台風続きでキャンセルしたりしていた夏休みを10月に取りました 行き先は石垣から大幅に変更して京都 写真は嵐山の『祇王寺』
まだ紅葉ではないものの涼しくて良かったです。薄着にサンダル履きで行って「涼し〜い冷える〜」と沖縄人のようなことになっていたものの、アクティヴによく動いていたので風邪も引かずに楽しんできました
こちらも祇王寺
まだ紅葉の観光シーズンではないものの、有名寺や道は原宿の竹下通りのようでした。今回は寺はあえて小さい寺に絞って嵐山では祇王寺だけ。あとは橋を渡ってトロッコ電車に乗って東映映画村に行って東部の観光は終わり。
祇王寺は静かでとても良かった。やっぱ寺はヒトがいなくて静かでないとなあと横浜から来たという2人組と激しく祇王寺で同意して静寂を破って爆笑したのでした
こういうのどかな風景を撮るのが大変。橋はバスも通るしヒトもいっぱいだし河原でも写真を撮るヒトが入らないようにして待ったり
白サギと黒サギがいました
バード・ウォッチングを始めたせいか、これまでなら「あ、鳥」と思うところが「あ、サギだ」とか「ここでサギはナニを食べてるのかな?」と思うようになりました。
さートロッコ電車
満席
川下りは台風の影響で中止中でした。もう通過したのにね。
絶景
と思ってたら
あらあら
台風24号で倒れた植林。杉でしょうか。人工林なので竹のように痩せ細ってひょろ長い木なんですね。これじゃ熊が食べるものがなくて山から下りてくるわけだ。
こんな細い木じゃ木材にはならないし合板用なんでしょうかね。山の管理は熊に任せたほうがうまくいくというのは『日本熊森協会』の会員なので分かっています。こんな人工林にしていると水が枯渇して山が死んで水源も失ってしまうのです。
動物たちに帰れる森を、地元の人たちに安心を、都市の水源確保のために設立された自然保護団体。花粉症や放置人工林の山崩れ、流木災害に取り組んでいます。
財団法人への寄付は納税時の減額対象になります。私はオスプレイとか買われるより、こういう活動への寄付がいいと思って支援しています。殺処分ゼロを目指す『どうぶつ基金』とね。
さてその後は
忍者の人形がゆっくりロープを渡ってるくらいで、電力の消費もさほどなさげで好感持てますガキに混じって遊んだ「忍者からくり屋敷」が楽しかった。それにしても京都に江戸の街並を再現してくれるとは感激「日本橋」までセットであるし
撮影所の中に作った街並なので、そこらじゅう「スタジオA」とか、照明機材を運搬してたり「新人募集」のポスターが入り口に貼ってあったり。
映画村の中では江戸時代の衣裳を着たスタッフやら忍者装束が歩いていて一緒に記念撮影出来るはずなんですが、ディズニーのようには気軽に頼める雰囲気じゃなくて頼めなかった。みんな美形なのでプライドがあるというか。俳優業なんて仕事があるだけ奇蹟みたいなもんなんだけどね。
帰りはニコニコと遠回りの道を教えられて京都人の底意地の悪さも味わいました。やっぱり映画村に今からでも文句言おうかなヤザワ的には手を入れれば十分回収出来る施設と見たから
こんな道を教えられて
でも何植えてるのか気になる
パクチだ!
