ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

つれづれと・・TPP, 沖縄, etc...

2013年04月01日 | 世の中のこと

沖縄県が政府の辺野古埋め立て申請を正式に受理。(3月29日2013)

 

今後、沖縄県は日本のアジアへの窓口として経済的に発展をしていくそうです。本土からの企業やドンキも出店予定だそうで、経済活性化に期待をする県民も多いそう。

 

「それはいよいよ沖縄でも経済格差社会が始まるね」というのが、この話を聞いた私の感想。

2週間ほど前かな?春休み始めの頃、那覇空港に着陸予定だった飛行機が、航空自衛隊の発着の関係で2時間ほど着陸が遅れ、乗客(観光客)がブーブー文句を言ってるのを盛んにTVニュースで流しているのを見て:「あー世論誘導してるなー」と感じたところでした。きっと、もっと滑走路を増やせとか、自衛隊の発着は別の空港にしろとか、そのために『どこかを』埋め立てて新しく作れ、みたいな話になるんだろうなーと感じました。沖縄県がもらった政府からの補助金が、ものすごい額で満額だったからね。

 

沖縄人は人から文句を言われ慣れていない(ということは自分も言わない)そうなので、本土から来た気性の荒い人間にあれこれ言われると怯んでしまうらしい。

 

ヤザワも最初の頃、ヨーロッパ人以上にのんびりした応対にキレて文句を言うと、謝るわけでもなく黙り込むので、「なんてふてぶてしい謝りもしないでヤル気か」と、余計に怒ったものでしたが、それは「怒られたことにビックリしてフリーズした状態」だということを説明されて、少し加減することを覚えました(笑)。それでも今年に入ってすでに3回は文句言ったかなー。やはり東京じゃありえないことが起こるので、しょうがないんですよ。東京で暮らしたことがある人だと、ヤザワが怒った瞬間に東京時代を思い出すらしく、東京での応対にスイッチが切り替わるようです(笑)。

 

本土の日本は四季折々の気候なので、日本人は世界の人種の中でも穏やかで細やかな性格であると言われています。冬のない温暖な沖縄で育まれた人間が、おっとりのんびりするのも特産品ならでは。2年ほどすると:愛すべき人たちで憎めなくなります。

 

確定申告を終えて、去年1年の自分の経済状況を改めて振り返ったわけですが、私は2年前に沖縄に引っ越す以前の人間とは別の人間になったと思いました。気性はまだ荒いけど

 

ともかく服飾費や交際費、食費などの支出が激減しました。食費は:ヴェジになったせい。服飾費は:年間で最も支出の多い『冬物』が要らないせい。ニットなんか着ないしロングコートを着てる人なんて見たことないよ?車に乗るし坂が多い地形なのでヒールも滅多に履かないし、そうなるとカジュアルな服なので、バッグなんかもブランド物だと重たい感じ。友人に会う時の手土産も、季節の野菜やフルーツだったり、テーブル・ワインや泡盛だったり、近所の美味しいお菓子屋さんのものだったり。これが東京だと、デパートに入ってる有名パティシエのものや、それなりのワインでないと人に差し上げられないという感じだよね?

 

友人に会うのはモノをあげるためではなく、楽しい時間を過ごすため。という基本的なことすら東京にいると分からなくなってしまう。何かもらえば相応のお返しも必要になってくるし、高価なものをいただくので・・・というスパイラルに入ってしまって。自分の買い物以外にも、この「お返し」ショッピングの時間もあり、しょっちゅう何か買い物をすることになりがち。既に会う準備段階で:お金と時間を使うことにも気を遣うことにも疲れて、「おひとりさま」がラクチンでいいわ~。あとはチャットでもう沢山。電話ですら面倒くさいと思っていた節がある。

 

「勝負服」も要らないし。だいたい:誰に何の勝負をしてたんだと今はバカバカしく思う。ドレスは仕事上、必需品だけど普段には着ないし仕事着だし。これまでショッピングに費やしていた時間を海に行ったり、畑をしてみたり、空手を習ってみたり、自分の人生が:こんなに豊かになるとは2年前には想像もしていなかった。東京に居た時は:「買ったモノの支払いのために生きて稼ぐ」人生で、そんなもんだと思っていたけど、沖縄には「生きるために稼ぐ」という、単に言葉が入れ替わっただけではない暮らし方があると思う。

仕事が終わったら一旦家に帰って、シャワーを浴びてから友人との夕食や飲み会に出かけるし、まるでヨーロッパ人みたい。人生を楽しんでいる感じがする。東京だと「汗をかかないように」制汗剤やデオドラント剤を使って夜までもたせるもんね。生きてるだけで精一杯。

 

でも、ドンキが出来たり、本土のものが押し寄せてくると、この価値観も失われるんじゃないかなーと思うわけです。だいたいドンキが出来るということは、大量に貧乏人が発生するということを見込んでのことだからね。果たして地元経済にお金が落ちるんだろうか?

