フキ(蕗)とバターは意外と合うという発見から、早3年。洋風フキレシピの4作目。見た目、たいしておいしそうにみえませんが、意外や意外、バターとブイヨンの旨味がパスタにまで染みた、まろやかで香り高いウマイ洋風パスタです。
「フキと牛肉のバター風味パスタ」
Spaghetti au Fuki et au boeuf, et au beurre parfumé
Ingrédients: spaghetti, boeuf,Fuki (tige de petasites japonicus),beurre, sel,poivre,ail en semoule,bouillon de KubOr,huile d'olive,persil
材料:スパゲッティ・牛肉・蕗・バター・塩・胡椒・ニンニクパウダー・ブイヨン・オリーブオイル・パセリ
①フキの皮をむいて、ゆでる。(やわらかくなるまで)
② フライパンに、①のフキ、ニンニクパウダー・バターをいれてじっくり炒める。そこに、牛肉を加え、さらに炒め、塩胡椒をする。(お酒を軽くまわしいれる)肉に火が通ってきたら、水を(一人分につき)大さじ2ほど加え、そこにブイヨンを入れ溶かす。
③ ②に、オリーブオイルを少々くわえたあと、ゆでたパスタを入れ、よーく絡めたらできあがり。
* パスタを入れる前にオリーブオイルを加えるのは、入れることで、パスタにオイルの膜がつき、ソースがパスタに吸い込まれやすくなるのを防ぐため。オイルが入ってないと、どんどんパスタにソースの水分が吸収されるようなかんじがするので、何気にこれは、重要なポイントです。
: Maggi, KubOr フランスのマギーブイヨン。チキンブイヨンではなく、ビーフ系のブイヨンの味がします。なので、今回の牛肉の入ったパスタにあわせてみました。 牛肉は、日本のサシ(脂)が多いタイプではなく、赤身の多い、オーストラリア産を選びました。バターが入るので、別の脂分をいれると味のケンカがおきそうだったので。
ちなみに、英語で、フキは、 Giant Butterburというようですが、Butter(バター)って字が入っているってことは、私のフキ+バターの発想って間違ってないんじゃないの?と思いましたが、そういうわけではなく、西洋圏では、バターを、フキの葉で包んだりしてたらしく、そこからの由来だそうです。 なんだ。
ということで、フキ+バターの洋風アレンジふきレシピ、いままでのを掲載↓
●フキッシュ(蕗のグラタンキッシュ) :蕗が苦手な人も食べられる☆
●目鯛とフキ・エリンギ三つ葉のパイ包み:和風の材料でおしゃれな洋風料理。
●オランダスモークチーズと蕗とじゃがいものクリーミーグラタン