男の一流

　息子が夕食時にやけににやけていた。

　私、
　「彼女でもできたんか」

　息子、
　「いつもおるし」

　私、
　「そしたらふってばっかりか」
　
　息子、
　「もちろんや」

　私、
　「まだまだやな。ほれたはれたゆうてるようじゃ三流、ふって二流、ふられて一流や」

　息子、
　「お父さんどうなん」

　私、
　「もちろん一流や」

　横で聞いていた妻、
　「その前にもてやんとな」

　（以前よく似た話を書きましたが、あしからず）

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後悔なし

　奥さんをお早く亡くされた方のお話になりました。その方は「生前、妻にやるだけのことはしたから、早くに妻が亡くなっても後悔はない」と仰られていたそうです。

　そのお話を妻から聞いた私、
　「おれも一緒やな」

　妻、
　「ぜんぜん違うし」

　私、
　「ほな、お前はどうやねん」

　妻、
　「ぜんぜん後悔ないし」

　私、
　「おれと一緒や、気が合うな」

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合い掛け丼

　今日の昼食は九州道・古賀サービスエリア（福岡県）でした。「ランチタイムの数量限定メニュー」のポップに誘われ「合い掛け丼」を頂きました。写真では少し分かり辛いでしょうが、上からカレー、ご飯、ネギいっぱいのドテ焼き風牛丼の牛肉、左下はマヨネーズをかけたキャベツ。
　
　まあ、言わば、カレー丼と牛丼を一緒にしてキャベツを添えてワンプレートに盛り付けしたもの。ドテカレー丼とでも呼ぶべきでしょうか。
　前回の東京出張の帰りのサービスエリアでドテカツ丼を食べて重たすぎたと書きましたが、それに懲りずの挑戦でした。
　自ら頼んだくせに恐る恐る食べると案外いける味。カレーとドテ焼きの味が絡んでなんともいえない、初めて味わう感覚です。正直、「これはおいしい」と太鼓判を押すような味ではないのですが、今はもう一度食べたくなっています。
　
　どんな味か知りたい方はドテ焼きにカレーのルーをつけて一度ご賞味下さい。多分、癖になるはずです。

　先ほど九州出張から帰宅しました。出張中、更新もしないのに憂い顔の商人をご覧頂いた読者の皆さん、ありがとうございます。
　　
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海外からのお客さんが喜ぶ大阪の観光スポット

　今日は旧の正月元旦。中国では大規模な休みです。その旧正月休みを利用してホンコンメーカーの社員さんが来阪され、半日ほど観光案内しました。

　事前に梅田のビジターセンターで海外からのお客さんが喜ぶ大阪の観光スポットを教えてもらいました。

　「ありきたりですが、まずは大阪城。そして四天王寺ですね。道頓堀。通天閣も喜ばれるでしょう」
　食べ物を聞くと、
　「お客さんの好みにもよるんですが、お好み焼き、たこ焼きです。串カツも人気です」
　さらに海辺のスポットとして、
　「海遊館から南港・ＡＴＣへとベイサイドを回るコースもいいですよ」
　　と。

　大阪城に四天王、お好み焼きにたこ焼き。大阪に住んでいると、ビジターセンターの方が仰るように「ありきたり過ぎる」と思えてしまうのですが、よそからのお客様には、新鮮に映るんでしょうね。

　結局、思っていたほど自由な時間がなく、大阪城を巡り城内の売店でたこ焼きを賞味しました。大阪城はたいへん喜んでもらえました。たこ焼きも興味津々で食べてもらいましたが、味がもひとつ。我が家の方がおいしいぐらい。「おいしい」の言葉は出ませんでした。少し残念でした。　
　
　きのう大阪にお客様を迎えた私が、明日から九州出張です。観光名所は回れませんが、せめておいしいものは食べてきましょう。しばらく「憂い顔の商人」を休みます。

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有価証券報告書を使った決算書速読術

　以前このブログでもご紹介しました「会計のトリセツ」の著者で公認会計士の望月実さんが三冊目となる「有価証券報告書を使った決算書速読術」を出版されました。

　私など有価証券報告書と聞くと難しくてあまり見たくもないなと思ってしまいますが、それを易しく読み解く術を披露しています。

　吉本興業やミクシィなど身近な企業の報告書を題材にされているので、とっつきやすくなっています。また、コラムでは「内部統制」や「キャッシュフロー」なども分かりやすく取り上げ飽きさせません。
　
　易しく書いているといってもやはり難しい所もありました。そんなところは飛ばして読みましたが、それでも「決算書からこんなことまで分かるのか」と、たいへん勉強になりました。

　以下、望月さんご自身による紹介です。ご覧下さい。

　みなさまはじめまして。
公認会計士の望月 実です。

会計士という仕事をしていると多くのビジネスマンから
「会計の本を読んだり、セミナーなどで勉強すると、
そのときは分かったような気がするけど、
実際の営業の仕事にどう役立てれば良いかが分からないんですよね。
会計ってどうやって使えば良いんですか？」という質問を受けます。

