ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

申し分ない天気! 小町の里から鬼越山~小町山

2022年10月22日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2022年10月21日(金)

隔週金曜日(2020年度から隔週に変更)、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が
主催する、令和4年度(2022年度)第11回、令和4年(2022年)第13回、「小町の里から鬼越山~小町山
ハイキングに参加した。

今回、令和元年(2019年)11月1日以来3年振りに小町山ハイキングとなった。
身近な低登山として、ここ数年は毎年のように企画はしているのだが、コロナ禍や雨などで
中止を余儀なくされていた。
翌年の令和2年(2020年)9月11日には出発時は小町山登頂を目指したものの、年度後半の初回
だったということで、低山と言えどいきなり登山は厳しいと判断されたため、コースの途中で
東城寺へとコースを変更した経緯がある。

この日の(荒川沖周辺の方達の)第一集合場所は乙戸沼公園
乙戸沼


乙戸沼公園入口の銀杏も黄色く色づき始めて来た。
間もなく真っ黄色に染まることだろう。
乙戸沼公園に集まった6名は、2台の車に分乗して出発地の小町の館へ。


小町の館に着いてみると、既に大勢の会員が集まっていた。
結果、この日の参加者は25名となった。
予想を上回る参加者だ。


この日のコース説明に続いて、TK会長から挨拶があった。


この日は準備体操担当者が休みのため、各自でストレッチをすることに。


念入りにストレッチを行い・・・


9時56分、小町山目指して出発!!


最近TK会長は足の具合が思わしくないとのこと。
上りはそれほどでもないが、下りは足に負担がかかるので足首が痛いそうだ。
小町山登頂後は、予定したコースではなく短縮コースを先に下りたいとのこと。


小町の館を出発して道路沿いに進み、小町山・朝日峠ハイキングコース方面へ。


小町山ハイキングコース入口へ。


朝日峠登山道入り口を左に曲がると、小町山ハイキングコースだ。
『この景色はいつ見ても癒されるし、落ち着くねぇ』


自分もこの景色は小町山ハイキングコースでも気に入ってるひとつだ。


小町山登山口を右に曲がる。


『今日はハイキング日和で良かったなぁ』
『元気で行って来ま~すっ』


登山口入口で、早くも上着を脱いで着替えだ。
『もう汗かいてきちゃったわっ』


TK会長は最初からシャツ一枚だ。
『今日はそんなに寒くなかったからねっ』


真っ青な空にハンググライダーが気持ち良さそうに飛んでいた。
『いやぁ 今日の眺めは最高だろうな~っ』


”山ノ神”に無事を祈願して・・・10時7分、登山開始!!


尾根・沢コース分岐を左の沢コース方面へ。


薄暗い杉林を進む。


杉林の中、沢コースを進む。


沢を流れる水の音が心地よい。
今の時期にしては水量はけっこう多い方である。


10時20分、熊の石(東城寺方面)分岐点に到着


熊の石経由での鬼越山は厳しい坂道があるため参加を見合わせたい、という声があったため、
熊の石への分岐はせず、分岐点を真っ直ぐ進む。


分岐点を進むと・・・「願いの滝」がある。


「願いの滝」
竹の樋から水が流れている。
『これでも”滝”なんだねっ』


「願いの滝」の先に休憩所があったので、ここで一休みだ。


KMT子さんが自宅で採れたという柿を配り始めた。
『重たいから早く配っちゃいたいのっ!』


『うわぁ 美味しそうだね~っ』
『どうぞ どうぞっ! 遠慮しないでねっ!!』


皆さんに配り終えたようだ。
『リュックが軽くなったわっ』
『甘くて美味しいねっ!!』  『自宅でこんな甘い柿が採れるなんて羨ましいわねっ』


”三石”への分岐点”しずく石”を目指す。
”しずく石”から”三石”へは鬼越山への近道でそれほど険しくないので、最近は人気があるそうだ。


急坂の山道を上って行くと・・・


右手に”姫の滝”が見えた。


『今日は楽しいねっ』
健脚揃いの女性の皆さんは元気いっぱいだ。


10時42分、”三石”への分岐点”しずく石”に到着した。
”しずく石”の名の由来だろうか、大きな岩の下から水が流れ落ちている。


『頑張って~っ!!』
”しずく石”の上で後続を待っている女性の皆さんからのエールが響く。


少し遅れて最後尾の2名がやって来た。
後で分かったことだが・・・
このうちの1名が気分が悪くなり、”しずく石”で下山することにした、という連絡があった。
もう1名も付き添いとして一緒に下山したそうだ。
気分が悪くなった人は、この10月に入会したばかりで山上りは初めてだったとのこと。


