ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

りんりんロード(筑波~岩瀬20Km)を歩く

2020年04月06日 | ウマさんの気ままなウォーキング
2020年4月6日(月)

「りんりんロード」(土浦~岩瀬)を歩くのは、今から10年半前の平成21年(2009)9月16日(水)
に歩いて以来となる。
前回(2020年3月25日)土浦~筑波までの20Kmを歩いたので、この日は筑波~岩瀬までの
20Kmを歩くことにした。
前回に続き、旧筑波駅まではかみさんに車で送ってもらった。

出発前、記念に撮ってもらったのがこの1枚である。


9時15分、かみさんと別れ、旧筑波駅跡を出発!
「りんりんロード」終点の旧岩瀬駅跡を目指す。


旧筑波駅からは4‐5分咲きの桜並木が続く。


右手には筑波山が『頑張れよっ!』と見送ってくれているようだ。
左が男体山(871m)で、右が女体山(877m)である。


歩き始めて直ぐに、土浦から20Kmの標識があった。
9時17分、この日のスタートとしよう。


9時19分、県道42号を潜ると・・・


「りんりんロード」の両側には、いろんな花が咲いていた。
花桃のような紅い花や、


真っ白い花もある。


これは八重桜のようだが、まだ開花直後と言った状態だ。
近いうちに見頃を迎えることだろう。


杏子のような花もある。


女体山はほぼ見えなくなり、男体山だけが聳える状態になった。
刻刻と筑波山の姿が変化するのを見るのは楽しい。


筑波山の中腹は、山桜が満開のようだ。
麓の新緑は萌えているようだ。


「りんりんロード」を進む。


これは八重桜だろうか?


牡丹桜(八重桜)?
間もなく満開を迎える感じである。


紅や、


白、


芽吹いたばかりの若葉だが、まるで秋の紅葉のようで美しい。
まさに花と葉の競演である。


9時32分、土浦から21Km地点を通過。


比較基線場の設備があった。
説明板によると、つくば市国松付近に設置されたものとある。
ということは、ここはつくば市国松なのだろう。


花(八重桜)いっぱいの「りんりんロード」を進む。


右手には姿が少しづつ変わる筑波山が見える。
ここからは単独峰に見える。


上大島付近のちょっとだけ広い道を横切り、


「りんりんロード」を進む。
両側には開花間近の並木が続く。
これからが楽しみな並木である。


満開を迎えた桜の木もあれば、


既に緑一色になった木も。
開花時期が異なるいろんな木が植えられているので、長い期間楽しめるということだ。


早くも青空に泳ぐ鯉のぼりの雄姿も。


9時46分、土浦から22Km地点を通過。


この先、「りんりんロード」は直角に曲がっている。


直角に曲がると県道41号に突き当り、直ぐに右へ折れている。
このあと、「りんりんロード」はしばらく県道41号を進むことになる。


コンビニの少し先の上大島バス停を通過すると、


9時53分、桜川市に入った。


右側の道路反対側に一見古そうで落ち着いた雰囲気の店があった。


㈱杜匠 キャビアの里の看板が。
国産キャビア販売中と書かれている。
つくば市にキャビアの販売店があるとは知らなかった。
HPで調べてみると、キャビアは茨城県内で養殖されたチョウザメから採れた純国産で、
下記の値段で売られている、そうだ。
けっこう良い値段ではある。
スタージョンキャビア¥6,480 / 20g  
スタージョンフィッシュミート¥1,080 / 180g


9時57分、土浦から23Km地点を通過。


土浦から23Km地点を過ぎると、「りんりんロード」は別の車線になった。
左からりんりんロード、歩道、車道の3つが並んでいる。それもけっこう広い。
なんとも贅沢な道ではある。


大小さまざまな形をした石灯籠が陳列されていた。
桜川市真壁町は石の町でもあるのだ。


右手には男体山(右)と坊主山(左)が聳える形になった。


10時6分、旧酒寄駅跡に差し掛かった。


旧駅跡のホームには、桜の木が1本植えられていた。
根元には、”さかより こども会と書かれた表札が立て掛けられていた。
酒寄の子供たちが植えた桜なのだろう。


10時12分、土浦から24Km地点を通過。


旧酒寄駅跡を過ぎて少し行くと、「りんりんロード」は県道41号と分岐している。


左の「りんりんロード」を進む。


しばらく進むと、「りんりんロード」は緩やかに右へカーブしていた。


緩やかな右カーブを曲がると、視界が開けた。
前方に筑波連山の加波山と燕山が見える。


筑波連山をパノラマで見るとこんな感じ。
遠くに燕山、加波山が。手前は筑波山である。


10時33分、土浦から25Km地点を通過。


「りんりんロード」が一部アップダウンの状態になっている。
スピードを抑制するためなのだろうか? それとも単なるアクセントなのか?
ここのアップダウンは、車線が異なっているのが特徴である。


