なんでこんな話になったんだ？なり～

今日はお天気が良かったので、洗濯して布団を干して、窓を開けて掃除して・・・あー、すっきり。 今晩はお陽さんのニオイのする布団で眠れます。（笑 そして、午後からは切れていたうき夫ケーキを焼きました。 なんつうの、絵に描いたような穏やかな日だと思いません？ 穏やかな主婦の生活って感じ？ 何かね、耳のことがあってからいろんなことを考えるんですよ。 もし、あの状態がずっと続いていたら、きっと私の昨日と今日は変わっていたと思うの。 考えても悩んでももう元の耳には戻らないのに、それでも悩まずにはいられないと思うのよ。 同じように同じ速さで時間は流れるけど、昨日の時間とは全く違う気持ちで過ごさなきゃいけなくなっちゃうわけでしょ？ だからね、陳腐な言い方だけど、穏やかに過ごせるこの日が「幸せだなぁ」と思うの。 前に新聞の追悼欄で、アメリカかどっかの生物学者が癌の告知をされて1週間ほどで亡くなった記事を読んだのね。 私、ものすごく羨ましかったの。 だってね、穏やかだった自分の周りの世界がよ、告知された瞬間から全く別の世界になっちゃうんだよ。 どんなに頑張っても、もう元の気持ちや生活には戻れない。 昨日の時間のことを考えたら、「どうして、私だけこんなことになったの？」と遣り切れないと思うんだ。 そんな時間が何ヶ月も続くと思うと、気が遠くなる。 最初は反発して、そのうち諦めて、最後に受け入れられるかどうか。 私は死ぬことより、死ぬ前の心の葛藤の方が怖い。 日々怯えて暮らさなきゃいけないなんて耐えられないよ。 それでも、やっぱり「親しい人にお別れを言う時間が欲しい」と思うようになるのかなー。 ま、その場になってみないとわかんないことなんだろうね。 ただ永遠に「今」が続かないってことだけはわかってる。 一日一日を大切に、何でもないこと一日に感謝して、この一日が当たり前だと思わないようにしないとね。 病気や事故でいつ明日が途切れるかわかんないんだもん。 そのときに「あのときもう少し・・・」なんて思っても遅いんだよね。 なーんて、思ったりするんだけどさぁ。（笑 ほら、人間、そうそう感謝ばかりもしていられないじゃない？ 腹が立つこともあるし、いろいろ欲も不満もあるしねー。 殊勝な気持ちって、長続きしないのよ。 なかなか難しい。 失くして初めて自分の持ってる石が「玉」だと気付くんだろうね。（笑 そんな愚か者にはなりたくないし、何事も準備万端にしておきたい私は、いつ「そのとき」が来てもいいようにしておきたいんだけどねぇ。 実際には無駄に時間を過ごし、「そのとき」が来たら、バタバタ慌てふためくんだろうと思うわ。 嫌だなー、めっちゃみっともないんだろうな。 ふふふ、これが煩悩、生きてるってことなのか？ って！耳の話からエライこと話が飛躍してないか！？