そんなこととはつゆ知らず、”三石”目指して山道を進む。


10時54分、”三石”に到着して、一番大きな”三石”の前で一休みしている皆さん。


『いやぁ 少々疲れたよ』と言いつつも笑顔いっぱいのHRさん(82)
かつては山男で鳴らしたそうで、いつも元気がすこぶる良いのも頷ける。


(新しく切り開かれた)山道を登る。
『以前このコースはなかったよねっ』
小町山へのコースは、ボランティアの方たちにより何らかの手が入れられていることが多い。
自分も時々小町山へ上るが、その度に新たな発見があったりして、それがまた楽しみにも
なっている。


新たな山道を登ると・・・


新しく作られたベンチがあったが、


数が少なくて直ぐに女性陣に陣取られてしまった。


一息後鬼越山を目指すと、11時16分、小町山沢コースの展望岩へ通じる”仲良小径”の分岐点に到着した。


”仲良小径”分岐点から鬼越山へは新たに緩やかな巻径が作られていたので、巻径を進む。
以前は直登の急な山道だったが、巻径はやはり楽である。
ボランティアの方たちに感謝したい。


11時22分、”松の木広場”に到着した。


新しく作られたベンチはあっという間に女性陣に占領されてしまった。
もう1か所ベンチがあったのだが、先客がいたので諦めざるを得なかった。


鬼越山を目指す。
鬼越山へはあと少しだ。


鬼越山の麓の道に到着した。
鬼越山はあと15mほど登るだけだが、『戻って来るんだったら、ここで待ってるわっ』
というご婦人達も何名か。


『待ってるわっ』という人を残して鬼越山山頂へ向かった。


3分ほどで鬼越山山頂(372m)に到着した。


ベンチが数個あるだけで、周りを木々で囲まれているため眺望は良くない。


TK会長は帰りのルートを確認しているらしく、地図に見入っている。


待たせている人に申し訳ないので急いで鬼越山を下る。


『いやぁ 待たせちゃってゴメンっ!』


皆さん揃ったところで小町山を目指す。


パープルラインに沿った山径を進むこと約10分、パープルラインに出た。


小町山は右側の径を200mほど行った所だ。


12時2分、小町山山頂(361m)に到着した。
今日は筑波山がはっきりと観える。


TK会長他2名は予定通りここで下山すると言う。
『お気を付けてっ』
『お疲れさまでしたぁ』


既に12時を過ぎていることから、山頂にあるベンチで弁当にすることにした。
弁当タイム(1)


弁当タイム(2)


弁当タイム(3)


弁当タイム(4)


弁当も終わり、下山する前にハンググライダー離陸場からの景色を観て帰ることにした。
朝日峠方面の景色に見入る皆さん。


小町山ハンググライダー離陸場からの眺望
朝日峠展望公園の駐車場と展望公園、後方にパラボラアンテナが聳える剣ヶ峰が見える。
この景色は小町山ハイキングの時には必ず見る景色で気に入ってるひとつである。


朝日峠展望公園がはっきりと見える。


『いやぁ 今日は素晴らしい天気だし、素晴らしい景色だねぇ』


12時39分、下山開始!!


小町山からの眺望が一番良い(と思える)場所を通って下山しよう!
朝日峠トンネルへ通じる道路(県道138)が良く見える。


この日予定している下山ルートは”おかめ岩コース”である。
”おかめ岩”を目指す。


急坂の径を下る。


雑木林を過ぎると杉林が現れる。


杉林を縫うように下る。


直登の径を避けて杉林を下る。


『この径は回り道があるから良いわねっ』


”よろこぶ”の木
『面白い形をしてるねぇ』


右手に”よろこぶ”の木を見ながら急坂の径を下る。


急坂の径を下り、さらに下って行くと・・・


”ハート石”分岐点があり、そこを おかめ岩⇒小町の館 方面へ。
(”ハート石”の文字の下にハートの形をした石が置かれている)