時折、サイクリング車が軽快に追い抜いて行く。


「りんりんロード」の脇に小さな鳥居があった。
これは神社? それとも祠?
まあそんなことはどうでも良いことだ。


ちょっと参拝して行くことにした。
あいにく神社?の名前は分からない。


10時49分、土浦から26Km地点を通過。


「りんりんロード」がくねくねと曲がっている。
スピードのある自転車は走り難いのではなかろうか?
つい余計な心配をしてしまう。


10時59分、旧紫尾駅跡を通過
この辺りは真壁町椎尾という地名だが、駅名は紫尾と付けられていた、ということである。
どちらも発音が似ている。


ホームには満開の桜が。
筑波鉄道の旧各駅跡には必ずと言っていいほど、桜の木を見ることが出来る。


11時4分、土浦から27Km地点を通過。


石材を扱っている店(工房)を見かけるようになった。
石の町真壁町である。


真直ぐに伸びる「りんりんロード」
前方に見えるのは加波山・燕山の筑波連山である。
左端の方には、雨引山も見えるようになった。


また、「りんりんロード」が一部アップダウン状態になっている箇所があった。
ここは、車線は分かれていない。


右手には、筑波山が。
男体山(右)と女体山(左)がスタート時とは逆の状態になっている。


また、「りんりんロード」がくねくねと曲がっている箇所が。
旧筑波鉄道の線路がこのように曲がっていたとは思えないが???
アクセントを付けるためにこのように曲げて舗装したのだろうか?


11時18分、土浦から28Km地点を通過。


前方に見えるのは桃山学園義務教育學校だ。
ポプラと桜の木が校庭を囲むように植えられている。


小学生と思しきたくさんの子供たちが校庭に集まっているのが見える。
今日は4月6日(月)、始業式か何かが執り行われているのだろうか?
(4月6日(月)は新任式と始業式が、また4月7日(火)は入学式が行われた、とのこと)


中学生らしき生徒たちは自転車で学校を後にしている。


子供たちもこの「りんりんロード」を走って通学しているのだ。


真壁方面へ帰る子供たち。
追い越す際には必ず『こんにちは』と挨拶を欠かさないのが気持ちが良い。
こちらも『こんにちは』と言葉を返した。
明日(4/7)からは、通常の授業が始まるとのこと。


11時33分、土浦から29Km地点を通過。


ひなの里保育園手前の小さな公園に、”真壁町りんりんロード桜の会”の碑があった。
昭和62(1987)年、筑波鉄道の廃線により、茨城県が、サイクリングロードとして整備。
平成12(2000)年、桜の苗木オーナーを募集し、真壁町酒寄から小幡間(約10Km)に、
壱千本余の八重桜(紅華)を植樹する。
と記されていた。


県道7号を潜って進み、


11時43分、土浦から30Km地点を通過。


八重桜(紅華)と思われる並木を進む。


左手に大林院というお寺があった。
日蓮宗の寺院である。


お寺の手前の枝垂桜が満開状態だった。
見事な八重の枝垂桜に思わず見惚れてしまった。


11時49分、「りんりんロード」真壁休憩所に到着した。


筑波休憩所から9.9Km、雨引休憩所へ5.3Kmとある。
筑波~岩瀬間のほぼ真ん中まで来たことになる。


旧真壁駅跡
ホームの八重桜は満開に近い状態だ。


旧真壁駅跡のホーム
廃線になる前からホームには桜の木が植えられていたのだろうか?


