ウマさんの気ままな行動日記(その2)

ウォーキング、ハイキング、釣り、ドライブ、100名城巡りなどをレポートします。

会員にも人気! 雨引山とりんりんロード

2013年02月22日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2013年2月22日(金)


毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成24年度第36回(2013年第7回)、「雨引山とりんりんロード(岩瀬~雨引)」ウォーキングに参加した。
この日のコースは、2回目で、3年前の2010年2月19日(金)以来となる。

この日第一集合場所の乙戸沼公園には17名が集まった。
雨引山があることを考えると、まあまあの人数か。
車5台に分乗し、第二集合場所のJR水戸線岩瀬駅に向かった。


水戸線岩瀬駅駐車場は、「つくばりんりんロード」の発着点だ。
いつも夫婦で参加するFさんが既に到着して待っていた。
結局この日は合計19名の参加となった。


いつものように会長の掛け声で準備体操を始める。
『身体を精一杯ねじってぇ』


『関節伸ばし~っ』


10時19分、先ずは最初の目的地、御嶽神社目指して『しゅっぱ~つ!』


この日は久しぶりにOさんが先頭役を務める。
『いやぁ 気持ち良いねぇ』


最初は水戸線に沿って進む。
後方に見えるのは岩瀬駅


御嶽神社方面へ進む。


「御嶽神社・雨引山ハイキングコース」の大きな看板が。
3年前にはこのような看板はなかった。


『少しづつ整備されてるんだねぇ』


岩瀬駅から20分足らずで、ハイキングコース入口(御嶽山入口)に到着した。
ここまで車で来て、ここを出発点とする人も多い。
この日も数台の車が停められているのを見かけた。


最初は杉並木を縫うように緩やかな坂道を進む。


御嶽山入口から数分も歩くと「不動の滝」がある。
滝と言っても、樋を伝ってチョロチョロと水が流れるだけだ。


「不動の滝」から歩いてきた道を振り返って見たところ。


「不動の滝」を過ぎると、道は次第に急坂になる。
右側には丸太で出来た正規な道があるが、丸太の道はあまり好きではないらしい。


丸太の道は曲りくねっているが、そうでない道(新しく踏み固めた道)は直登状態である。
『丸太の道を上った方が楽だったかなぁ?』


『お茶が美味しいわぁ』 『私、へばっちゃった』


200mほど先に御嶽神社があるが、『ここで、一休みしましょうっ』


御嶽神社傍の東屋


岩瀬の町並みが一望できる。


10時56分、御嶽神社に到着。


この日の無事安全をお祈りして・・・


次の目的地、雨引山を目指す。


木の間からちらりと見えるのは北関東道(真岡方面)だ。
ちょうど雨引山の真下を通っていることが分かる。


雨引山へ約2Kmのところ。
この辺りの道はなだらかで平坦に近いので楽だ。


余裕の表情で足取りは軽い。


石切り場付近で、道は行き止まりになっている。
一部が崩落して通れなくなっている、とのこと。


仕方なく案内に従って右へ進む。
V字の形で石切り場をう回するしかないのだ。


う回路は急な下りになっている。


『せっかく上ったのにこの下りはないよねっ』


下ること数分、V字の谷底が見えてきた。


V字の谷底を過ぎると、今度は急坂である。


『ここを登らなきゃ先に行けないのねっ』
自分の足で歩くしかないのである。


『しかし、この坂道は、ちょっと厳しいよねぇ』
息遣いが荒くなってきた。


石切り場付近のV字の谷底から15分、ようやく尾根に出てう回路を通過した。
最初の関門は無事通過だ。


しばらく杉林の中を進む。
先導役のOさんと女性陣はどんどん先へ行ってしまう。


懸命に後を追いかける形で男性陣が続く。
『女性陣は強いねぇ』


NTT電波塔だ。


ここから雨引山まで残り400m、あと少しだ。


しかし、最後に長い木の階段が待ち構えている。
最初は緩やかだが・・・


次第に急坂になってくる。


今回試験的に参加したKさん、
『毎日ウォーキングしてるんだけど、やっぱり山登りは違うもんだねぇ』
『もう直ぐですよぉ』


11時55分、雨引山頂(409m)に到着した。
『良い眺めだねぇ』


一足先に到着した人はベンチで一休みだ。
『最後の階段は疲れたわねっ』


筑波山
この日ははっきりと見える。


遅れていた男性陣もほどなく到着した。
『いやぁきつかったねぇ』
顔は”登り切った”という満足感に溢れていた。


早速、弁当を広げることにした。
『筑波山を見ながら食べるのって最高ねっ』


『弁当が美味しいっ』


弁当も終わり、記念撮影をして行くことにした。


12時37分、雨引観音目指して出発!