急坂の径をしばらく下ると・・・


”おかめ岩”がある。
『ほんとっ おかめそっくりな顔をしてるんだぁ』
『偶然こんな形・表情に見えたっていうことだよねっ』


”おかめ岩”を過ぎてさらに下り、


沢に架かる丸太を渡ると・・・


岩だらけの径が待っていた。
一歩一歩慎重に下る。
『転ばないように気を付けなくちゃねっ』


『ゆっくりと歩かないと危険だねっ』


岩だらけの径を下り切ると”水飲み沢”があった。
かつて小野小町が北向観音へ礼拝に行った際にここで水を飲んだという言い伝えがある、そうな。
竹の樋に少量の水が流れているが、今では「この水は飲めません」との注意書きがある。
小町の館へ800mとある。


さらに下ると、”小町の里⇒”と書かれた標識があった。
ここから小町の館までは500mほどだろうか。
 

まるで堀切のような山道を下って行くと・・・


13時20分、麓に出た。


ベンチに腰を下ろして後続陣の到着を待って・・・


全員揃ったところで、小町の館駐車場へ向かった。


13時28分、見覚えのある小町山ハイキングコースへの分岐点に出た。


小町の館駐車場に向かう。
ゴールは近い。


気分が悪くなったということで、途中で引き返した2名が、そば処萩島の裏手まで迎えに
来てくれていた。
元気そうな様子で何よりである。一安心!!
『お帰りなさ~い!』
『ただいま~っ 元気で良かったね~っ』
TK会長他2名は無事に下山し、10分ほど前に帰宅の途に就いたとのこと。


次回(11月5日)の案内などを周知して、この日はここで解散することにした。
『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』
『次回また元気でお会いしましょうっ!!』


小町の里から鬼越山~小町山ハイキングが無事終了した。
山歩きは初めてという新会員の方が、途中で気持ちが悪くなったため引き返すという
ハプニングがあったが、自発的に付き添って一緒に下山してくれた会員のおかげで
無事に下山することが出来たのは何よりだった。
この日はこの秋一番と思われる申し分のない天気に恵まれたのも良かった。

今年4月に平均年齢が後期高齢者を超え、さらに毎年更新し続けている当会だが、
今後同様なことが起きる可能性が高まることは避けられないと考える。
これからも無事・安全・安心に心掛けて、元気に楽しく続けていければと思う。

おっと忘れるところだった。
実は今日は自身の喜寿(77歳)の誕生日だった。
自身と「健康ウォーキング同好会」に乾杯!!

この日の万歩計は、11,000歩を計測していた。

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またも断念龍頭の滝 日光小田代ヶ原ウォーキング

2022年10月06日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2022年10月6日(木)

隔週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
令和4年度(2022年度)第10回、令和4年(2022年)第12回、「日光小田代ヶ原
ウォーキングに参加した。

前回(2013年8月30日)歩いた時は、昼食弁当を食べ終わった後に土砂降りの雨に遭い、
龍頭の滝へは断念した苦い思いがある。

今回は、約1年前に企画した際には10月7日(金)としていたが、7月後半に城南交通社に
バスを予約したところ、7日はバスの空きが全くない、との返事だった。
8日(土)はどうなのかを問うと、その日は充分に空きはあるとのこと。
そこでいったん8日(土)を仮予約し、会員の皆さんに周知をしていたところ、
奥日光に実家があるという人から、『8日(土)だったら参加したくない』との返事。
理由を問うと、数年前の同時期、実家に戻る時に利用したら大渋滞に巻き込まれ散々な目に
遭い、それ以来10月(特に土日)には帰省で日光宇都宮道を利用するのは控えている、とのこと。
この時期、土日の日光は観光客で溢れ、道路は大渋滞になるのだそうだ。
急いで城南交通社に6日(木)の状況を訊くと、空きはあるとのこと。
ということで、6日(木)に予約変更して、会員に周知をし直した次第。

貸切バスを利用して「日光小田代ヶ原ウォーキング」ということで、第一集合場所は
土浦市三中地区公民館である。
6時39分、公民館に常南交通の大型貸切バスがやって来た。