成果を上げている営業マンのように「できる人」は、
有価証券報告書を道具として使い、
決算書から必要な情報を取り出しています。

「できる人」がどのように会計を使っているかを知りたい人は、
ぜひご覧になって下さい。

「有価証券報告書を使った決算書速読術」
＜阪急コミュニケーションズより１月３０日発売＞
http://ac-intelligence.jp/sokudoku/index.html
（上記のアドレスから次の２つの無料レポートをダウンロードすることができます。）
・すっきり分かる内部統制
・有価証券報告書から１０億の売上を上げた営業マンの戦略

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臈たしアナベル・リイ総毛立ちつ身まかりつ

　大江健三郎さんの新著「臈たしアナベル・リイ総毛立ちつ身まかりつ 」を読みました。

　題名からして難しい。辞書を片手に訳すと、
　「美しく上品なアナベル・リイ　ぞっとしたり亡くなったり」
　でしょうか。

　題名こそ難解ですが、ストーリーは難しいといわれる大江さんの著作の中では解りやすいものでした。
　
　「足蹴にされる位なら人間であるより犬になりたい」
　との表現が出てきます。分かりますが、半面、
　「足蹴にされても犬であるより人間でいたい」
　こちらもありです。

　（ワンちゃんのことをさげすんで言っている訳ではありません。例えです。愛犬家の皆さんお気に召さない表現でしたらすみません。あしからず。）
　
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東京ギフトショー

　大阪商工会議所東成・生野支部異業種交流会フォーラム・アイ（ＦＩ）が東京ビッグサイトで明日から開かれる第６５回東京インターナショナルギフトショーに出展します。

　これまでの生野ブランド・ヨロイ、ジェノミックスをさらに進化させた商品を多数出品します。
　バッグ類だけでなくＦＩメンバー同士で新たに作り上げたコラボレート商品の傘立て、メガネ、お箸などなど。商品と言うより作品と呼ぶのがふさわしい逸品ぞろいです。
　展示方法にも工夫を凝らせています。自賛ですが出展する方がワクワクするほどの出来です。

　ご覧あれ。2月8日まで。

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’０８節分

　夕方、氏神さんに詣でて、家族皆それぞれの歳の数より一つ多い豆を納めてきました。その後、お神楽をあげてもらい、ぜんざいとお神酒で温もってきました。

　節分を自宅で過ごすのは年振りでしょうか。毎年この時期は九州のお得意様の展示会出展で出張中です。今年はその展示会が1週間ほど先になり、年越しを自宅で過ごせました。

　夕食は麦飯にイワシ、かぶら汁、そして最近（と言っても10年は超えているでしょうが）流行りの巻きずし。豆さんも歳の数よりひとつ多く食べました。

　それにしても、以前は豆まきをする家庭も多かったと思うのですが、最近はどうなんでしょうか。子どもが大学生の我が家もここ何年もやっていません。

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中国製品

　中国製の冷凍餃子で食中毒になられた方がたくさんが出ています。これまでの報道では原因はまだはっきりしませんが、農薬が製造過程で混入した疑いもあるようです。健康に直接関わる食品に農薬が混じるなんて由々しきことです。今の所、命を落とす最悪の方がいらっしゃらないのだけが救いです。みなさん方のご回復をお祈りいたします。

　その影響で、様々な中国製食品が店頭から撤去されています。以前から安全性を指摘されていた中国製食品に再び重大な事件が起こり、もう食べる気にならないお客様のお気持ちを考えると当然です。

　当社の扱い商品も食品でこそありませんが、ほとんど中国製です。造花と言う当社の商品の欠陥で命に関わる事件が起きる可能性はかなり低いでしょうが、絶対に無いとは言えません。
　また、こういう事件から「中国製品は全て安かろう、悪かろう」との意識をお客様がお持ちになる事も、当社としては避けたいことです。

　今回の事件で、同じ中国製品を扱う会社として、これまで以上に製品についての品質管理・検査の重要性を感じないではいられません。

母校の先輩が自慢

　今日、みずほコーポレート銀行常務執行役員・花井健氏の講演を聞いてきました。花井さんはホンコン在住でアジア統括担当。今後のドルや中国元の為替の行方についてもストレートにお話ししていただきたいへん勉強になりました。

　花井さんは大阪市立東生野中学校出身で私の6年ほど先輩になります。花井さんのほかにも元上場企業社長、ミュンヘンオリンピック男子バレー金メダリストの野口泰弘さん、直木賞作家の東野圭吾さんら先輩がいらっしゃいます。

　わが母校はいろんな意味でたいへんな中学校でしたが、そうそうたる先輩達です。どんな環境でもできる方は出来るんですね。

　同じ中学卒業と言うだけで誇らしく感じます。私自身は全くなのに、「母校の先輩にこんな偉い人がいる」と自慢までしてしまいます。

　どっからこんな「あったこともないような人を先輩として自慢する感情」が生まれてくるんでしょう。そんでもって自分も偉くなった気持ちになるんでしょうかね。

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