後は下るだけである。
『やっぱ、下りは楽で良いやっ』


『足を滑らせると危険だなぁ』


下り始めて約30分、雨引観音が見えてきた。


雨引観音(楽法寺)は坂東33観音霊場の24番札所になっている。
多宝塔と本殿


お参りを済ませ、ベンチに腰を降ろして後半に備える。
ここまで距離にすると、まだ半分にも達していない。


雨引観音の境内には孔雀が放し飼いされている。
鮮やかな瑠璃色をした孔雀。


雨引観音に別れを告げて、山門(仁王門)を通り抜け、


広い参道に出た。


雨引観音の旧参道の分岐点
後ろに見えるのが旧参道だが、ここを通る人はいない。


山あいの旧道を通って近道をしよう。


近道は地元の人しか通らないような道である。
道端には昔を偲ばせる小さな石像があるかと思えば・・・


山あいの道にしては、ちょっと相応しくないような洒落た家があったりする。


快調なペースで山を下り、麓の村に出た。
『こんな近道があるって知らなかったなぁ』


振り返ると今歩いてきた雨引山とNHKの電波塔が見える。


雨引観音から40分ほどで、「りんりんロード」に出た。
岩瀬駅まで約4Km付近。


後方に見えるのは燕山と加波山だ。


直線の道が続く。


『真直ぐの道を歩くのは気持ちが良いわねぇ』
まだまだ元気いっぱい、余裕の笑顔である。


岩瀬駅まで残り2Km、最後の休憩を摂る。
道路脇の縁石に腰を降ろして一息。


『さぁ あと少しだよねっ』


前方に北関東道が見える。


北関東道をくぐると・・・


土浦から39Kmの標識が。


岩瀬駅まで1Kmだ。


一段と歩く速度が速くなってきた。
残り1Kmを切って力が入ってきたようだ。


ゴールの岩瀬駅が見えてきた。


14時49分、岩瀬駅駐車場に到着した。


体調を整え、整理体操で締めくくりだ。


『はいっ、今日も大変お疲れさまでしたぁ』


この日の歩数計は18,000歩ほどを指していた。
距離としては少し長かったが、適度な高さ(409m)の雨引山と平坦なりんりんロードを
組み合わせたこのコースは、昨年実施したアンケートで、人気の高かったコースの一つ
だったことから、当会に相応しいと言えるのではないだろうか。
2回とも2月だったことから、また違った季節を企画してみようと思う。


ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次”へ戻る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨も遠慮? ひたちの牛久・小野川周辺

2013年02月15日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2013年2月15日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成24年度第35回(2013年第6回)、「ひたちの牛久・小野川周辺」散策ウォーキングに参加した。

この日の茨城県の天気予報(NHK)は午前中から雨。
気温もあまり上がらないそうなので、参加には厳しい状況である。

第一集合場所(乙戸沼公園)に集まった4名で第二集合場所の牛久運動公園第一駐車場へ来て見ると・・・
『早く着きすぎたかな? まだだれも来てないようだねぇ』


予定時刻の9時30分近くになって、ようやく直行の車が到着しだした。
間違って第二駐車場へ直行していた人も何名かいたようである。
しかし、結局集まったのは14名、雨の予報が出足を鈍らせたと思われる。


定刻の9時30分を10分経過したところで、これ以上待っても来ないと判断し、準備体操開始だ。


『今日の空は全然眩しくないねぇ』
どんより曇った空を見上げる。


9時45分、出発!
先頭はこの日も会長が務める。
『今日は愛犬の散歩コースだからねぇ』


しばらくは住宅街(ひたち野東4付近)を進む。


個性的な戸建の新しい家が多い。
今時の家はなかなか洒落ている。


ところどころに空き地があり、”好評分譲中”の旗が棚引いていた。
間もなくここにも新しく洒落た家が建つことだろう。


県道272号線の交差点。
お馴染みの「カワチ薬品」の看板だ。


カワチ薬品から常磐線に向かって200mほど行くと桜公園がある。
この公園は中根小学校の通学路に当り、放射能除染で表面の土を入れ替えたため、土が剥き出しになっている。


『これ和蝋梅だよねっ』
『良い香りだわぁ』


常磐線の踏切を越え、


国道6号線を渡り、


圏央道を左手に見ながら進む。


小野川添いの圏央道。


少し身体が温まってきたので、ひとまず休憩しよう。
滅多に車が通らないので、道路を占有した形である。


『圏央道ってけっこう車走ってるわねぇ』


小野川の土手を歩くため、畦道の中を土手に向かう。
『やっぱり土の感触って良いもんだねぇ』


川面はまだ枯れ草に覆われている状態だ。


しばらく小野川に沿って進む。


たんぼの先にK'sデンキが見えてきた。


小野川と別れて国道408号沿いのK'sデンキへ向かう。
この辺りで出発後ちょうど1時間が経過。


買い物をするわけではないのでK'sデンキには申し訳ないが、ちょっと立ち寄らせてもらおう。


最後の一休み。
この店に来たのは初めて、と言う人も。
『たまには来てみなきゃねっ』


ひたち野水辺公園(ひたち野西近隣公園)へ。


調整池が一望できる。
人々の憩いの場として活用されている。
ドラマのロケ地として過去に使用された、とのこと。


鵜が羽を休めているところを見ると、餌となる小魚がいるのだろう。


調整池を半周するように進み、


坂を上がると


公園広場だ。


国道6号線のひたち野牛久駅前交差点


ひたちの牛久駅を跨ぐ階段を歩いてみよう。


常磐線線路の真上付近。
『永いこと住んでいるけどここを歩くのは初めてだよっ』


線路を跨ぎ、駅への通路を進む。


『きちんと整備されてるんだねぇ』
感心することしきりである。
しかし、この時間利用者は全く見当たらない。


県道272号線の斜め向かいにKASUMIが見えてきた。


県道272号線に沿って進む。KASUMIは左手になる。


カワチ薬品前交差点を左に曲り、朝方通った住宅地に戻ってきた。
『何とか雨に降られずに最後までもったね』


正面が牛久運動公園だ。


『意外と早く着いちゃった感じね?』
まだまだ元気いっぱい、少し歩き足りない?