バスは土浦土木事務所前・天川常陽銀行前・土浦市民会館と回り、この日の参加者32名が
乗り込んだのだが、2名足りない。
土浦市民会館で乗り込む筈の2名がまだ到着していない、とのこと。
電話で確認してもらったところ、例会は明日7日(金)だと勘違いしていたことが判明。
6日(木)に変更になったこと(事前に日時修正のコース地図を配布済)をしっかり
確認していなかったようなのだ。
バスは既に市民会館、今から準備して参加するのは無理、ということで、キャンセルせざるを
得なくなってしまった、という次第。

上記のようなハプニングで、2名を除く32名が乗車したバスは、20分遅れの7時40分、
市民会館を出発した。


市民会館近くのコンビニで城南交通社が予約していた朝食弁当を受け取り、


ダンボール箱は直ぐに開梱し、


全員に朝食弁当を配布した。


お馴染みの「おにぎり弁当」である。


8時5分、常磐高速土浦北ICを通過。
土浦市の予報は午前中は曇りだったのだが、小雨が降り出した。
日光市の予報は15時頃までは曇りで夕方から雨となっていたが、気になる。


雨の中バスは常磐道を走り、


8時26分、最初の休憩場所友部SAに到着


15分の休憩後、バスは東関東道、


東北道、日光宇都宮道を走り、


10時ちょうどに日光口PAに到着した。
ここで2度目の休憩である。


またここで、城南交通社が予約していた昼食の弁当を受け取り、全員に配り終え、


日光いろは坂、奥日光湯元へと向かった。


いろは坂の7番目のカーブ”と”を通過


10時44分、中禅寺湖の大鳥居を通過し、


この日のゴールとなる、龍頭の滝前を通過


霧雨に煙る戦場ヶ原を左手に観ながら走り、


11時6分、スタート地点の日光湯元ビジターセンターに到着した。
奥日光のこの日の天気予報は”曇り後雨”となっている。
いろは坂では濃霧のため全く周りの景色は見えなかったが、
日光湯元は、雨は降っておらず路面は乾いた状態だった。


めいめい寒さと雨に備えて準備を整える。


準備が整ったら、準備体操は省略して、駐車場で1枚目の記念撮影を撮り、


11時17分、先ずは湯滝を目指して、出発!


湯ノ湖を1周する”湖畔の散歩道”へ。


『あらっ 鹿じゃないっ?』
早速可愛い小鹿のお出迎えだ。
人を恐れる様子は見られない。


湯川に架かる橋を渡る。


湯川
湯ノ湖に流れ込む水の量は少ない。


”湖畔の散歩道”を進む。


地図(湯ノ湖周回線歩道案内図)があったので見てみると、スタートしたばかりで、
目指す湯滝までは40分以上はかかりそうだ。


湯ノ湖周回線歩道を進む。


『気温はけっこう低いねっ』
『バスの運転手さんは10℃以下だって言ってたよねっ』


湯ノ湖畔の木陰に何か動くものが・・・
良く見ると猿だった。


他にもう1匹いた。
『前に来た時には猿は見なかったよねっ』


11時32分、「湯滝まで1.0Km」の標識が・・・
『スタートしてからまだ0.8Kmしか歩いてないんだぁ』


湯ノ湖湖畔の周回線歩道を進む。


『段差はあるけど整備されているから歩き易い径だよねっ』


『今日は上りはないから楽よねっ』
当会の若手(?)3人の足取りは軽い。


後続Gとの間隔が次第に開いていく。


後続Gとの間隔を詰めるため一休みしよう。


『やっぱり今日の気温は低いよねっ』
『じっとしていると身体が冷えて寒くなっちゃうねっ』


湯ノ湖はどんよりとした雲に覆われている。
今にも雨が降り出しそうな空模様になって来た。
『龍頭の滝にゴールするまで持って欲しいんだけどねっ』


クロベの大木
次の説明が・・・
目の前に岩を抱くようにして立つ大木はクロベ(別名:クロビ、ネズコ)です。
ヒノキの仲間の常緑針葉樹で、湯ノ湖畔には同じ仲間で葉の大きなアスナロも
多くみられます。
葉裏が白いアスナロが白檜(シロビ)と呼ばれるのに対し、白くないクロベは
黒檜(クロビ)とも呼ばれています。


