カウンターサービスが終了してしまいました。

何か違う企画でうき特製のお菓子をお送りします♪



高山の話の続きなり~







今日のわたくし、いつも以上に廃人でございます。
とりあえず晴れていたので(この機会を逃すまじ!)、洗濯して布団を干して掃除をしたところで、電池が切れました。
もう起き上がるのも腕を上げるのも億劫でしたわ。
BSで「NBA」のファイナル第三戦をやってたんですけど、こんな調子ですので心ここにあらずでしてねぇ。
私の応援が足りなかったのか、2点差でマーベリックスが負けてちゃった。
あーあ。

さて、どこまでいけるかわからないのですが、忘れないうちに時系列で高山の記録を残しておきますね。
途中でブチキレになったら、ごめんなさい。
土曜日、お昼前にこちらを出て途中で何かを食べるつもりだったのですが、コレといったものがなくてねぇ。
結局、ひるがのSAで伍葉寿司を買って食べました。
↑名古屋に向う方のSAは充実してるけど、飛騨に向う方はイマイチ。
あの辺りの郷土料理で朴葉寿司(具入りの寿司飯が朴葉に包んである)というのがあるんですけど、それのアレンジ版ですな。
桜の葉に包んだのやら、柏の葉や笹の葉に包んだのやら5種類の葉に包まれたお寿司です。
まぁ、どうってことなかったですわ。(笑
高山まで我慢してお蕎麦を食べればよかったー。
って!?2時過ぎまで我慢できなかったのよね。トホホ。
途中、「TRAINBLEU」に寄って試食用のパンを仕入れ、早速車の中で味見してみました。(笑
ブルーベリーのデニッシュなんですけど、パン自体はそれほどバターバターしてません。
ブルーベリーのコンフォート(ジャムとは言えない)も下にいるカスタードクリームも全然甘くないですな。
ブルーベリーそのものの風味の邪魔をしない味付けにしよう、という意図はすごーくよくわかります。
わかるんですけど、いかんせんブルーベリー自体が水っぽいんだよね。
残念。
これが野生種のブルーベリーだったら、どんなに美味しかったことか。
と思いましたね。
ただ、作り手の思い入れをすごく感じるパンですよ。

予定の時間より早く天照寺に着いたら、既にメイクさん達はいらっしゃってました。
↑大きなお寺が3軒並んでて迷ってしまった。
休憩する間もなく会場のセッティングをやって、併設するユースホステルの廊下を楽屋代わりにしてメイクが始まりました。
実はね、この講演の主旨つうか、何で呼ばれているのか、現地に行くまで知らなかったんですよ。(笑
新聞に出たの記事を見たお寺の世話役の方から電話を頂いたんです。
「祭りで講演をして欲しい」ということだったんですけど、イマイチ話を聞いても要領を得なかったんですねぇ。
通常こういうお寺での講演というのは、開山記念とか日曜学校みたいな勉強会とかで呼ばれることが多いんですよ。
お祭りと聞いて、地域のお祭りかなんかだと思ってたんですけど、どうやらそういうものでもないらしいし・・・。
↑高山祭りは既に終わってました。
いろんな人の話を聞いて総合するとですねぇ、どうやら個人的なパーティー(お祭り)の余興で呼ばれたらしいです。
何やら年に1回お寺で檀家のみならず知り合いを集めて、大きいパーティーを開くらしいんです。
市長夫人やら文化会館の館長やら、スーパー経営者やら会社経営者やら医者やら、まぁ、街中の名士が集まったって感じ。
つまり、はそのお座敷に呼ばれた芸者さんと同じですね。
ハハハ。
それにしても、のような大学の先生を呼んで講演をさせるお座敷って、すごくないですか?
しかもよ、メイクさんの日当まで払って、パーティーの余興に本格的なコスプレをさせるなんてさぁ。
どんだけ遊び心があるんだ?このお寺。
高山の旦那衆、お金を持っているだけではなくて、教養もユーモアのセンスもあるらしいよ。
うむむ~。侮れん。
こんな格好いいお金持ちになりたいのう。

