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何か違う企画でうき特製のお菓子をお送りします♪



流れ弾が飛んで来たなり〜







今日は暖かいというより、暑かったねー。
今日はパパの命日。
17年前の今日も暖かい晴れた日だったなぁ。
病院からパパと家に帰る車の中で心細かったこと、着ていた服、今でも鮮明に思い出せるよ。
なんだろうねぇ、忘れちゃいけないことはどんどん忘れるのに、忘れたいことは忘れないんだよねー。

さて、こんな日の朝、ママから「ちょっと聞いて〜!」と怒りの電話が入った。
何やらもう何十年も疎遠の彼女の叔父が亡くなって、その叔父が滞納してた市民税を払えと督促状が来たと。
「なんで私が払わなあかんの? 市役所に怒鳴り込んでくる聞いて来るわ。いいよね?」
言うて来たから、「払わんでええやろ。どういうことか聞いておいで」と電話を切ったのよ。
切ってから、もしかしてさぁ、コレ、払わなあかんやつかも、という気がして来た。
生きてたら「知らん」で済むけど、死んでんねんからコレ(負の)遺産ちゃうんか?
ええーっ!?
もしかせんでも、遺産相続放棄せな払わなあかんやつやん。
うん?確か叔父さんには娘がおったはず。
何?娘は遺産相続放棄の手続きしてて、次の相続人にママがなったってこと?
んでもって、督促が来たってこと?
何十年も会ってないのに?
死んだことも知らんのに?
怖っ。
市役所に行ったママから同じことを係りの人に説明を受けていたらしく、怒り心頭の電話が掛かって来た。
やっぱりそうやわなぁ。
市役所の係りの兄ちゃんに替わってもらって、私の認識で合ってるか聞いたら「その通り」だと。
兄ちゃんには「法律的にはそうだろうし、あなたの対応も間違ってないけど、理不尽な話やなぁ。母怒ってる?ごめんね」
と謝ったら、恐縮してたわ。(笑
心情は充分理解出来るって。
「ちなみに亡くなった人には娘がいるんだけど、母に請求が来てるってことは彼女は遺産相続放棄の手続きしてるってこと?」と聞いたら
「そうだと思われます」
うーむ、税金は数千円やから払ってもええんやけど、他にも借金があるかもしれないやん?
娘が早々に放棄の手続きしてるんやから、めっちゃ危ないってことだよね。
ママを含めた甥姪、急いで遺産相続放棄手続きをしなくちゃいけないじゃん。
亡くなったのは去年の夏らしいけど、亡くなったのを知ったのは数日前に届いた督促状。
今から3ヶ月の間に手続きかー。
司法書士に代行を頼んで、その依頼金はこちらの持ち出しですか。
納得いかんが、しょうがないのう。
厄落とし的なこととして、気持ちを整理せな仕方ないよね。
あー、理不尽やわ〜。
ったく、どこから流れ弾が飛んで来るかわからんなぁ。
しかし、コレさぁ、知らんかったからよかったものの、例えば葬式に出るような仲だったらどうなるの?
故人の子供に「亡くなった人に借金ある?あんたら遺産相続放棄手続きしないよね?」なんて聞けないじゃん。
気が付いたときには3ヶ月過ぎてたってこともあり得るやん。
怖いなぁ。
気の付けようもないし、予め「誰からも何にもいらん手続き」というのが出来んもんかのう。


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