カウンターサービスが終了してしまいました。

何か違う企画でうき特製のお菓子をお送りします♪



超歌舞伎を観ましたなり〜







昨年は直前に骨を折って行けなかったけど、今年は超歌舞伎に行って来ましたよ。
歌舞伎座がメインでついでのつもりだったんだけど、めっちゃ楽しかったの。
実はねぇ、私、未だに初音ミクのことをイマイチよくわかってません。
獅童さんが頑張ってみえるから応援のつもり。
「私だけノリが合わなかったらどうしよう」と心配してたんだけど、近くの方が皆同じような方達ばかりで。(笑
助かったー!
後ろの席は70代の元気なおばあちゃん、その隣りは18歳の息子と53歳の母。
私の隣りも、その隣りもたぶん同世代と思われた。
おばあちゃんがめっちゃ話し掛けて来て、前方花横のブロックはコロナ禍とは思えない程和気藹々とした雰囲気。
知らん人と劇場でこんなに世間話をしたのは何年ぶりだろ。
以前はこういうことも含めての観劇だったんだよねー。
おばあちゃんはねー、ステージ上の獅童さんに話し掛けたりとめっちゃ自由なおばあちゃんだった。(笑
↑「ペンライトが売り切れてて買えない」と叫んでた。
チケットを取ったとき、1列目が選択出来なくて2列目からしかなかったの。
1列目は既に押さえられてるの?
それとも、2列目が最前列?
とにかく写真撮影タイムがあるはずだから、出来るだけ前を取ろうと思って取ったのよね。
そしたら、1列目は空けてあって、2列目が実質1列目だったのよ〜。
が、写真は撮り放題の良席だったけど、私の腕がへっぽこだったというオチよ。
ハハハ。
下手の舞台に階段が設置されてて、「うん?」と思ってたら、獅童さんが客席に降りてみえたの。
私の横を駆け抜けて行かれたの。
もう、キャーッよ。
心なしか衣装が湿っていたような。(笑
通路だけ走って、また舞台に戻られてましたわ。
この演出、どうしても必要だと思えないけど、客はテンションが上がるよね。
楽しい〜。

まずはペンライトの使い方とかの説明があって、獅童さんのご挨拶がありました。
「ここまで(東京の劇場)に来るまで6年掛かった」と声を詰まらせてみえたわ。
獅童さん、泣き虫なんだからぁ。(笑
おばちゃん達もつられてウルッよ。
「萬代春歌舞伎踊」はミクさんが出雲のお国、獅童さんが真柴秀康。
三番叟を踊ってました。
前回は観られなかったのでわからないけど、2019年よりミクさんの動きは随分進化してるみたい。
動きもスムーズで、画面の中にいる人感が薄くなってた。
藤間勘十郎さんの踊りをミクさんに起こしてるのかな、手先とかは美しいよねー。
着物の柄もとても素敵だった。
メインの演目は「永遠花誉功」
蘇我入鹿(国矢さん)は三種の神器を奪い、安倍行主を殺害し天皇に取って変わろうとする。
入鹿は苧環姫を妃にしようと、金輪五郎今国(獅童さん)を使者つかわすの。
しかし、苧環姫は3年前に恋煩いのために死んでて、今は絵姿になってるという。
そして、その恋の相手は五郎だと!
恋煩いで死ぬって!?
その相手が目の前にいるって!?
そんなん、あらへんあらへん。
ほんでもって、五郎は今は入鹿の家来やけど、ほんまは元の主人の鎌足と示し合わせて入鹿を討つための仮の姿やと。
苧環姫、正しくは絵姿とその父は、金輪五郎に協力すると共に入鹿の元へ。
何故か、入鹿と吾郎は相撲で決着をつけようということになるのよ。
なんで剣じゃなくて相撲なの?(笑
相撲に負けた入鹿が悪龍を使って逆襲してくるの。
形勢逆転?
絶体絶命のピンチやーん。
そこに金輪五郎の息子・金輪小五郎(陽喜君)が現れて、父親に鎌を渡す。
その鎌で五郎が入鹿に立ち向かうところ、苧環姫が入鹿を屏風に封じ込める。
苧環姫はエネルギーを使いすぎたために、瀕死の状態。
「ありがとう...そして、さようなら」と消失していくのであった。
ちゃんちゃん、というお話ね。
まぁ、歌舞伎の話としてはよくあるやつよ。
途中、記憶が飛びそうになったんだけど(笑、カーテンコールというか、フォトセッションタイムで目が覚めた。
獅童さんの息子さん、陽喜君。
笑っちゃうくらいそっくりで、めっちゃ可愛い。
ちゃんと六方も踏んでたし、いちょ前に見得も切ってた。
最後は舞台と客席と一体になってめっちゃ盛り上がったよ。
つべこべ言わずにペンライトを振って、楽しめばいいんだと思う。
これはお祭りなのよ。
応援のつもりとか言ってたけど、元気をもらったのはこちらの方だったわ。
次回はもう一本ペンライト買って、もっと雰囲気に身を任せて楽しむことにする!


コメント ( 0 ) | Trackback ( )




« 納涼歌舞伎を... 結果的にデー... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。