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何か違う企画でうき特製のお菓子をお送りします♪



六月大歌舞伎を観たなり〜







今日も暑かったねぇ。
昨日の御園座の公演中止のニュースを聞いて、そういや、私、未だ「交通費返せ」の中止に遭ってない。
2020年の3月から6月まで10枚のチケットが幻になったけど、あれは公演全体が中止になったもんだもんなぁ。
運が良いことだったのねー。
もし席に着いて中止の発表があったら、暴れる気がするわ。(笑
あきません、あきません!
ハハハ。
そういや、6月の歌舞伎座の記録、まだだったよ。
もうすっかり忘れてるがなー!
ふふふ、演目と配役くらい記録しときますかね。
一部と三部を観ました。
一部は「菅原伝授手習鑑 車引」「猪八戒」
車引は梅王丸が巳之助さん、桜丸が壱太郎さん、杉王丸が男寅さん。
男寅さんは数日前までお休みになってて、代役は青虎さんだったんだよね。
男寅さん、まだ本調子じゃなかったのかなぁ。
舞台上で並ぶから、どうしても比べて観ちゃうよね。
ちょっと見劣りする感じになっちゃってた。
ま、若手、誰もが通る道なんでしょうね。
巳之助さんはすっかりご立派なられて、堂々とした梅王丸だったー。
あー、通し狂言で観たいなぁ。
2015年3月に菅丞相・仁左衛門さんで観たんだけど、それ以来かかってないんじゃないかしら。
仁左衛門さんがお元気なうちにもう一度観たい。
二幕目は「猪八戒」
席は2列目のセンターブロックの通路側だったんだけど、めっちゃ睡魔と戦ってしまった。
なんだろ、猿之助さんと猿弥さんの掛け合いもコミカルで、楽しい舞踊劇だったのよ。
↑95年ぶりだかの貴重な演目だったらしい。
お2人共めっちゃ激しく踊ってんのに、何度か記憶が飛びそうになったの。
後半、笑也さんと笑三郎さん、お姉様方が登場した辺りから覚醒したのよ。
まぁ、目が覚めるほどお美しかったのね。
最後のアクション部は、素晴らしかった。
あれはもっと観たかったわ。

三部は「ふるあめりかに袖はぬらさじ」
仁左衛門さんと玉三郎さんの切られ与三郎を観るつもりだったのに、仁左衛門さんの休演で演目まで変わっちゃった。
もうなんでやねんってな。(笑
払い戻しも可だったんだけど、一部のチケットも持ってたんだよね。
上京するならついでに観ようかと。
おまけに合わせて行こうと思って取った演芸会のチケットは、プラチナチケットだったんだよ。
無駄に出来なかったのだ。
せこいよね。
ハハハ。
席は1列目のど真ん中。
ストーリーはねぇ。
幕末の横浜の遊郭で遊女亀遊と通訳の藤吉が恋をするんだけど、亀遊はアメリカ人の客にみそめられちゃうの。
それを藤吉が通訳したもんだから、亀遊は彼との恋に絶望して自殺しちゃう。
ここまではめっちゃ早い展開。
もうちょっといちゃいちゃというか、恋する2人を見ていたかった。
で、何故だか亀遊の死は、”万金を積まれてもアメリカ人への身請けを断り自害した攘夷女郎”と伝わっていくのよ。
でもって、同じ遊郭にいた芸者お園が、その話を三味線片手に亀遊の物語の語り部となっていっちゃうの。
お園はとってもええ人なんだけど、ちょいと調子に乗りやすいのね。
ま、バレるよね。
可笑しくて悲しいのう、ちゃんちゃんというお話。
亀遊を河合雪之丞さん(春猿さん)、藤吉を福之助さん、お園を玉三郎さん。
雪之丞さんは相変わらずお美しかったけど、やっぱり年取ったなぁ。
福之助さんは、とってもとっても頑張ってた。
なんだろ、今の彼くらいの上手さがちょうどいい役なのよ。
あまり上手すぎると白けちゃうと思う。
ナイーブで誠実な青年、ぴったりだったわね。
あ、そういや、遊郭の主人役を鴈治郎はんがやってたのよ〜。
これもよかった!
調子のええ主人役って、当たり役よね。
玉ノ井と遊廓の主人は彼のものよ。(笑
そうそう。
玉三郎さんは時々セリフが出てこないとか、噛んだりとかあったんだけど、ワザとなのかなぁ。
何回もやってらっしゃる役だろうけど、膨大なセリフ量だからねぇ、どうなんだろう。
それから喜多村緑郎さん、たぶん初めて見たと思うんだけど、やっぱり華があった。
声もいいし、色気もあったわ。
魅力的な人なんだと思う。
迷ったけど、もう歌舞伎座ではかからないでしょうし、今観てよかったわ。


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