講演が終わった後は、パーティーの始まりでございます。
講演の最中はあんなにお行儀の良かった方達がはじけるはじける。
まずが呼ばれて、「挨拶でもせえ」言われるのかと思いきや!
「何か芸をしろ」と。ハハハ。
は唯一の持ち芸であります、「魔法使いサリーボルシチ風」を歌い踊っておりましたわ。
次々皆さん芸をされていくんですけど、傑作だったのはコレ。
ええ年をしたおじいちゃんがフラを踊ってたのよ。
胸にはビニール風呂敷を巻いたりして工夫をしてね。(笑
皆さん、それぞれ一芸をお持ちだなんて、ほんまびっくりするわ。
何かねー、こんな人生の楽しみ方、心から羨ましいと思ったよ。
明治大学でフランス語の先生もいらしてたんだけど、その方は高山の賃貸のアパートを借りて東京からときどきいらっしゃるみたいなのね。
その方の話を聞いてて、「別荘を持つとかは嫌だけど、身軽な賃貸を借りるのもいいなー」と思いましたわ。
高山、本気で気に入りました!

宴会のお料理はね、並んだ折り詰めと見てちょっとがっかりしたんだけど、いやいやなかなかどうしてでしたわ。
旬の山菜を煮たものや優しい味の手作りや手間の掛かったものでとっても美味しかったのよ。
写真には写ってないんだけど、魚介のマリネもあってこれもなかなかいいものを使ってて、この折、こう見えて結構なお値段するとみたわ。(笑
フツーのお刺身を使わないところが(高山は山の中だからね)、好感も持てたし料理人のポリシーみたいなものも感じました。
お寺にいらしてた方もパン屋もこの折を作った料理人の方も、高山の方は己を知った賢い方が多いようです。
あ、お庫裏さんの作った本場の朴葉寿司も頂きましたよ。
茎で留めてあるのよねー。
食べる前に揉み揉みして、葉っぱの香りを移してから食べるそうです。
朝市でこの葉っぱが売っていて、迷ったんだけど買わなかったのね。
↑生の葉っぱは今の時期だけなんだってー。
家に帰ってから大後悔よ。
すし太郎で作った酢飯を包むだけで雰囲気を味わえたじゃん!
お庫裏さんと言えば、これも絶品でした。
よもぎのまんじゅうつうか、蒸しパンね。
初め見たとき、この色にギョッとしたんだけど、よもぎのみ色なんだって。
↑住職と2人で夜なべしてよもぎの下処理をするんだって。(笑
蒸しパンのようにフワフワじゃなくて、ギュッと詰まってんだけど重くない。
どう言えばいいかわかんないけど、今まで食べたことがない食感だった。
ぷにゅぷにゅして喉には詰まらないし、ほんのり甘くてよもぎの香りが良くてねー、こんなに素朴なものなのに奥が深い味だったわ。
お腹が一杯なのに、つい手が伸びちゃう危険な代物よ。
持って帰りたかったけど、余ってなかったー。
メイクさんは折りもお寿司も完食して、お庫裏さん手作りの煮物や天ぷら目一杯食べた上にこれを5個も食べてた。
あんたー!!
そして、お約束の自家製のお漬物。
どれも田舎臭いいやあ田舎臭い漬物だったけど、しみじみ美味しかったよ。
いやー、若い頃ならどれもこんなに美味しいと感じなかったでしょうけど、今ならこの美味しさがわかります。
この食文化もかなり魅力的ですな。

と5時間も延々続いた宴会ではありましたが、本当に楽しかったよ~。
こんな楽しくて美味しい会でギャラをもらうのが申し訳なかったくらい。
と言いつつ、もらうものはちゃんともらいましたけど。
来年も呼んでくれないかなー。
ホイホイ喜んで行っちゃうよん。(笑

高山散策の話は、また明日にでも。


コメント ( 0 ) | Trackback ( )




« 高山に行って... 高山散策編なり~ »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。