えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

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上六で松江支局の先輩と語らえば

2022年12月08日 14時46分18秒 | サンチョパンサ
 みなさん こんにちは

 11月21日にシェラトン都ホテル大阪で開かれた毎日21世紀フォーラムに40年近く前の毎日新聞松江支局時代の先輩Sさんをお誘いしたら、お住まいの京都府綾部市からわざわざ来てくれました。本当にうれしい。たぶん十数年前に大阪生野今里のうどんすき天浅さんで松江会を開いて以来です。Sさんは松江支局で2年先輩。フォーラムには1年先輩のKさんもお越し。Sさん、Kさん、私の3人とも松江支局が振り出しで入社は1年違いずつ、その後、神戸支局から社会部とルートも全く同じです。講演前の昼食では3人で昔話。講演後、2人で近くの喫茶店で2時間ほどお話ししました。
 
 Sさん、地元の国立K大学文学部史学科を卒業して毎日新聞へ。実家が農業をしていて14代400年続く旧家です。毎日新聞入社時、父親と定年後は戻って農業を継ぐと約束。その通り60歳定年で会社を辞め、実家に戻り農業を始めもう5年になります。家業がありながら記者になり、一生記者をしようと思っていたのに、7年でドロップアウトした私とは計画性において大違いです。
 松江支局時代から考古学に興味を持ち、記者時代は学芸部で古墳、飛鳥時代の専門家でした。最近飛鳥史学文学講座によく行くようになったばかりのにわか考古学ファンの私とは段違いの知識量です。飛鳥時代の話題になり、万葉集巻一の九番歌、「莫囂圓隣歌(ばくごうえんりんか)」と呼ばれる額田王の歌。難解で定まった読みがいまだになく、編纂 したとされる大伴家持 でさえ読み解いていなかったのではとされています。その歌を記者時代に解読、毎日新聞紙上で発表。一時給料の何倍ものお金を使って書籍を買いあさり読破。そんなこともあって、「読めた」と。ほかにも近江大津宮、金峯山寺、談山神社 、伊勢神宮などを地形的に直線で結ぶ研究と発見。興味深く聞き入りました。「莫囂圓隣歌」の「囂」の字、こんな字みたことないと言うとSさん、すらすらっとメモ紙に書き「喧々囂々の囂や」と。その喧々囂々が書けません。 
 さらには農業の話、はたまた40歳ごろから始めたスキー・モーグルで、これまでにない画期的な滑り方を編み出し、今その完成を目指している。小説は時間がかかるのでほとんど読んでいない。 これからもやることがいっぱいあると。

 Sさんには支局時代から教わるばかりで、それが今も続いています。先日Sさんのfacebookページに、「ウインチが故障したから新たにネジ穴を切って修理した」とあったので驚き、「簡単にネジ穴が作られるんですね」コメントしたら、「『作られる』でなく『作れる』」と返ってきました。上六でその話を持ちだすと、「ら抜き言葉に気が行き過ぎる結果のよくあることや」と
 「ら」が入るか入らないかは、五段活用や上一段活用 など難しい日本語文法によっていて見分けが難しい。再び間違いを指摘されないようにと、ネットで調べてみると、「語尾に『よう』がつけられるのは『ら」をつける」。つまり「見る」なら「見よう」となるので、「見られる」。「作る」は「作よう」とはならず「作ろう」になるので、「ら」は入いらず「作れる」。こんなんでよう新聞記者やってたな。

 それにしても松江支局時代、支局のだれもが知らなかったSさんの結婚をすっぱ抜き、支局の落書き帳に奥さんの写真を貼りだしたことを、私は忘れていましたが、Sさんはきっちり覚えていて。笑い話になりましたが。 

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