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何か違う企画でうき特製のお菓子をお送りします♪



歌舞伎座からコクーンのハシゴ観劇なり〜







東京から戻ってからもう1週間以上経つんやなぁ。
1週間前とはまるで変わってしまった我が左足。
折れてはなさそうなんだけど、痛いんだよねー。
なんであそこであんなに走ってしまったのか。
って!開演時間が迫ってたからやーん。
のぞみの最終に乗るためやーん。
結局芝居には間に合わなかったし、ああ、悔やまれる。

さて、そこまでして観たかった(!)歌舞伎の観劇記録を残しておきます。
アホかー!
仁左衛門さんの一世一代の知盛の二部を観るためにやって来ました。
張り切って席取りに挑みましたよ。
一旦最前列の席をカートに入れたのに、負けてしまったー。
センターブロック上手寄りの2列目。
まぁ、充分と言えばじ充分じゃん。
知盛はやや上手側で進むから、仁左衛門さん見るにはええ席でした。
仁左衛門さん、本当にお美しかった。
何度も目が合って困ったよ。
合ってない、合ってない。
ハハハ。
私、「2019年松竹座」で仁左衛門さんの知盛を観てるんだけど、その時はニンじゃないと思ったの。
何だろ、迫力が足りない?
仁左衛門さんええ男過ぎて、知盛じゃないと思ったのよね。
相変わらず好きやない話やったけど、今回の迫力たるや。
もう言葉に出来へんわ。
渾身の演技ってああいうことを言うんじゃないかな。
ほんまに(海に飛び込んで)死んじゃったんじゃないかと思ったよ。
前後左右、皆さん、鼻グズグズ言わせて泣いてました。
うん、わかる。
客席の緊張もすごかった。
途中から、「もうこれ以上はあかんで。危険やから止めよ」と声を掛けそうになったよ。
命懸けの知盛なんやから、声掛けたらあかんでー!(笑
いやー、変に体に力が入ってたせいか、観終わったあと体がバキバキやったわ。
はぁ〜、ええもん観た。
あ、知盛の前に「春調娘七種」があったのよ。
忘れたらあかんがなー!
所謂曽我もの。
工藤祐経の館に来た五郎・萬太郎と十郎・梅枝兄弟が千之助静御前に諌められて、何故か踊るという変な舞踊劇。
ストーリーは関係ないねーん。
私は永遠に曽我ものに「なんでやねん!」と突っ込み続ける気がする。(笑

東銀座から渋谷への移動時間40分、結局、5分ほど遅刻した「天日坊」
これが運が悪いことに、席が左バルコニー席の2番目だったんだよね。
前後の幅がめっちゃ狭いのに、2番目だったから隣りの人の足を踏む勢いで移動して席に着きました。
↑実際は踏んでないが、めっちゃ迷惑だった。
視界はめっちゃええんだけど、前後が狭い、狭すぎる。
斜めに席が置かれてるから角にあたる1番目以外は、足を置いたら動かせないのよ。
途中で膝が痛くなって困ったわ。
舞台は近いし、隣りは生のバンドでええ席っぽいんだけど、あの前後の間隔はなぁ。
お芝居の方は、もうね、私の好みドンピシャでした。
ストーリーは天一坊を鎌倉に落とし込んで、ひょんなことから悪に手を染めた主人公が自分を見失うという話。
悪いことをすればバレるし報いは必ず受ける、とありきたりではあるんだけど、エネルギッシュに仕上げてありました。
普段なら「説教くさいわ!」になるところを、箱型の大道具やジャズの生演奏でオシャレ舞台にしてた。
勘九郎さんの運動神経が遺憾なく発揮された立ち回り、七之助さんのしなやかな美しさ。
ええなぁ。
私、悪い顔の勘九郎さんも好きなんだよね。
クドカンのセリフも、衣装もめっちゃセンスがいい。
扇雀さんと亀蔵さんはさすがに上手いし、全体を締めてくれるよねー。
私、市村萬次郎さんの声が好きなの。
↑阿弖流爲の御霊御前もすごくよかった。
劇場の音響と相性がよかったのかなぁ、ゾクゾクしたよ。
国立劇場で聞く声とは全く違ったわ。
あー、面白かった。
ただ残念だったのは、1人観劇だったこと。
誰かと一緒に観て、感想を言い合いたかったなぁ。


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