茨城百景の石碑
傳正寺と真壁城址が指定されている。


小さな芝生の公園があったので、小休止して行くことに。


ゴールの岩瀬駅まであと約10Km、頑張って歩こう!
朝方、コンビニで昼食代わりに買ったおにぎり(赤飯)とパンを頬張りながら進む。


12時8分、土浦から31Km地点を通過。


直ぐ横を県道41号が走っている。


「りんりんロード」脇に咲いている芝桜が美しい。


こちらは紅白の芝桜だ。


県道41号沿いにコンビニがあったので、ちょっと立ち寄って、飲み物(コーヒー)を買った。


コーヒーをすすりながら、加波山・燕山の景色を楽しみながら歩くのも悪くない。


12時34分、土浦から32Km地点を通過。


12時39分、「りんりんロード」旧樺穂駅に到着した。


ホームに建てられた茨城百景の石碑には、加波山と足尾山が指定されている。


ホームの桜の木は、かばほさくら(樺穂桜)と命名されている。


ENKEIという工場のような建物が・・・
アルミ鋳造技術を継承し、エンジン部品の鋳造を行っている会社、とのこと。


「りんりんロード」の舗装の色が青色になった。
この日は朝からいろんな色を見てきたが、青色も涼し気でなかなか良い。


鉄柱の先端に突然見かけない鳥が止まった。
タカ(ハイタカ)のようだが、正確には分からない。
もう1枚と思ってカメラを構えたら、カラスに追われて直ぐに飛び立ってしまった。
残念! (カラスのバカタレ!!)


12時52分、土浦から33Km地点を通過。


県道41号沿いに観音様のような石像が並んでいる。


雨引休憩所を目指して「りんりんロード」を進む。
路面が赤っぽい色に変わった。


右手には、筑波連山が連なる。
雨引山がかなり近づいてきた。


「りんりんロード」を進む。


13時7分、土浦から34Km地点を通過。


振り返ると、筑波山が彼方に見えた。
この日筑波山を見るのはこれが最後となった。


12時39分、旧東館田駅跡を通過。


「りんりんロード」脇に無造作に置かれている大きな石灯籠が印象に残る。


13時23分、土浦から35Km地点を通過。


雨引山が次第に大きく見えるようになった。


雨引山楽法寺「雨引観音」の三重塔もよく見える。
坂東観音霊場第二十四番札所の名刹である。
今から10年以上前の2009年3月2日(月)に”坂東33観音霊場巡り”で訪れている。


薄いブルーの「りんりんロード」を進むと・・・


13時28分、旧雨引駅跡(雨引休憩所)に到着した。
ホームの桜が満開状態だ。


真壁休憩所から5.3Km、終点の岩瀬休憩所まで4.6Kmの案内表示が。
残り4.6Km、もうひと頑張りだ。


茨城百景の石碑には、雨引観音と刻まれている。


ホームの桜の木は、”あまびき桜”と命名されていた。


雨引休憩所全景
真壁方面を見たところ。
この頃から西からの強風が吹いてきた。


終点の岩瀬休憩所を目指す。


真直ぐな「りんりんロード」が続く。
この辺りは正面と左側からの強い風に悩まされるようになった。
強い時には風速10m以上はあったと思われる。


雨引観音への案内標識が。


右手を見ると、雨引山が見えた。


13時48分、土浦から36Km地点を通過。


終点の岩瀬休憩所を目指す。


14時1分、土浦から37Km地点を通過。


強風に耐えきれず、自転車を押して歩く若者も。


「りんりんロード」は続く。
風は幾分弱くなる瞬間があり、その隙を狙って若者は再び自転車に乗って行ってしまった。


桜川市境辺りまで来ると、前方に富谷山が見えてきた。



14時14分、土浦から38Km地点を通過。


県道41号を横断し、終点の岩瀬駅を目指す。


前方に北関東高速道が見える。


14時22分、北関東高速道下のトンネルを潜ると、


14時26分、土浦から39Km地点を通過。
残り1Km、あと一息だ。


富谷山が正面に見えてきた。


両側に生い茂る竹林を抜けると、ゴールの岩瀬駅は直ぐだ。


14時40分、ついに旧岩瀬駅跡に到着した。


岩瀬休憩所、ここが終点だ。
時計は、同じく14時40分を差している。
旧筑波駅跡を9時15分に出発しているので、5時間30分ほどかかったことになる。
『いやぁ 疲れた~っ』が正直な気持ちだ。


岩瀬休憩所の先に水戸線岩瀬駅が。
予定では、岩瀬駅から電車を乗り継いで帰ることにしていたのだが・・・
新型コロナウイルスの感染拡大のこともあり、電車に乗るのは止めておいた方が良い、
ということで、

迎えに来てくれたかみさんの車で帰路に就いた。

前回(3/25)に続いて筑波~岩瀬間の20Kmを歩き終わって、一安堵しているが・・・
帰る途中、左足がつってしまい、激しい痛みに襲われた。
持ち合わせていた漢方薬「芍薬甘草湯」(68)で何とか痛みは治まったものの、
足の状態は限界に達していたのかもしれない。
年齢や体力的なことを考えると、1日20Kmが精一杯と思われる。
この歳になって、1日に土浦~岩瀬間40Kmを歩くのは、とても無理だと思った次第である。

この日の万歩計は、31,500歩を計測していた。

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