜見物の車ではないだろうか。
この分では、明日土日はかなり大勢の見物客が押し寄せることだろう。


ヨークベニマルを目指す。


ヨークベニマルを目指す。


『今年は最高の桜見物になったわね~っ』


”農林さくら通り”の入口は近い。


11時10分、常磐高速道を跨ぐ橋に到着。


常磐高速道(写真は土浦方面)


常磐高速道を渡った所にコンビニがあり、女性たちが揃って店の方へ。
買い物でもするのかと思ったら・・・


見るだけらしい。
『ここのコンビニの野菜は新鮮で、人気があるんだって』
コンビニの野菜が評判とは知らなかった。


ヨークベニマルを目指す。


ヨークベニマルを目指す。


筑波学園病院前を通過すると、


左手にカワチ薬品とヨークベニマルが見えて来た。


11時18分、ゴールのヨークベニマル駐車場に到着。


到着後、次週(例会後に総会を予定)の周知をして、解散にした。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』


2019年度第1回は、6年ぶりとなる農林団地の桜見物だった。
農林団地の桜はまさに満開を迎えたばかりで、心ゆくまで桜を満喫した。

毎年この時期には各地の桜見物を企画しているが、年度の第1回目の金曜日が
ちょうど満開の時期にぶつかるということは今までにはなかったことである。
天気にも恵まれ、2019年度は上々の滑り出しとなった。

この日の万歩計は、9,000歩を少し超えていた。

ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”へ戻る。

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