とオクラ
そしてこんなに遊んだ挙げ句に夜は『春秋座』でウースターグループの「タウンホール事件」を観劇したという。実は今回の京都旅行のハイライト。
映画村から遠回りの道を歩きながら「やられた これじゃ疲れて眠ってしまって劇は観れないかも」と思ったけど、息もつかせぬ演出で、観客ダレも眠らせない勢いに乗って観れました
今回の京都行きは:このウースターグループの公演に合わせたので、眠ってしまったら何のために来たんだかという感じだったので、ちゃんと観れて良かった
ウースターグループはヤザワのNY時代からずっと観てたグループなので、以前のファンタスティックな作風とは全く違う政治的でフェミニズムを取り上げた作品で驚いたけど、アーティストとは進化していくものだから当然といえば当然なんでしょうね。
自分的には全くフェにミストではないけれど、フェミニストでないマッチョな男とか男根主義のような暑苦しい男、そういう男に隷属している女というのはウザくてとても付き合えないので、活動もしてないし本も読んでないし興味もないけど、ゆる〜いフェミなのかもしれません。保守的な女友達には「あなたはフェミニズムだから」とよく言われるんです。
不思議とそういう女友達は全員、キャリア・ウーマンで経済的には自立してるんですが、それは「養ってくれる男に出会わなかったから(結婚しなかった/離婚した)」と言うんです
そういう男に出会ってたら、別に家で主婦で全然・イイ。と言うの。
「そう言わないと一般職の女に嫌がらせされるからでしょう」と聞いても、「ううん。私、そんなにキャリア志向じゃないから」とか言いつつ、けっこー出世してるんですけどねぇ。そういう姿勢が男にウケて出世したのかねぇ〜
ヤザワ的には・・単純に主婦というか母というのがムリで、子どもを産んでも育児放棄する猫ママのようになったと思うし、そもそも妊娠もイヤだし(10ヶ月も腹が張るなんて)、カタギの旦那に朝ご飯を作ったりというのも無理。掃除も苦手。ピアノが弾けなかったらただのヘンな女なんだと思う。
だから「仕事と育児の両立のうえ、夫の世話まであって・・」という女性の嘆きは、それで病気にでもならない限り自慢だとずっと思ってた。ツイッターの時代になって、本当に大変で悩んでるんだということを知っても、「なぜそんな大変な生活を続けるんだろう・・死んじゃう」と思ってしまう。
結婚もせず気ままに気楽に楽しく生きてると、人生に鬱屈した中高年男女に攻撃されるんですが、知能は低くない(はずだ)し性格もあまり良くないので反撃に出て論破してやります。するとフェミニズムと言われるのでした。
「タウンホール事件」の中で印象に残った台詞が2つ
「最も虐げられた人々は仲間内で争うようになる」だったかな。それと、反フェミニストの男性作家が「皿を洗ったりするのを手伝う。いいよ。でも楽しくない。未来が感じられない」というようなこと。
ヤザワ的には、この男性作家の気持ちが分かるんです。正直だと思う。
協力する気はあるけど「長続きしそうにない」と告白してるわけですよね。
それでコレがいいんじゃないかなと思いました。
愛読してるヘンタイ記事満載サイト、トカナ
フェミニズムで問題になるのも:「性交において、”する” より ”される” 立場のほうが支配されやすい」ことだそう。私はフェミではないので「なんで・したくて ”する” ほうの立場が、させてあげてる立場より強いのか」謎なんですが、そういうものらしい。
それなら「してさしあげたら」よろしいのではないかと(叶恭子風)
そしたら夫も仕事帰りにスーパーに寄って妻の好きそうな精のつきそうな食材を買って、いそいそと料理作って皿洗いもするのかなと。
「お帰りなさい」と潤んだ瞳で迎えてくれるのかもしれない。
こちらは上級編 才能も必要な気がします。
やっぱり「こんなの初めて・・」と男性にも言ってもらわないと男女同権てありえないのかもしれないと。フェミニズムを全く勉強してないし、する時間も作る気がしないんですが、解決するんじゃないかなという気はしました。勘違いでしょうか?
癌も生活習慣病も、肉とか乳製品、卵、魚介類をやめてローフード菜食にすれば、罹患リスクは減るし治るケースも多いです。私はそれでヴィーガンになりました。
案外・簡単なことで解決することを複雑化してる気がしないこともない。
ま・でも、そういうことを語ったり体系付けたりするのが人間の人間らしいところでもあるので、無駄じゃないし、けっこー楽しいことだとは思うんです。
ということで、内容は分かったよーな分からないよーな、その原因は英語力のなさでは全然ない。ということの自覚はあるのでした。
観劇後は疲れて、伊勢丹のデパ地下食材で「なだ万」とかの京都の高級料亭総菜を買い、地酒を買ってホテルで食べました。
つづく