出発後ちょうど2時間経過した11時47分、牛久運動公園に到着した。


いつもの整理体操をして・・・


『はいっ 今日はお疲れさんでしたっ!』



朝から厚い雲に覆われていたが、最後まで雨には降られず、計画どおり実施できたのは幸運だった。
午後1時頃になって冷たい雨が降り出したところをみると、天が気を遣ってくれたのかもしれない。
風も殆どなかったため、さほど寒さを感じなかったのは、何よりである。
2月6日の今季2度目の雪の予報もそうだったが、最近の予報は外れることが多いような気がする。
今のところ我々に有利な方へ外れてくれているのはありがたいことだ。

小野川沿いは自身の散歩コースの一つとして多い時には週に数回歩いている、お気に入りのコースである。
面白みには若干欠けるかもしれないが、皆さんはどのように感じただろうか?
是非とも意見を聞かせて欲しいものである。


ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次
へ戻る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「関東ふれあいの道」(神奈川)No.2 「油壺・入江のみち」 & No.3「荒崎・潮騒のみち」

2013年02月10日 | ウマさんの「関東ふれあいの道」を歩く
2013年2月10日(日)


”ウマさんの「続関東ふれあいの道を歩く」”では、2011年までは主に茨城県の「関東ふれあいの道」を歩いてきた。
”たまには県外を”ということで、昨年(2012年)は東京都の「関東ふれあいの道」を歩いた。
そして次は神奈川県の「関東ふれあいの道」を歩こうということになり、今回企画した。

第二回目となる今回は、コースNo.2(油壺・入江のみち)とコースNo.3(荒崎・潮騒のみち)である。
案内によると、コースNo.3の一部は磯伝いのため、満潮時には注意が必要と書かれている。
この日は大潮(油壺)で干潮は10時45分、満潮は05時18分と16時24分になっている。
出来れば午前中の干潮時にコースNo.3を歩きたい。
ということで、順番を逆にしてて先にコースNo.3を、その後コースNo.2を歩くことに変更することにした。

この日の参加者は12名。前回より1名多い。
上野駅で体調を整えて、東京駅に向かう。


東京駅で東海道線に乗り換え、車内が空いているのを確認して先ずは腹ごしらえだ。
『お腹が空いてちゃ歩けないからねっ』


戸塚で横須賀線に乗り換え久里浜へ向かう。


横須賀線は鎌倉方面へ向かう人が多いことを想定していたが、
時間が早かったためか、意外にも車内は空いていた。


8時27分、予定どおりJR久里浜駅に到着。


久里浜で京浜急行に乗り換えるため、京浜急行駅へ。


京浜急行車内。
貸切状態で快適そのものである。


9時1分、京急三崎口駅に到着。


京急三崎口駅からはバスでコースNo.3のスタート地点の矢作入口へ。


京急三崎口駅から矢作入口までは3分しかかからない。
歩いていける距離である。


先ずは近浦山円徳寺を目指して進む。


しばらくは住宅街を歩くことになる。
道はさほど広くはないが時折車が通る程度である。


円徳寺のデッカイ看板に案内されて100mほど進むと・・・


円徳寺が現れた。
寺の門の外に六道における苦しみを救う六つの地蔵菩薩がある。
六道とは、人間およびそれ以下の苦しみの世界を六つに分けたもので、
地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道(天上道ともいう)を指す。
六地蔵は、その六道における苦しみを救う六種の地蔵のことを言う。(案内板より)
『なるほど、なるほど』


円徳寺本堂
日蓮宗鎌倉本覚寺の末寺で、近浦山円徳寺と呼ぶ。
開山は大善院日範上人で、永仁二年(1294)この地に建立された。
その後、元禄の大地震のとき本堂は流され、享保六年(1721)再建されたが、
大正の大地震に再度倒壊され、昭和三年(1928)に新しく竣工し、今日に至る。


円徳寺を出ると、直ぐ前は海岸である。
『わぁ~海だぁ』


この日は波一つない穏やかな海だ。
磯の香りがする。


間もなく干潮の底り(10時45分)を迎える。
『親子で磯遊びが、良いなあ』


しばらく和田海水浴場・長浜海岸の波打ち際を歩く。


『波打ち際を歩くのは気持ちが良いねぇ』


やや薄っすらとだが、富士山も観ることができる。
(実際にはカメラよりももっとはっきりと見えている)


