無事帰って行きましたなり～

今朝、夫「ねぇ、台所に粉末のスープが入って、あとはお湯を注ぐだけになってるどん兵衛があるけど、あれはなんだろう？」 私「うん？何それ、私は知らないよ。ケビンがコンロの火の点け方がわからなくて、断念したんじゃない？」 夫「火の点け方って、回すだけのあんなシンプルなものの点け方がわからんって、そんなのあり得ないぞ」 私「うーん、どういう事情があったのかわかんないけど、誰かが食べようとして途中で諦めたのは確かね。（笑」 と会話をして、夫は大学へと出勤。 あとで起きて来たテンスアップちゃんに聞いたら、 「朝の5時頃お腹が空いたから食べようと思ってお湯を沸かしてたら、セレちゃんが泣き出したので寝室に戻ったんです。ごめんなさい」 ↑いつでも夜食が食べられるように、用意しておいてあった。 なるほど、頭の黒いネズミだったわけね。 って！？これどうする？ ハハハ。 最後の朝は特別にちゃんとした日本の朝食を用意しました。 写真を撮り忘れたんだけど、豚汁にほうれん草のお浸し、しらす干しと大根おろしに蓮根のキンピラ、厚焼き玉子というものでした。 私、自分が朝ご飯を食べないから、思い入れがないんだよねー。（笑 ケビン（彼女の夫）が豚汁が好きだから、豚汁にトーストというめちゃくちゃなメニューの日もあったんです。 失礼！ 食後はまた荷物の整理をして（まぁ！よく詰めたわよ！）、何とか出発時間までに用意を済ませました。 昨夜から続くパッキン作業に、温和なケビンもさすがに疲れてキレておりましたわ。 いやいや、君はよくやったよ。 ハハハ。 1時過ぎに空港まで一緒に見送りに行ってくれるマリ造がやって来て、予定通り出発。 ↑彼女は午前中仕事をして午後から半休を取ってくれた。 日本での最後の食事は「鈴波」の銀だら定食でした。 そういや、日本での最初の食事も家で「鈴波」の銀ダラを焼いたんだっけ。 昨夜、テンスアップちゃんに「何を食べる？」と聞いたら、「鈴波がいい」って言ったんだよねー。（笑 それにしても、私、バカでさぁ。 トイレに行きたかったもんだから、入ってすぐマリ造に「私は銀ダラね」ゆうて席を立ったんですよ。 ちょうど間が悪いことに、テンスアップちゃんもトイレに行っててねー。 マリ造はケビンに英語で、魚の種類や調理方法の説明を四苦八苦しながらやっておりました。 素材の説明って、日本語でも難しいじゃない？ だって、鰈なんか見たことも食べたことなかったりしたらわかんないし、例えるにもどういう魚が台湾で食されてるのかもわかんないもんね。 ケビンにしても、説明されたところで何が美味しいかわかんないだろうし、2人で脇に嫌な汗をかいたことでしょう。 私なんか面倒くさいから（出来ないからなんだけどね） 「嫌いなものある？私が決めていい？」といつも勝手に注文してたのよね。 だから、「彼らも同じもので」と言って席を立たなきゃいけなかったのに、トイレのことで頭が一杯で言っておくのを忘れちゃったんだ。 ↑結局、私が席に戻ってから「銀ダラ定食4つ」と頼んだ。 すまん！ ま、そんなこんなで4人仲良く銀ダラ定食を頂きました。（笑 テンスアップちゃんはご飯のお代わりして完食。 「半分くらいで」と言ったのに4分の3ほど盛られたんだけど、最後の一粒までキレイに食べておりました。 母乳をあげているせいか、ほんと驚くほど食べるのよ。 こんな娘、家に置いておいたら身上が潰れるわ。 ハハハ。 いよいよフライトの時間まであと1時間となり、急かす様にイミグレーションに送り出しました。 いやー、一時は「まだあと何日もあるぞ」と思ったけど、過ぎてしまえば早かったねー。 また私の悪い癖で（笑、喉もと過ぎたら熱さ忘れるで、「またおいで」と言っちゃうんだろうなぁ。 しばらくこの腐れ縁は続きそうです。ホホ。 家に戻ってマリ造に掃除機を掛けてもらって、棚の目隠しを外し、テレビ台の角のクッションを外して、夫の趣味の民族楽器を元に戻して現状復帰。 ああ、しばらく「ミヤネ屋」を点けながら記憶を失くす日々を送りたい～。（笑 皆様にはいろいろ不義理をしていて心苦しいのですが、2,3日ゆっくり休ませて下さい。