湯滝へ流れ落ちる湯川の源流に架かる橋を渡る・・・


『この流れが湯滝になるんだっ』


もう一つの橋を渡ると・・・


湯滝の最上部から轟音を上げて水が流れ落ちているのが見えた。
前回訪れた時より水量が多い感じがする。


右手の木々の隙間から見え隠れする湯滝を見ながら坂道を下る。


木々の間から湯滝の流れ落ちる轟音が響き渡る。


湯滝観瀑台へ続く七曲のような階段が続いている。


『真横に滝を見ることができるなんて凄いわよねぇ』


湯滝の観瀑台へ最後の階段を下る。


12時8分、湯滝の観瀑台に到着した。
たくさんの観光客が滝に見入っていた。


観瀑台に居た人から歓声が上げる。
『すご~いっ』


『正面から観ると凄いねぇ』
『華厳の滝より迫力を感じるよねっ』


『初めて観たけど素晴らしいわねぇ』
『豪快だねぇ 来て良かったよ』


動画で見たところ。
平成25年(2013年)8月30日(金)撮影


他の観光客がいなくなったその隙を狙って、滝をバックにこの日2枚目の記念撮影を済ませた。


次の目的地である小田代ヶ原を目指す。


道はほぼ平坦で、木道が整備されているので、歩き易い。


熊笹が生い茂る林の中は、本当に清々しくて気持ちが良い。


『今日来て本当に良かったわねっ』
と言い出した頃からついに雨が降り出した。
既にポンチョを着ている人も。


雨粒が大分大きくなって来た。
雨具は着ているが、出来れば傘を差そう、ということで傘を差すことに。


熊笹の中を進む。


周りの景色


熊除け?の鐘の音が森にこだまする。


戦場ヶ原への径は工事中で通行止めになっており、迂回路を進むことにした。


12時53分、泉門池(いずみやどいけ)を通過し、小田代ヶ原方面(手前)へ。
泉門池から小田代ヶ原までは2.1Kmと表示されていた。


熊笹に覆われたやや段差のある径を進む。


この辺りは木道ではないため、少し歩き難さはある。


木道も所々に少しはある。


鹿除けの扉を通り抜け、


小田代ヶ原に続く木道を進む。


左手に白樺の林が見えた。
小田代ヶ原は湿原から草原への遷移過程にあるとのこと。


小田代ヶ原に続く木道を進む。


木道脇の白樺の真っ白い樹皮が美しい。
『きれいだね~っ』


小田代ヶ原展望台まで0.4Kmの標識を進むと、白樺の木が一本だけポツンと立っているのが見えた。
貴婦人だ。


小田代ヶ原のパノラマ写真


あらためて貴婦人を観る。
草原に一本だけ立つ真っ白い白樺には感動すら覚える。


13時35分、小田代ヶ原展望台に到着した。
雨が一段と強くなって来た。
前回は食事後に雨に降られたが、今回は最初から雨である。
嫌な予感が頭を過ぎった。


バス停の東屋があったので、そちらへ向かってみると・・・
中には他のG3名がいたが、当会の先着Gが席を譲ってもらっていた。
東屋は満席状態だった。


東屋だけではとても足りないため、展望台付近にあったテーブルに席を確保し、
弁当タイムだ。
弁当タイム(1)
『なかなか美味いじゃんっ』


弁当タイム(2)
『多少の雨は我慢するしかないよねっ』


弁当タイム(3)
『忘れられない想い出になりそうっ』


弁当タイム(4)
『なかなか美味いよねっ この弁当』


弁当タイム(5)
『美味しいっ!』


弁当タイム(6)
『今まで雨の中で立ったまま弁当を食べたことは記憶にないねぇ』


この日の弁当
ちまき風に笹の葉で包んだおにぎりと、日光名物のゆばや卵焼き、しいたけ焼き鮭など、
どれも美味しかった。皆さんの評判は上々だった。
出来れば青空の下で食べたかったが・・・


東屋の状態を見に行くと満席状態で皆さん弁当タイム真っ最中だった。
コロナなんて気にしていられないと言うことなのだろう。


弁当も終わり、最終目的地”龍頭の滝”を目指すか否かを相談した。
その結果、既に14時を過ぎており、雨が一段と激しさを増して来たことから、
残念ながら今回も”龍頭の滝”は断念し、赤沼茶屋へ向かうことにした。