『こんな良い天気に恵まれて良かったなぁ』


『こんな天気は滅多にないからねぇ』
カヌーを楽しもうという人も準備が楽しそうだ。
『カヌーなんて乗ったことないけど、一度乗ってみたいわねっ』


磯の香りが何とも云えない気持ちにさせられる。
岩にへばりついている青海苔(ハバ海苔)が磯の香りを漂わせているのだ。


『何度も言うけど、本当に来て良かったわぁ。最高の景色よねっ』
今まで茨城県の「関東ふれあいの道」は何度か参加したことはあるが、
東京・神奈川は今日が初めてのT子さん、『最高っ!』の連発である。


砂浜は終り、その先は岩場になっている。


気温も大分上がり、風も穏やかなことから汗をかいてきた。
『ちょっと上着を2枚ほど脱いでいこう』
Kさんによると、朝冷え込んだため、5枚ほど着込んで来たそうだ。


海蝕(波浪などの海水の運動により海岸や海底を侵食する作用)によって出来た崖や岩に圧倒される。
『ず~っと昔から波に洗われてたんだねぇ』
この後も大小の海蝕台や海蝕洞をあちこちで見ることができた。
海蝕台や海蝕洞は、荒崎海岸の特徴となっている。


変化に富んだ磯の岩場を進む。
この辺りが佃荒崎つくだらさき)だろうか。


岩を超える度に景色が変わって退屈しない。
『富士山も見れるし、このコースは本当に素晴らしいねぇ』


動画で見るとこのような感じ。


海岸線はいったんここで途切れる。
栗谷浜漁港の後ろに見える建物は、「サニーヒル横須賀」(老人ホーム)か。
なかなか景色の良い所に建っている。


ところによってはこんなところも通り抜けなければならない。お仙ケ鼻である。
しかし、これな小路がまたわくわくさせられてちょっぴり楽しい。


『狭くて段差が大きいから、気を付けないとねっ』


小路を通り抜けると再び海岸線に出た。
同じような景色だが、微妙に角度が違うとまた別の景色を味わえる。
どこを切り取っても絵になる風景だ。


『潮の引く午前中にして良かった』と思った。
この日は大潮のため満潮になると波打ち際を歩けるかどうか分からない。
それに、午後になると富士山は霞んで見えづらくなる。


弁天島が見えてきた。


海蝕によって出来た洞窟をくぐると・・・


コースNo.3の撮影ポイントに指定されている弁天島に到着した。
逆光が気になったが、一応弁天島をバックに撮影は済ませた。


弁天島の先のコンクリートの橋を進む。


『こっちの方が景色としては良いんじゃないっ?』
と言うことで、証明写真はもう一度採り直し。


海鵜が3羽、羽を休めていた。
実にのどかな、波静かで春を思わせる風景である。


荒崎海岸の案内板近くに展望台があったので上がってみた。
『いやぁこれはまた素晴らしい景色じゃないですか』


あいにくここからは富士山を見ることはできなかったが、眼下の海の色が一段と青く透き通っていて美しい。


動画で見るとこんな感じ。


長井の町に入った。
間もなく荒崎バス停である。


舟上げ場にワカメが干してあった。
洗濯ハサミで留めてある。今の時期ならではの風物詩であろう。


大型クルーザーだ。
一度は乗ってみたいものである。


熊野三山より熊野神の勧請を受けたと云われる熊野神社


昔、飴売りが頭に円い板台を乗せ、太鼓をたたいて面白おかしく歌い踊り、客集めをしたことに始まると伝えられている
長井町飴屋踊り」(横須賀市指定民族文化財)はかつては神社の祭礼として行われていたそうだが、
現在は、秋の文化祭に開催される市の横須賀民族芸能大会で見ることができるとのこと。


荒井漁港


ワカメを干している真っ最中だった。


どこか弁当を広げるのに適当な場所はないかとキョロキョロしながら長井の市街地を進む。
しかし、なかなか適当な場所が見つからない。


アロエの花。
地元茨城(土浦)では見られない風景である。
『やっぱ三浦半島は暖かいんだねぇ』


長井漁港


ここから富士山が正面に見える。


不断寺バス停を通過
不断寺の山号は三王山安楽院で宗派は浄土宗の寺院だ。
バス停のひとつ裏手の道路沿いにあるようだが、ちょっとここからでは分からない。


昼食場所を探しているうちに富浦公園に到着してしまった。
既に11時50分だ、お腹が空いてきた。
ここらで何とか弁当にしたい。


公園の一画にトビが襲いにくいような格子屋根になっている休憩場所があった。
ここならトビは襲って来にくいだろう、と考えて、弁当に決めた。
しかし、屋根の状態から半分は日が当らないので、少し肌寒い。


『こっちのほうが日に当って気持ちが良いねっ』
近くのマンションの屋根にはトビが止っていてこちらの様子を伺っているようにみえる。
『トビに襲われたらそんときはしょうがないよねっ』半ば開き直りである。
しかし、警戒していたこともあってか、幸いにもトビに襲われることはなく、弁当を食べ終わり一安心。


昼食後、コースNo.3のゴールである高等工科学校バス停を目指した。


陸上自衛隊高等工科学校の正門


高等工科学校バス停へは富浦公園から5分ほどで到着した。
道路(国道134号)はかなり渋滞になってきており、15分ほど待たされた。
時刻表より少し遅れてやってきたのは、渋滞で遅れていた一つ前のバスであった。


