カウンターサービスが終了してしまいました。

何か違う企画でうき特製のお菓子をお送りします♪



陽春花形歌舞伎を観に行ったなり〜







明日からお天気がくずれるのかな、頭がめっちゃ痛いの。
午後中唸ってました。
さっさと薬を飲めってな。
ふぅ〜。
仁左衛門さんが体調不良で、今日から7日まで歌舞伎座の夜の部は休演だって。
↑与三郎の代役は他の方で出来そうだけど?
私の観劇日までに復帰なさるといいなぁ。
って!心配ちゃうんかーい!

さて、先日の御園座の記録を残しておきます。
夜の部、演目は「怪談乳房榎」
落語や伯山さんの講談では聴いたことはあったんだけど、歌舞伎は初めてで随分イメージが違った。
何だろ、講談ではもっとおどろおどろした話だったのよ。
伯山さんがそのように語ったからかなぁ。(笑
ストーリーは...
絵師の菱川重信の妻・お関に惚れてしまった磯貝浪江という浪人。
実はこの浪江という男、お関の伯父が仕えた谷家の金蔵から二千両奪った人物なのよ。
それなのに重信の弟子になって「関係を持たないと子供を殺す」と脅しお関を自分のものにしちゃう。
邪魔になった恩師を殺して、その上下男の正助に「子供を滝壺に捨てて来い」と命じるの。
正助は抵抗するんだけど、首に刀を当てたれて渋々滝壺に行き子供を投げ入れてしまう。
この場面から本水だったの。
前から3列目までがビニールの水避けが配られててさぁ、めっちゃ羨ましかったー。
私達の席は6列目センターブロック上手寄り。
舞台全体が見えていい席だったけど、私も水をかぶりたかったよ。
って!嬉しがりがよ。
ハハハ。
滝壺に放り込んだ直後子供を抱いた重信が滝から現れて、正助に「子供を育てろ、自分の恨みを晴らせ」と言い残して消える。
んなことを頼まれてもなぁ。
男手一つで他人の子供のを育てるのがいかに大変か、簡単に言うなって。(笑
つうか、浪江の悪仲間の三次が浪江の命令で襲って来てんのに、この窮地をどないするねん!
そこはそれ、あわやという時に人魂が浮かび上がって三次は滝壺に落ちていく。
8年後、注連縄を巻いて奉られている榎に浪江がやって来る。
浪江はお関と結婚して子供にも恵まれてるのね。
お関の乳房に腫れ物が出来て、榎から滴る水飲むと効くというのでその榎の乳をもらいに来たのよ。
↑講談ではお関も悪いやつだった気がする。
夫としてはええやつやん。(笑
んでもって、浪江が話かけた榎のそばで遊んでた子供が実は実は重信の子供であった。
といかにも歌舞伎的な展開。
そして、どこからか二千両の行方と浪江を追ってた侍が現れて、仇討ちの助太刀する。
重信の子供は正助の介添えで、無事に親の仇を刺し殺す。
正助は約束を果たせたと合掌、で幕。
まぁ、ストーリーはこんなところなんだけど、重信、正助、三次の三役を勘九郎さんが次々と早替わりで演じていくのよ。
それがまぁ、どこで入れ替わったかわからないほどのスピードで見事だった。
さすがに本水の辺りは厳しかったけど、花道での早替わりはまーったくわからなかったわ。
歌舞伎と言うより、イリュージョンを見ているみたいな感じと言えばいいかなぁ。
めっちゃ楽しかったー!
私、勘九郎さんの身体能力を存分に生かしたこういう演目、大好物なのよ。
11年前の襲名披露の勘九郎さんの狐忠信が、今も私の狐忠信の不動のNo.1。
彼が動けるうちにまた観たいなぁ。
昼の部のお染の七役も観たいんだけど、webでは良席の戻りチケットが出ないのよね。
「窓口ならあるかも」聞いてみたらあったんだけど、ちょうど上京する日と重なっててダメだった。
あー、戻らないかなぁ。


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