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M-1準優勝のスリムクラブ「沖縄人の強烈なメッセージを笑いに」

2010年12月28日 17時35分51秒 | サンチョパンサ
 一昨日のM-1グランプリ、笑い飯が悲願の優勝をしました。彼らが優勝しM-1ファンの多くがホッとされたんじゃないでしょうか。準優勝のスリムクラブ、あんだけ政治、社会風刺を入れても暗くならず笑わせました。出来は抜群で、審査員の松本人志さんが仰ったように「笑い飯に獲らせてあげたかった」気持ちがスリムクラブではなく笑い飯優勝になったのでしょう。もちろん私も、優勝した笑い飯にほんとにおめでとうです。

 スリムクラブの二人は沖縄出身です。「左手の指を全部折ります。こうして成長してきた」のフレーズは沖縄の悲哀に満ちた歴史の声に聞こえました。

 「世界で一番強いのは放射能です」とあえて原爆とは言いませんでした。
 「実家の土地に勝手に大きな塔を立てて、知らん振り」は米軍基地のことでしょう。
 「一度も説明会を開かない」は普天間をはじめとした米軍基地建設のこと。
 「高い教育受けてますよね」は本土の人若しくは米人のことでしょうか。
 「よくない目で見ているでしょう」は偏見のこと。
 「逆の立場になって考えてください」は沖縄の人たちの気持ち。
 「生まれたところや皮膚の色、目の色で、一体僕は」は沖縄女性と米軍兵士との間に生まれた子どもたちのことを伝えているのでしょうか。
 そして「民主党」と言って笑わせました。

 それらの多くは私の思い込みなのかもしれませんが、ネットで調べると私と同じように感じられた方もいらっしゃったようです。少なくとも昨日の私のへたな日記と比べようもなく迫ってきます。メジャーになって、ウチナンチュウのメッセージをもっともっとヤマトンチュウに伝えて欲しい。

 M-1準優勝に地元沖縄は沸いているそうです。沖縄タイムスの記事
 http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-12-27_13222/

 やはりと言うかスリムクラブの真栄田(まえだ)さん、自身のブログ「よしもと芸人スリムクラブ真栄田の人生は大喜利」で普天間基地問題のことを「ここ最近、情報番組やニュース、テレビで色んな人が普天間基地問題を取り上げている。しかし、どんな偉い人や、今ノリノリのミヤネさんがコメントしても何か違和感がある。。。」、「なんだこの違和感は? そうだ!普天間のイントネーションだ!みなさん普天間のイントネーションが間違ってるぞ!」と斜めから取り上げていました。

 http://kenmaeda3.laff.jp/blog/2010/05/post-1fe2.html

 私のブログなんて、その違和感の好例のようなもんなんでしょうね。そして、この今日のブログの私の気持ち「ウチナンチュウのメッセージをもっともっとヤマトンチュウに伝えて欲しい」も、「勝手なことを言うな。どれほど訴えても聞く耳持っていないやないか」と、叱られるべきことでしょう。
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