通常であれば高等工科学校バス停から10分程度で三崎口駅へ着く筈であるが渋滞で30分もかかってしまった。
ここで、コースNo.2の出発地油壺行きバスを待つ。
油壺をスタートとしたのは、土産物を買うには三崎港をゴールにしたほうが良い、という判断である。


京浜急行のバスの本数は多い。
それほど待つこともなく油壺行きバスはやってきた。


バスの車内。利用者は多い。
2,3の空席がある程度だ。


普段は10分程度しかかからないそうだが、渋滞の中30分ほどして油壺に到着。


さっそく油壺ヨットハーバーへ。


撮影ポイントに良さそうな場所を探す。
それにしても凄い数のヨットに圧倒される。


『ここが撮影ポイントに良いねっ』
全員の証明写真を撮り終えた。
後はゴールの三崎港バス停を目指すだけである。


油壺ヨットハーバー(油壺湾)を後にして急階段を上り、県道に出た。


諸磯港にもヨットがびっしりと繋がれていた。


通りすがりの地元の人が『ここから正面に富士山が見えるんだよ』と自慢げに話してくれた。


三崎港を目指して進む。


特定第3種 三崎漁港 海外地区(かいとちく


海外港(かいとこう)の直ぐ外に小さな岩礁があり、クロダイ師と思しき釣り人が竿を出していた。
ちょっと小さい岩礁のためこの日のように波が穏やかな日でないと乗れないだろう。


海外港で最後の一息を入れる。


小さ港が続いている。
ここも三崎漁港の一つのようである。


14時57分、三崎港に到着した。


今日は日曜日、大勢の釣り人が思い思いに釣りを楽しんでいた。
この港は何が釣れるのだろう? 釣りをやる一人としてちょっと気になる風景ではある。


マグロ直販センターに立ち寄ってみたが、冷蔵・冷凍ものが殆どで
この日の我々にとっては土産物として買って帰るわけにはいかないものばかりだ。


三崎港産直センターうらり」で土産物を見て回ることにした。


お腹が空いてきたので”とろまん”(250円)を買ってみた。
『んっ? 何っこれ、肉まんっ?』
どこにもまぐろの味は感じなかった。
観光地の名物って、所詮こんなものなのなんだろう!?


それぞれ土産物を手にしてバス亭へ。


三崎口駅行きバス停に行ってみてびっくり。
バス停の建物を取り囲むように大勢の人が並んでいた。


やって来たバスは満員で乗れない。既に城ケ島からの乗客で満員なのだ。
行列はさらに長くなり、周辺の道路まで続いていた。さらに待つこと20分超。
次にやって来たのは三浦海岸駅行きバスだったが、ここ三崎港が始発なのでとにかく乗ることにした。
バスは満員状態で当然のことながら座ることは出来ない。


道路は今まであまり経験したことのないような大渋滞で、バスは全く進まない。
最初の停留所まで20分近くもかかる有様である。
運転手さん曰く『今日の渋滞ではこの先何時間かかるか分からない』とのこと。
満員のバスに乗っていたので気分が悪くなってきた。この先何時間も詰め込まれたのでは堪らない。
相談の結果、”降りて歩こう”ということになり、運転手さんに『降ろして欲しい』と申し出た。
しかし、運転手さんは『停留所以外で降ろすことは出来ません』と応じてくれようとはしない。
『そこを何とか!』と粘り強く交渉して、何とか次の停留所の手前で降ろしてもらうことに。


三崎口駅までどのくらい距離があるのか分からなかったが、とにかく歩くしかない。


降りたバスに追い越されるような惨めな思いはしたくない。
自然と歩く速度が速くなる。
ここが日頃のウォーキングの成果の見せどころである。
(なんて恰好の良いことを言ってはみたが・・・)


渋滞はず~っと途切れることなく続いていた。


引橋バス停から見えた夕日が美しかった。
バズを降りて、この先の三崎口駅方面と三浦海岸駅方面が分岐する地点までの約3Km、
当のバスが我々を追い越して行くことはなかった。


17時を過ぎて辺りはかなり薄暗くなってきた。
ヘッドライトを点灯する車が増えてきた。


ようやく三崎口駅が見えてきた。


17時25分、三崎口駅に到着。
『やっと着いたわねぇ』
バスを降りて歩き始めてちょうど1時間が経過していた。
推定で約6Kmくらいは歩いたのではないかと思う。


17時37分発の京浜急行に乗車。


JR久里浜駅には、17時56分に到着した。
辺りは既に真暗である。


18時5分発の東京行きに乗車して一安心といったところである。
『想い出に残る一日だったわね~っ』


こちらはちょっと疲れた様子。
『今日は大変お疲れ様でしたっ』


御前中は好天に恵まれ、素晴らしい景色を眺めながら海岸線を歩き、大満足のスタートを切れた。
が、午後はとんでもない大渋滞に巻き込まれて、最後は想定外のウォーキングまで経験して大変な一日となった。
しかし、これも時間が経てば楽しい想い出の一つとして記憶に残ることになるだろう。