 

東京の物質至上主義、拝金主義に触れたら、沖縄の人もモノが欲しくて買いたくて欠乏感に苛まれることになるのかな?買っても買っても満たされない物欲に振り回されて。ブランド品を持ってる人を見て欲しくなって、少しでも安く買おうとしてドンキに行ってみたりするんだろうか。ついでに目についた色んな雑貨も買って、家中ゴミだらけになって。

 

沖縄では富裕層向けの高層マンションの建設が盛んです。購入者はほぼ首都圏からの移住者だそう。カルディ・コーヒー・ファームもこの1ヶ月で2店舗出来て、すっかり東京人仕様になりつつあります。

 

台風の多い沖縄で高層マンションねぇ。停電になったらどうすんだ森ビルみたく自家発電装置がある本当の富裕層向けなのかな

 

どうせ買うならマンションじゃなく土地を買って家を建てればいいのに。と思う。庭付きの家が建てられるよ?中国人はみんなそうしてるのに。このままでは主要な土地は中国人富裕層に買われて日本人(移住者)は富裕でも土地を持てずにマンション暮らしになりそう。東京と違って土地もまだ高くないのに。東京の感覚のまま、東京での暮らしを移行させるつもりだから、こういうことになるんだろうね。

 

こういう小金持の都会人が人口として増えて、地元の小売店や個人商店にお金を落とすだろうか。これから沖縄も切磋琢磨の競争社会になって格差社会になるだろうと思うのは、首都圏からの人間と中国人富豪が増えるから。都会人も中国人も収入の違う階層と同じ地区に住むのを嫌うし、子どもの友達も:同じ階級の子どもしか許容しないので、そのうち私立の幼稚園とか小学校が出来るかもしれない。そうでなくても高層マンション近くの学校が進学校になって、「山の手」の環境になっていく気はする。

 

先週のふくいちの件で、もうどこで生涯を終えるか分からない気分にはなりましたが、せっかく沖縄で暮らすんなら、東京では出来ない豊かな暮らしをしてみたら?と思う。これまでの全てを持ち込むんじゃなく、ライフ・スタイルも変えたほうが楽しいし、子どもにお受験準備させても、将来は東京に戻って大学に?という感じだよねえ。。。

 

沖縄は子どもがすごく多いんですよ。どこに行っても子どもがいて。各家庭、3人とかフツーにいるみたいです。東京じゃありえない。単身世帯が圧倒的なうえ、子どもよりペットの方が多い土地柄だからね(笑)。(那覇の)近所では、ヤモメっぽいお爺さん以外、独身というのはヤザワ1人なので、だいぶ怪しい女だ。と思われてるんだろうなー(笑)と思ってます。こちらの女友達もみんな結婚してるし。これも東京じゃありえない(笑)。しかも!子どもと旦那の話をほとんどしないんですよ!これにはビックリです!女なんて結婚したら:特にグルメでもない・つまらない家庭料理の話と・お受験&旦那の悪口くらいしか話すことがないと思っていたのでね。

 

ニュージー(ランド)ではなく、できれば沖縄にずっと住みたいと思う。

ニュージーより沖縄の方が俄然!いい所だしね    

ニュージーだと「食べる楽しみ」というものが、ほぼ喪失されてしまうから。イギリス系なのでゴハンが不味いったら

そしてファッションがダサくて エンタメのレベルも学芸会レベル。  

 

それにこれ見てよ?  TPP:米・NZの両国の思惑をウィキリークスが暴露!

 井口氏のブログでも取り上げてます! TPPで日韓を潰せるゾ!

 

「ニュージーランド外交貿易省のマーク・シンクレアTPP首席交渉官」で画像検索してみれば、人相の悪~い・残虐そうな写真が出てきたゾ~

 

ウィキのジュリアン・アサンジは無事なのかしら?無事にエクアドルに亡命して欲しい。どれだけ世界の悪を表沙汰にしてくれてきたことか。こういう白人もいるんだけどね。。。同じ白人に迫害されるという。

 

ヤザワが出会ったニュージーランド人で友達になった人は、もちろんすごく!いい人たち。日本にも来たことがあるし、日本語を少し話すくらい親日家。マーク・シンクレアの政策を知ったら怒ると思う。そういう白人系ニュージーランド人も確かにいる。ジュリアン・アサンジみたくならないように、逆に心配してしまうような人たち。

 

この件( ニュージー)についてはまた書きますね。今は日本がそれどこじゃないよ~ 

 

預金も封鎖されそうな気配らしいよ?  4月1日から銀行の窓口確認が変わります

 

本日(3/31)の発表で施行。キタなついに。日曜日発表で月曜日から実施か。かなりヤキが入ってる状態です!

 

Comments (3)
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