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何か違う企画でうき特製のお菓子をお送りします♪



スペインに行って来たなり~ -2日目-






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2日目
2011.11.19

前日の夜遅くにホテルに着いてそのまま寝たんですけど、朝カーテンを開けてびっくり!
な・なんと!裏は共同墓地だったようです。
建物はどうやらお墓のマンションのようです。(笑
手前のお墓とマンションとどっちがお高いんでしょう。
が言うには、「手前のは所謂『無縁仏』のお墓なんじゃないか?」と。
私ゃ、手前の一戸建ては英雄や名士が入ってると思ったんだけどなぁ。
ま、そんなもんどっちでもええか。ハハハ。

朝ご飯はブッフェで特に珍しいものもなかったんですけど、ねぇやんは右の瓜みたいなのが「甘くて美味しかった」と言っておりました。
コレはなんざんしょうねー。
ツアーの方々とは実質ココで初顔合わせつうか、初めてお話をしました。
1人で参加してたおばちゃん(58歳)がね、今日の午後の予定を聞いて来たの。
このツアーの自由時間はこの日の午後のみで、あとはずっと観光が付いてるというものだったのね。
私達はその自由時間にモンセラットに行くオプショナルツアーを申し込んでたのよ。
だって、せっかくツアーに参加してるんだから、自分達で行くには大変なところに連れて行ってもらいたいじゃない?
黒マリアも見てみたかったしね。
だけど、おばちゃんはバルセロナの街をブラブラしたかったらしいの。
ツアーの中で2人組のおばちゃん達だけが自由行動をすることになってたんだけど、さすがにそこに「加えてくれ」とは言えなかったんだろうねー。
で、私達がバルセロナをブラブラするなら、「一緒に」と言おうと思ってたのよね。
そしたら、私達もモンセラットに行くつうもんだから、一気に私達に興味を失ったみたいで、それまで私達に向って話してたのに急に向きを変えてご飯を食べることに専念しだしたの。
↑その行動に移る前に一言なんか言えよ!
つまり自分達で街歩きも出来ない田舎もんには用がない、ということだったみたい。
何かめっちゃ感じ悪かったのよねー。
私はツアーに1人で参加する人は自分で何でも出来る人だと思ってたんだけど、どうやら「上手く人に頼れる人」が1人で参加するものなのね。
何だか先が思い遣られるのう。

朝食後はバルセロナの街を一望出来るモンジュイックの丘へ。
サグラダファミリアを背負い「プラムダファミリア」がハイチーズ。
ちょっとモヤっててたのが残念。
次はグエル公園
サントリーのCMのあそこです。(笑
いや、まぁ!あっちもこっちもすごい人でしたわ。
「上が広場になってて」と説明されたんだけど、私、どういう意味かよくわからなかったのね。
上まで上がってようやくわかりました。
つまり屋上に広場つうか、公園があるのね。
モザイクの冷たいけど座り心地のいいベンチが一杯並んでて、バルセロナの街が一望出来るところだったのねー。
単なる「建物」ってだけじゃなかったんだ。
って!かなーりアホなことを言ってます?
そして、あの有名なトカゲ。
人人人でマトモに写真なんか撮れません。(笑
皆あとで写真を見たら、「ふーん」ってなるに決まってるのにね。ハハ。
次はサグラダファミリア。
もちろん上まで上がる時間はありません。
地下の資料室と聖堂を見て終了。
そういやさぁ、ここは去年までは教会じゃなかったんだよねー。
初ミサが行われるまでは、タダの建設中だったつうことなんだね。
当たり前と言えば当たり前だけど、面白いよね。
建設中の建物がこんなにも人を集めるなんてね。
あ、スカイタワーもそうか。(笑

午前の観光はここで終了で、昼食は「マリーナ・モンチョス」つうお店で3種のパエリア。
細くて短いパスタのパエリアとイカ墨、魚介のパエリアでした。
あまりにも重いので、「じっとしてて」とは言えず、ボケボケの写真です。
どれも不味くはなかったけど、塩気がキツイのよ。
んでもって、「わしはウサギかよ!」てなくらい皿に山盛りのサラダが出てきた。(笑
ここではまだ余裕だったんだけど、食事の度にどんどんテンションが下がっていきます。