3連休の真ん中の日曜日ということもあったが、これから同じコースを歩こうと考えている人には、
コースの順番を充分に考慮しておくべきだと言っておきたい。
やはりコースNo.2は渋滞になる前の午前中に歩いた方が良いように思う。
潮の干満時刻を考慮しておくことも忘れてはならない。
京浜急行線を三崎港まで延伸させることが最も重要な解決策だと思うのだが・・・


ウマさんの「続関東ふれあいの道を歩く」の目次”へ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

強風にも負けず 小町の里から朝日峠展望公園

2013年02月08日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2013年2月8日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成24年度第34回(2013年第5回)、「朝日峠展望公園と小町の里」ハイキングに参加した。
朝日峠展望公園は、自身2009年12月4日2010年10月22日に続いて3回目となる。

この日は、登山とまではいかないが、「小町の里」から朝日峠展望公園へのハイキング。
おまけに昨日までの小春日和の天気はどこへやら、寒くて風も強い。
果たして集まるのは何名になるのか? 気になるところだ。

第一集合場所の土浦市民会館には、11名が集まった。
やはり寒さも影響しているのだろうか? とりあえず第二集合場所の小町の里へ。
既に何人かが直行していた。
『寒いわねぇ』 『風も強いわよねっ』


車が次々にやって来た。
『お久しぶりですっ』 中には今年初めての参加と言う人も。
後ろに見えるのは「小町の館」


予想に反して直行者が増え、全部で22名となった。
『直接こんなに来るとは思わなかったねぇ』
会長もびっくり、といった表情だ。
事前に配布するコース地図に住所と電話番号を入れるようにしたので、カーナビで来る人が増えたのかもしれない。


この日はあまりにも寒いので、準備体操は省略ということに。
じっとしていると寒さが身に堪えるので、出発しよう!!
後で確認したら、集合時間より5分ほど早かったことが分かった。


「清滝観音」までは、準備体操代りの足馴らしと云ったところである。


この日の先頭は会長が務めることに。
寒さにも負けずに元気いっぱいである。


朝日トンネルへ繋がる道が見えてきた。
昨年(2012年)11月12日に開通して3カ月近く経っているが、交通量は順調に増えているようだ。


「向上庵」は枝垂れ桜の時期に訪れることにしているので、この日はパスすることに。


「南明山清滝寺」の看板に従って進む。
「清滝寺」は”坂東三十三観音霊場”の第26番札所として、2009年3月7日にお参りをしている。


『寒いけど歩くと気持ち良いですねっ』
『そうだよなっ』
なんて話しているのかどうか???


「清滝寺」の門前の石段を登ると・・・


その先に江戸時代に造られたと云われる重厚な山門がどっしりと構える。


山門に一礼してさらにその先の石段を登ると・・・


正面に本堂が現れた。
天正年間に小田氏・佐竹氏の兵火により焼失し、江戸時代に再建されたが、
昭和44年に不審火により、山門のみを残して焼失してしまったとのこと。
現在の本堂は昭和52年に再建されたものである。


先ずはこの日の安全・無事を祈願して行こう。


「清滝寺」を後にしていったん「小町の里」へ引き返す。


『最初にお参りして気分がすっきりしたねっ』


朝日トンネルが出来て、周辺の道路もきれいに整備されている。


正面からの西風を受け、「小町の里」へ向かう。
『ようやく身体が温まってきたけど、今日の風はきついねっ』


10時10分、「小町の里」の水車前に到着。
「清滝寺」への往復で40分かかったことになる。
準備運動代りとしては適度な距離であろう。


ここで体調を整えて、あらためて朝日峠の展望台を目指して出発だ!!


「小町の館」の一段奥に新しい建物が建築中だった。
ほどなく完成すると思われるが、どんな建物なのだろうか? 土産物屋などができるのだろうか?


「腰掛石」のやや手前付近。穏やかな天気の中を進む。
この辺り一帯は南向きに当るため、風はほとんど吹かない。


「腰掛石」
小野小町が峠越えの途中で休息したと伝えられる石である。
腰を掛けるのにちょうど良い具合だ。


三人小町?


「腰掛石」を過ぎると緩やかな上りが続く。
ようやくハイキングらしくなってきた。


両側を竹林に囲まれた山道になった。
竹林は手入れが行き届いていないため、かなり荒れ放題といった感じ。


なだらかな上りが続く。


次第に勾配が急な上りになってきた。
『やっぱり上りが続くと暑くなってきたぁ』


「小町の里」を出発して15分、ちょっと一休みして水分補給しよう。


かなり身体が温まってきた。上着を脱いで体温調節だ。
『風がないと暑くて堪んないよねっ』
『風が吹いてくれると良いんだけどなっ』
そう都合よくは行かない。


再び朝日峠展望台を目指す。


道端に小さな石像が。不動明王のようにも見える。
賽銭の一円玉とみかんが供えられていた。


「水飲み沢」と書かれているが、飲まないほうが良さそうだ。
朝日峠展望台まで1,400mと表示されている。


ひと跨ぎで渡れる小さな沢に沿って上る。
『どっこいしょっと』


沢を縫うように進む。


半分ほど上って来た辺りだろうか?
上りはまだまだ続く。


「もみじの森」の木製の階段を上る。


「もみじの森」を過ぎ、舗装された道路に出た。
朝日展望公園まで残り1/3といったところ。


「もみじの森」の次は「水辺の森」だ。
朝日峠展望公園への道は、生えている木々や地形などによっていろいろな名称が付けられている。
谷や水辺もあり、変化に富んでいて退屈しない。


