ピアニスラー

ゴールド・フィンガー、ハイパー・ピアニスト矢沢朋子のブログ

ブライアン・イーノ

2006年04月01日 | 文化・芸術
イーノ初のコンピュータソフト作品によるインスタレーション展、『 77 MILLION 』を観てきましたー♪(ラフォーレミュージアム原宿:3月24日~4月3日)

'70年代にはロン毛で美しくメークしていたロッカーのブライアン・イーノ。80年代からは「アンビエント・ミュージック」の旗手として成功し、それからは映像も手がけてビエンナーレ(国際美術展)なんかにも出展していたイーノの世界に先がけてのラフォーレでの展覧会。

イーノは何年か前にも雅楽のCDとのコラボレーションもしてるし、日本でもファンはいっぱいいるしね。

そーゆーヤザワも昔のイーノは「なんてキレイなお兄さんなんだろう・・」とコドモながらにボーッとしたものでした。

今回のイーノの展覧会は、全てエプソンとNECのテレビ・モニターを使用したもの。


↑これ、1個1個ぜーんぶ色んな大きさのモニターを組み合わせて展示してあるの。

確かにコレだけテレビのモニター画質が良くなると、フツーのテレビ番組ではモニター様がもったいない、という気分になります。やはり美しいアート作品を見たいし、アートが家庭で気軽にCDのように鑑賞できる時代になったと思わせる展覧会でした!イーノのゆったりとした選び抜かれたシンプルな音で作られた音楽と、それに合わせてゆったりと変化していく映像。

イーノ展を観た後は、原宿に来ると寄る『龍の子』でジャズ評論家のヨコイさんとランチ。ココは何でも美味しいけど、やっぱり担々麺は絶品 もう病み付きになるの。

昼食後はラフォーレの裏前にある太田記念美術館で4月までやってる山本昇雲の浮世絵鑑賞。普段は高知県立美術館に所蔵されている作品が東京に出張中デス♪



ガイジンだらけでした。日本人は数えるほど。ココは東京の観光名所としてガイドブックに載ってるんだね、きっと。通訳付きのグループもちらほら。入り口でクツを脱いでスリッパに履き替えるというのもエキゾチック

浮世絵を見てて思ったんだけど:大昔の人は着物をユル~い感じで着てるのね。だらしないの一歩手前みたいなユルさで、それがすごく色っぽいの。「着物を着るとシャンと背筋が伸びる」というイメージとまったく逆。文化が爛熟していた江戸時代の退廃的な世相を反映した着こなしなんだろうか? 

ヨコイさん曰く「毎日着るんだから、ユルくなきゃ疲れちゃうよね」と。現代の着物の着付けは、たとえ紬とかの普段着でも「よそ行き」みたいな気取った着付けになってるんだろうね。昔の人からみたら。

見終わって目の前のラフォーレのカフェでお茶。ここもガイジンがテラスで日光浴してたり。浮世絵鑑賞の帰りかな?

その後ヤザワは3ヶ月ぶりに美容院へ。

ココは場所柄か、まるで美容院の帰りみたいなヒトたちがカットしてもらったりパーマしてたりカラーしてるの。そんでますます美人になって出て行くわけだ。

担当のサトーさんに:「あんなに整ってるのに美容院に来るんですねー・・」「・・・・(苦笑)」とかされつつ、

あーだこーだ言って、ヤザワもキレイにしてもらいました ありがとー


さて、ピアノを練習しないと
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