ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

『ローマでアモーレ』

2013年08月06日 | 文化・芸術

やれ参院選だ、アベノミクスだ、TPPだ、Amazonにも困ったもんだ、etc...

 

とか世の中を憂いてるうちにクサクサしてきましたよ。マンゴは食べられないし。なんたって暑いしね!

毎日、熱中症注意報が出ているので海にも行けてません。しょうがない。映画でも観るか

 

桜坂劇場で8月23日まで:『ローマでアモーレ

 

予告編

 

楽しかった~ そういえばローマも久しく行ってないな~。ヴェジになってしまったので、食に関しては「あそこの・アレが食べたい」というのは今のところないんですが、お洒落してオペラハウスで前衛オペラ(笑)でも観て・シャンパンを飲んだり、友達にも会いたくなりました。今度ヨーロッパに行く時はイタリアにも寄る時間を取りたいです。

ここ2年ほどベルギーの田舎に4日も5日も滞在しちゃってパリも正味2日という感じなんですが。仕事とはいえ日本の・しかも沖縄くんだりから行くんだから、もう少し「ああ。アタシはヨーロッパに来たのね~」という思いをしたいです。「なんだか涼しい『やんぱる』みたいな所だなー(←ベルギー)」というだけぢゃなくてさ

 

ウッディ・アレンは前作の『ミッドナイト・イン・パリ』から、またさらにハジけてました

 

もうニューヨークにも、ユダヤ人の慣習にも疲れてしまったんでしょう。分かるわ~。人生は『食べて・歌って・恋をして』さーというラテン気質に触れたら、やれ株価がどーした、とか誰が成功したとか、バカらしくなってくるのさ。とか言いつつ、今もドル相場を見てしまったけど(笑)

 

ラテン系のヨーロッパ人(フランス、イタリア、スペイン人だな)から見たら:アメリカ人は何のために生きているのだ1回だけの人生をそれで楽しいのかと思われてるんだろうなー・・とウッディ・アレンも思ったんだろう。ニューヨーカーだけあって、よく頑張ってきたと思う。辛口と言われる切り口で、劣等感と野心をカモフラージュしつつ(笑)低予算でインテリ向けのコ洒落た映画を作ってきたよね。もうニューヨークを舞台にするのもニューヨーカーを主人公にするのもウザくなったに違いない。「パリのアメリカ人」、ローマに行く。なノリ

 

映画の衣装で:イタリア人は普段から家の中でも、女性はワンピースを着てハイヒール、ネックレスやらイヤリングも付けているの。それに対してアメリカ人は:ジャージの上下さ(笑)。レストランに行くような時は着替えるけど、基本:普段はジーンズ。日本も家では靴を脱ぐから服もジャージに着替えたりしてアメリカ人みたいだよね。

 

普段からフェミニンな格好にジュエリーを付けて、ジャンクフードでない美味しい食事をして、テレビは見ないでコンサートやオペラ、バレエを観に出かける生活。全てフツーのアメリカ人の生活にはないもの。こういったことが例によって・自虐的に表現されていて(笑)、「やっぱりアメリカ人のユーモアのセンスって最悪だわ~」と思わせてくれるんです。

 

そう。キレイなモノが観たいし見たいの。自然だけじゃなくて。

ということで、沖縄では1年ぶりくらいの田中紀子さんの個展に行ってきましたよ~

 

作品としての紅型から小物まであって、それはステキでした!iPhoneケースとか色々あったんですが・・

 

コレをゲット!

 

金魚せくすぃでカワユス

 

家でも壁にかけて眺めてるの  また蓮に惹かれて。

 

CDのデザイン・モチーフにも使わせていただいたクロトンのスカーフも壁に掛けて飾ってます。

使って汚しちゃうのもヤだし、飾ってれば毎日見れるしね!

 

なんてアメリカ人みたいなこと言ってないで、イタリア人みたく「普段に」使ってみるかな

 

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