ということで、”龍頭の滝”駐車場で待っているバス運転手に電話して、赤沼駐車場に回して
貰うことにした。
運転手は快く応じてくれた。こういう時の貸切バスの対応は本当にありがたい。


14時16分、降りしきる雨の中を赤沼駐車場を目指す。


この道路は低公害バスの専用道であり、城南交通のバスは来られない。
ここは、「ウォーキングの会」の面子にかけても歩くしかないのだ。


途中で戦場ヶ原への歩道があったが、勘違いをしてバス専用道を歩くことに・・・
赤沼駐車場へは若干遠回りになってしまった。


アスファルトの専用道の方が歩き易さはある。


『こっちの方が安全だしねっ』


途中で千手ヶ浜行のバス「のあざみ号」とすれ違った。


14時47分、石楠花橋バス停を通過


戦場ヶ原から龍頭の滝方面へ流れる湯川に架かる橋を渡る。
『かなりの水量だねぇ』


『この流れに沿って行けば龍頭の滝に行けるんだぁ』


橋を渡って左に折れ、赤沼駐車場を目指す。


左手に湯川の流れを見ながら赤沼駐車場へ。


径には水たまりが出来ている。
かなりの雨が降ったことが分かる。


湯川に架かる橋の所に出た。


赤沼まで0.3Kmとある。
もう直ぐ赤沼駐車場だ。


さらに進むともう一つ別の橋があった。
戦場ヶ原方面から来たと思われるGと合流する形となった。
赤沼まで0.2Kmとあった。


こちらの径もかなりの水たまりが出来ていた。
靴に水が浸み込んで来た。靴下も濡れているようだ。


『赤沼茶屋までもう直ぐだねっ』
当会最年長のKKさん(88)は変わらずに元気である。


15時6分、赤沼茶屋前の道路に出た。
小田代ヶ原展望台の東屋を出発してちょうど50分が経過していた。


赤沼茶屋の裏手に駐車場があり、そこには既に城南交通のバスが待っていた。


暫くすると最後尾のGも無事到着した。


会計係さんによる集金も終わり、15時42分、帰路に就いた。


『皆さん、今日は本当にお疲れ様でしたぁ』


中禅寺湖畔に立つ鳥居を潜り、濃い霧に包まれた下りのいろは坂へ。


いろは坂の45番目のカーブ”も”を通過


いろは坂を下ると霧はかなり晴れていた。


途中日光有料道路の日光口PAで15分の休憩を摂り、
16時49分、東北道ICを通過。


東北道、北関東道を走り、常磐高速友部SAに到着した頃には18時を回っていた。
土産物を物色(1)


土産物を物色(2)


土産物を物色(3)
結局常陸秋そばを買ったのだが、写真を撮るのを失念してしまった。


女性陣もビニール袋をぶら下げてバスへ向かっていた。


18時27分、土浦北ICを通過


市民会館、常陽銀行前、土木事務所前と朝とは逆の順に市内を走り、皆さんそれぞれの場所で
降りていった。
『皆さんお疲れ様でしたぁ 次回も元気で会いましょうっ!!』


19時10分、バスはゴールの三中公民館に無事到着した。
皆さん、それぞれ自分の車で家路に向かった。

『皆さん、今日は大変お疲れさまでしたぁ』

9年ぶりに「日光小田代ヶ原ウォーキング」を実施したが、湯滝を過ぎ、小田代ヶ原への
途中から雨が強くなり、またもやゴールの”龍頭の滝”へは辿り着くことが出来なかった。

”龍頭の滝”へはゴールできなかったが、豪快な湯滝の流れを目の辺りにすることが出来、
また小田代ヶ原の草原や白樺(貴婦人を含む)の景色を存分に堪能することが出来た。
満足の行くウォーキングであったと思う。

雨の中で立ったままでの弁当は記憶に残る1ページとなった。
決して忘れることはない1日となった。
弁当はお腹が空いていたこともあってか、とても美味しかった。
皆さんには大変好評だったことも記しておきたい。

次はいつになるか分からないが、機会があれば、今度こそは”龍頭の滝”へゴールして
リベンジを果たしたいものである。

この日の万歩計は、19,000歩を計測していた。

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