あまり日が当らないためか、ところどころに雪が残っていた。


10時54分、東屋で最期の休憩。
峠の公園までもう直ぐだ。


東屋のすぐ横に可愛らしい道祖神が祀られていた。
誰が置いて行ったのか、お賽銭は全て五円玉だ。
”五円=御縁”に肖りたい(あやかりたい)ということだろうか?


「水源の森」を過ぎると・・・


「こもれびの森」だ。
”こもれ日”を受けて回りが一段と明るくなってきた。
”森”から”林”に変わった感じである。


朝日峠は近い。


朝日峠の展望台が見えてきた。
『もうすぐだねっ 』


11時11分、朝日峠に到着!
「小町の里」を発ってからちょうど1時間が経過していた。


『いやぁ素晴らしい眺めだねぇ』
土浦市付近の霞ヶ浦の湖面が光っている。


東京方面
スカイツリーがぼんやりと見えるのだが、この日は望遠のピントが合わない。


振り返ると、宝篋山(左側の鉄塔辺り)が間近に見える。


『せっかく来たんだから少し休んでいこうね』


『どうぞ、どうぞっ』
『ごちそうさま~っ』


それにしてもこの日は風が強い。
パラグライダー用の吹き流しが真横に棚引いている。
時折15m以上はあるかと思われる風も吹く。


こんなところにいつまでもいると、身体が冷えてしまう。
11時21分、下山開始だ。


下りは上りとは一部異なる道にしよう。


ウッドセンター前を通る。
ウッドセンターではパラグライダーに関する情報が得られるようだ。
パラグライダースクールも開催される、とのこと。
下りの先頭は会長に代わってOさんだ。


緩やかな坂道を下る。


『下りは楽で良いわね』


木漏れ日の中を快調なペースで下る。


「水辺の森」付近。


下り始めて20分足らずで舗装道路に出た。
残り半分ほどである。


「もみじの森」を通過。


上って来た道を黙々と下る。


『滑らないように気をつけなくっちゃ』
『先週の難台山よりよっぽど楽だよねっ』


下り開始から約35分、森を抜けて里に出た。


ゴールの「小町の里」は近い。


12時4分、「小町の里」に到着。
下りに要した時間は約45分。ちょうど良いペースである。


風は朝に比べ益々強くなってきたようだ。
この後「そぼろ庵」へ向かうことにしているため、整理体操は、”深呼吸1回だけ”ということに。
『今日はお疲れ様でした~っ』


「JA土浦 新治支店」


12時20分を少し回ったところだが、一番混雑する時間帯に着いてしまったようだ。
20分ほど待ってようやく席に案内された。15名は全員バラバラの席に座ることに。


注文したのはいつもの「海老天付せいろ蕎麦」(820円)
今まで一度もありつけなかった混ぜご飯付きである。”ラッキー”


『そぼろ庵は初めて』と言うTさんは、「海老天そば」を注文。
『けっこうボリュームもあるし、美味しいねぇ』


『ごちそうさまぁ』


冷たい北風に震え上がったハイキングだったが、最後は”まぜご飯”付の名物蕎麦を食べられ満足の一日となった。
寒さも底をつき、これからは日一日と温かくなると思われる。そう願いたい。
そうなればウォーキング、ハイキングのシーズンとなる。
もっと大勢の参加者になることを期待したい。


ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次
へ戻る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

凍った残雪に四苦八苦 難台山ハイキング

2013年02月01日 | ウマさんの「健康ウォーキングの会」
2013年2月1日(金)

毎週金曜日、主に地元土浦周辺を歩く「健康ウォーキング同好会」が主催する、
平成24年度第33回(2013年第4回)、「難台山ハイキング」に参加した。

この日第一集合場所の土浦市民会館に集まったのは19名。
山と聞いて尻込みする人も多い中、意外に多くの人が集まった感じがした。
会長も『思ったより多いねぇ』とにんまりだ。
車4台に分乗し、出発地の道祖神峠・旧洗心館跡へ向った。


旧洗心館跡には予定10分前の9時50分に到着した。これも朝日トンネルのお陰である。
1名が直行していたので、併せて20名となった。


準備運動は普通であれば10時まで待って始めるところだが、
『もう誰も来ないだろう』と判断し、10時5分前に準備体操を開始。


ところが、体操も始めて間もなく1台の車が到着した。
いつもは夫婦で参加のFさんだが、この日は一人で駆けつけ、合計21名となった。
これからは、予定の時間まで待つことにしよう。