午後からはバルセロナからバスで1時間半くらいのモンセラットへ。
こんなところによーもこんなもん作りましたなぁ。
何や知らんけど、霊験あらたかなお山らしくてねー。
この修道院には少年合唱団もあるらしいけど、ウィーンみたいに対外的な活動はしなくて、ただただココで歌うだけみたい。
そう言われると、何だろうなぁ、高野山的雰囲気か!?
↑いやいや、全然違うだろ。
こう下界とは閉ざされた不思議な空間である感じ。
信者の方が何日も掛けて巡礼するみたいですよ。
山に沿って参道があったり、宿坊みたいなのも何軒かあるようでした。
ご本尊の(オイオイ!)の黒マリア様は特に病気を治す力をお持ちだそうでしてねぇ、私もしっかりお祈りしてきました。(笑
ツアーで一緒だった71歳のおばあちゃまが祈ってる姿、何だかご利益がありそうな気がするでしょ?ハハハ。
おばあちゃまは「私、お祈りして願いが叶っても、次に『お礼参り』にはもう来れないわ」と言ってらしたのね。
私、その言葉に異様に反応して、馬鹿笑いしちゃったよ。
お礼参りに来ておっ死んじゃったらシャレにならんわよねー。ハハハ。
黒マリア様が持ってる玉を直接触れるように穴が開いてるの。
まぁ、薬師さんと同じね。(笑
このマリア様、木製らしいんだけど、いいお顔をしてるでしょ?
で、このマリア様の裏が礼拝堂になってるのよ。
わかるかしら?
礼拝堂から上を見上げると、マリア様の後姿が見えると。
何やらココも今流行のパワースポットらしいんだけど、本当に「気」が出てる感じがするところよ。
中庭の真ん中で手を広げて天を仰げばより効果があるということで、ママねぇやんにやってもらいました。
さて、いい「気」を吸い込めたかしら。
修道院以外は何にもないところだけど、バスに酔いそうになりながらも来てよかったー。
もし、願いが叶ったら、絶対にお礼参りにまた来ますね。
そうそう。
ここの売店で見かけたこのお菓子、なんて言うのかなー?
直径10cm以上ありそうな巨大メレンゲ。
買って帰りたかったんだけど、壊れるのも湿気るのも嫌だったので断念したのよ。
ちょっと味見に買ってみればよかったなぁ。
重い蜂蜜を3本も買ったのに、何故アレが買えなかったのか。
アホだ~。

夕方バルセロナに戻って夕飯を食べて、その後はフラメンコショーを見に行きました。
もうねぇ、食事は記録に残すのも憚られる感じですわ。
パンにトマトとチーズが乗ったもの、前菜は焼き茄子とパプリカのマリネ。
メインは鱸のサフランソースにピラフが添えてあるもの。
鱸は臭いし、ピラフは油っぽくてなかなか入っていかないものでした。
4分の1も食べられず断念。
デザートはオレンジのムースでこれはまぁまぁイケて完食。
わたくし、初日にして海外で初めて日本食が恋しくなりました。
はぁ、今日のお店が特別不味かったと信じたい。
さ、気を取り直してお楽しみのフラメンコ、フラメンコ。
8時半からのショーで、入場したのが10分くらい前だったのかなー。
団体ということもあるし、ギリギリの入場だからさぁ、当然席は端っこの後ろだったのよ。
そしたら、私の隣に座った「朝の58歳の感じ悪いおばはん」がさぁ、
「何でこんなに後ろの席なのよっ!観光客だと思ってナメてんじゃないのぉぉ?」と怒って私に同意を求めてきたんですよ。
そんなんナメてるに決まってるやん、今更何言ってるの?
だいたいやねー、バルセロナでフラメンコを観せるお店自体観光客相手のお店だっつうの。
そんなに本場のフラメンコが観たいなら、セビーリャの夜中のタブラオに行きやがれ。
あまりにおばはんが五月蝿いから「前の席が空いてるようですので移られたらいかがですか?」
と一応アドバイスしたんですよ。
でも、一向に移動する気配はないし、それどころかいつまでも私の隣で文句をいい続けるんですよ。
さすがに頭に来て、ちょっと意地悪がしたくなったんですねぇ。ホホ。
ハイ、1人席を立って店員に「立ち見でもいいから正面で観させてくれ」と交渉に行きました。
もちろんわたくし、スペイン語も英語も満足に出来ませんのよ。
それでも、「自分がしたいことがあったら、自分の足と頭で動きやがれ!」とおばはんに見せたかったんですよ。(笑
ふふふ、店員は私に前の方の席を用意してくれました。
図らずもあのおばはんのお陰でゆっくりちゃんと観ることが出来ました。
我ながら嫌なヤツだなー、と思うわ。
おばはんも誘ってやればよかったことはわかってたんだけど、どうしてもしたくなかったのね。
↑あんたは子供かよ!
笑っちゃうのが、その後からのおばはんの態度。
どうやらおばはんの中で私は「付いて行ってもいい人」と判断が下されてようです。
わっかりやすなぁ。(呆
もちろん天邪鬼な私のこと、その後の対応はご想像にお任せします。
ホホホ。
そんなこんなで忙しい1日は終わりました。


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