高山に来てますなり〜

高山に来ています。 昨夜は写真をアップロードしたところで寝落ちしてしまいました。 夫が仕事をしている間、1人でウロウロしてバケツ3杯くらいの汗をかいた気がする。 って！大袈裟だって。 ハハハ。 とにかく消耗したようです。 8時過ぎに家を出て高山に着いたのは11時頃。 予定通り、まずはお蕎麦。 以前(10年前！)偶然入って美味しいと思った「せと」に再訪です。 産地や割合、製粉粒度の違うお蕎麦が4種類あって、私はブレンドの二八蕎麦と焙煎蕎麦の2枚をチョイスしました。 ちなみに夫は私のにプラス、古式製法(？)蕎麦の粒度の粗い野趣溢れる蕎麦を選んでいました。 一口味見をさせてもらったんだけど、私はこの古式蕎麦が一番好きだった。 私、実は蕎麦に思い入れがないので、こういうわかりやすい無骨なガツンと来るものが蕎麦らしくて好き。 確かここの炊き込みご飯が美味しかったことを思い出して、ミニ茶碗も頂いた。 私、お蕎麦よりこの炊き込みご飯の方が好きかも。 何だろ、わかる人にはわかる田舎の法事とかで出されるあの甘辛いやつです。 わからんわい！ 前回に来た時は春で、蕗のとうやタラの芽の天ぷらが美味しかった記憶があったので注文したけど、普通だった。 夏だからしょうがないよね。（笑 次回来ることがあったら、春と秋以外天ぷらはパスしてその分種類の違う蕎麦を食べた方がいいね。 お蕎麦を食べて高山市役所に着いたのが12時15分、12時半の待ち合わせだったからちょうどだったな。 さぁ、ここからは夫と別れて1人で散策。 春慶塗りの深いお皿を探していたんだけどねぇ、ないもんね。 小ぶりのお重というかお弁当箱というか、素敵な箱状の器があって欲しくなったんだけどー。 使い道が思い浮かばなくて諦めたよ。 値段もまぁまぁしたし、食器棚の肥やしにするには美しすぎた。 高山の街はコンパクトだから歩いて散策するにはちょうどいいのよね。 途中休憩を挟みながらも3時間くらいウロウロしたのかな。 戦利品は飛騨の匠が作った(嘘（笑）檜の枝葉のアロマオイルと、田舎臭い味、もとい素朴な味の味噌。 ↑飛騨の家具メーカーが作ってるらしい。 しかし、さすがに1時2時は暑い。 高山陣屋も前を通っただけ。（笑 ホテルのチェックインの時間と同時にホテルに飛び込んだよ。 ホテルは立地と値段だけで「メルキュール飛騨高山」決めたんだけど、案外お部屋も広くて温泉の大浴場もあるし快適だった。 去年の12月に開業したホテルでキレイだし、2人で11520円なら充分よね。 駅まで歩いて5分弱よ。 駅前にこのランクのホテルが次々と建ってた。 もうね、ここのところの東京のホテル代を見てるから、「この値段、おかしくない？」と頭がバグるよ。（笑 夕方、夫とホテルで合流して夕飯は「TEPPANたなか」へ。 初めて行くお店で、中途半端なお店だったらとドキドキしていました。 名前もTEPPANって、何か怪しくない？（笑 お店のお庭も内装も素敵だったし、お料理も文句なしで心配は杞憂に終わりましたけど。 前菜は魚介の冷やし茶碗蒸し。 もう少し玉子が柔らかい方が好きだけど、出汁の効いたええお味でした。 聞けば、ご主人、大阪で割烹料理屋をやったあと、請われてベルリンで2年半、シチリアで10年お店をやってたんだって。 なかなかユニークな人生を送っていられる割に、そういう人独特の胡散臭さのない方でした。（笑 ↑独特の感じ、わかりますよね？ 鱧の紫蘇揚げ載せ半田ソーメン。 今年初の鱧でした。 夏ですなぁ。 半田麺(知ってはいた)も初めて食べたんだけど、コシがあって美味しいものだったのねー。 今度買ってみよ。 さ、鉄板焼きですよ。 ヒラメ(エンガワも)と野菜を焼いて、とうもろこしのすり流しのソース。 何だろ、目の前で焼いてキレイに盛り付けて一皿にする、こういう形は初めて見たかも。 美しい動きと皿だったな。 もちろんヒラメも野菜も完璧な火の通りだった。 ブラッドオレンジのグラニテ。 これも果汁感がすごくてめっちゃ爽やかだったな。 さ、お肉ですよ。 飛騨牛のA5等級のフィレ150g。 私はサーロインの方が好きだけど、夫の誕生日だからね。（笑 ミディアムレアに焼いてもらいました。 いくらでも入っていく気がしたけど、気だけだったわ。 夫に4切れほど助けてもらったよ。 〆のガーリックライス。 シソがドーンと入ってて、焦がし醤油の香りも良くてあっさり食べられたよ。 少な目をお願いしたんだけど普通盛りでよかったかも。 よくない、よくない！ 夫はわんぱく盛りお願いして、このお茶碗山盛り食べてたわ。 あかん、あかんやーん。 デザートは飛騨ミルクのクリームブリュレ。 自家製だけど、これは普通だったな。 ただオレンジもキーウイもめっちゃ酸っぱかったわ。 私、酸っぱいフルーツが苦手なんだよぉ〜。 口に入れて酸っぱっ！ってなっても出すわけにいかないし困ったよ。 ハハハ。 お主人も女将さんも嫌味のない方達でお話も楽しかったし、お料理も美味しかったしでええ夜でした。 高山に来たら、また来たいと思ったな。 散策するのもコンパクトでええし、食べ物も美味しいし、高山はええところや。