ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

台風の後

2012年10月06日 | 沖縄

風速60Mの台風17号通過後の沖縄は・・・

 

あっちこっちで信号機が曲がったりしています。

「この信号はどっち向いてるのかな?」と、対向車やらと、「お先に失礼しますよ?」と、なんとなく合図を送りながら交差点はノロノロと通過してます。

 

公園の木も減ったような感じがします。家の近所もなんだかすっきりした印象。

 

ずーっと忙しくて畑にも行ってなかったし、前回の台風でパパイヤとバナナ1本はやられていたので、畑仕事のテンションもすっかり下がり、1ヶ月近く畑に行ってなかったんです。でも添え木を回収したり、一応、様子は見ておかないと。どうせ残り1本のバナナも死んでるだろうし、不耕作地と化して雑草だらけさ。。。

 

と思って出かけたら・・・

 

なんとバナナが生きてるではありませんか

しかも!前回の台風でやられたバナナの子バナナが芽吹いていたという。

そして、生き残っていた親バナナの横には、これまた子バナナが誕生していたのです。

紅芋も雑草にまみれながらも無事でした。

食用ほうずきはお亡くなりになってました。 苗を分けていただいた石川先生、申し訳ありません

 

紅芋は今月末か来月には収穫のはずです

すっかりテンションが上がって 2時間近く雑草刈りをし、畑に蒔いて帰ってきました。やはり県産の原種に近いものは強い。こういう野菜や果物を育てないとね

 

バナナは親が倒れると子バナナがいっぱい生えてくる。という話は農家の方にも聞いてましたが、まさか1m未満の実もつけたことのないバナナからも子どもが出来るとは思ってもみなんだ。友人にも「バナナのことはご愁傷さまでした」と言われていて、すっかり不貞腐れていたから、喜びもひとしお。

 

家の近所に、アスファルトの隙間から生えてる「島とうがらし」の細い木が2本あるんですが、それも台風を乗り越えたんですこのとうがらしの子どもなら、すくすくと育つかもしれないと思い、次に実をつけたら2本ほど失敬して種から発芽させて育ててみようと思ってます。パパイヤもあきらめ難い。せめてバナナとパパイヤと芋と冬瓜と唐辛子とニンニクとオクラとハーブ類くらいは自給自足してみたいです また畑への情熱が目覚めました。

 

家で野菜の切りくず生ゴミを発酵させて堆肥は作ってたんです。プランターで雑穀でも育てようと思って。

 

収穫はまだゼロで、食料の自給は本当に難しいというのを身に染みて感じます。それでもプランターのレモングラスは育っているので、摘んでお茶になっています。買えば安くはない有機栽培のレモングラス茶。これだけでも嬉しい

 

台風17号後の畑

 

 

そういえば:jazztokyoのインタビューを読んだ横井おねえさまに:「なんで世紀末芸術とか神秘主義について語ってる横の写真が野菜カレーなわけ」と大笑いされたのでした。

 

実はあのインタビューはメール・インタビューで、「音楽一家に生まれたんですか?」とか、沖縄のこととか、答えたくない質問ばかりで、「こんな質問が私のNew CDと何の関係があるの」とムッとしたんですが、どーしても聞きたい。と言われて、「じゃー答えるけどその代わり修正とか絶対しないでもらう」とヤケクソになって:「私は基本的に私の書いたものに手を加えられるのを好みません」と、いかにもクラシックのピアニストらしく・ツンケンして、受け答えもかなりツンケンしてるなーとは自分でも思いつつ、「こんな質問だからこれでいーや」と、そのままいったわけです。

 

それで「写真を色々送ってください」と言われ、そこだけまたヤザワも妙に素直に色々送ったら、すっかり向こうはビビっていて、「送られてきたものは全部使わないといけない」と思ったんだそうです。

 

「かつてない面白いインタビューだよ。変態ぶりもよく分かるし」と泣くほど笑われて、「あーゆーこと言っといて、なんで豆腐の写真とか送るかなー?あれ、ゴハンの写真がなければ、アー写もステキだし、全然印象が違ったと思うよ?」と、今さら遅いアドヴァイスが胸に刺さりましたよ。。

 

ひとえにこれもヤザワの人徳が成せたこと。今後も精進して参りますよ。。

 

はー・・・ま・無心に畑仕事でもしてリセットしますわ~

 

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