体調を整えて、10時10分、出発!
道の両側に雪が残っている。
地元の人によれば、雪が融けないのは石岡市辺りから(県南と)気温が異なるから、らしい。


この日先頭を務めるのは会長だ。
快調なペースで先導する。


この日の天気は”晴れ”、気温もかなり上がるそうだ。
絶好のハイキング日和である。


道祖神峠を抜ける県道42号線(通称フルーツライン)を渡ると難台山への登山口が見えてきた。


難台山への登山口。


しばらくは杉林を進む。


すずらん群生地で有名な長沢と難台山への分岐点
山の北側のためか、雪がかなり残っている。
しかも凍っているため、滑る危険性がある。


分岐点から急な登りになった。
滑って転ばないように、ゆっくりと登る。


登山道は写真のように凍っていて滑り易い。


『滑るし、歩き難いわねぇ』
『どこまで続くのかしらね?』


登山口から約30分、ようやく少しばかり平らな場所へ辿り着いた。
『暑くて全部着ていられないわよねっ』
上着を1枚脱いで体温調節である。


一息入れて、再び登山開始。


少し下りで楽になった、と思ったら・・・


この辺りから下りと上りが交互に続くことになる。


難台山の山頂方面から降りて来るグループとすれ違った。
『こんにちわぁっ』『お疲れさんっ』


正規の登山道を上るのは滑って危険である。
『林の中の方が歩き易いわねっ』
雪のない季節には滅多に歩かない場所だが、背に腹は代えられない。
急斜面だが、これが滑らないので意外と歩き易い。


2度目の休憩だ。
『上ったり下ったりが続くわね~』


すずらん群生地、長沢への分岐点。
すずらんの咲く頃に是非一度来てみたいものである。


『難台山頂上まであと1Kmか』


『あと20分歩けば着くんだぁ』
『もう直ぐだね』


急な下りが待ち構えていた。
『気を付けてっ』『木に掴まった方がいいよっ』


下ったと思ったら、また直ぐ上りだ。
『思ったより疲れるわねっ』


『山頂かな? と思ったらまた登るんだもん、疲れるわよねっ』


『あそこがが山頂なの?』
『え~っ、まだ先なのっ?』


気を取り直して最後のアタックだ。


『もう少しだねっ』


11時38分、難台山山頂(553m)に到着だ。
長沢方面への分岐点では20分と案内されていたが、実際には35分かかっていた。
これも雪の影響である。


『やっぱり、山は気持ち良いわねっ』


『やっと着いたぁ』『けっこう大変だったよ』
これで、全員到着! 皆さん満足の表情だ。


11時45分、ここで”弁当タイム”にしよう。


山頂は風も無く、日差しを浴びると温かい。春を思わせる気温である。
この時期山頂で弁当を食べられるとはラッキーだ。


弁当を食べ終わったら、あとは来た道を引き返すだけである。
12時17分、下山開始!


『下る方が滑り易いのよねっ』


『どこに足を降ろせば良いか迷っちゃう』
そろ~り、そろ~り。


『ロープに掴まらないと進めないのよねっ』
この日ばかりはロープのお世話になりっ放しである。


『気を付けてっ!』


とりあえず最初の下りの難関はクリアだ。
『雪が残っていないところは歩き易いのにねっ』


南に面しているところは歩き易いが・・・


日陰の場所や北側斜面は凍っていて歩き辛い。
『雪の上の方が歩き易い』と言う人もいる。
雪を踏みしめることによって却って滑り難くなるのだろう。


『ちょっと一休みして行こう』


すずらん群生地への分岐点を通過
『道祖神峠まであと1.1Kmかぁ』


北側斜面の下りが続く。
第二の難関場所だ。


雪が残っている場所は避けて林の中を下る。
『こっちの方が安全だよねっ』


13時11分、分岐点に到着。
『ここまで来れば後は楽だよ』


杉林の中を道祖神峠を目指す。
『こんなところ歩いたっけ?』
3時間前に歩いたばっかりだが、その時は話しに夢中になっていたのか、
この景色は全く記憶に残っていないと言う人も。
特徴のある景色でないと、人の記憶もこんなものなのである。


13時15分、道祖神峠に到着。
案内より10分程度余分にかかった計算になるが、雪のことを考えれば適度な速さであろう。


『ここが石岡市と笠間市のちょうど境界なんだぁ』
道祖神峠を境に左が笠間市、右が石岡市になっている。


旧洗心館へ通じる”狭き門”が残っている。
現在は民有地ということで、中へ入ることは出来ないため、門だけカメラに納めた。


『もう直ぐゴールだねっ』


13時23分、出発地に到着。
転倒者も出ず、全員無事に下山できたのは何よりである。


整理体操をして・・・
『はいっ今日も大変お疲れ様でしたぁ』


何時降った(積もった)雪かは分からないが、この時期まで残っていたのには正直驚かされた。
雪は全く予想していなかったからである。
残った雪は凍ってて滑り易く、歩くのに苦労した。
手軽で簡易なアイゼンが売られているそうなので、この日のような時のために備えておきたい。
山頂でお日様をいっぱいに浴びながらの弁当は美味しかった。
ハイキングの醍醐味を充分に味わった一日であった。


ウマさんの「健康ウォーキングの会」の目次
へ戻る。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする