不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

「破戒」(島崎藤村)

2009年10月22日 17時58分27秒 | 本・セミナー
 色んな胸を突くシーンがありました。
 主人公が職を辞した先輩の境遇に、エタの自分の方がまだましだと、勇気を回復するシーン。下層階級を作ることで社会を安定させる、身分差別の本質をも表しています。「貴」あれば「賎」ありです。

 自らがエタだと隠していたことを、教え子に土下座して謝るシーン。100年前の日本の様を端的に示しています。その表現は島崎の苦渋であり、限界でもありました。

 差別を被ってる人たちのことを被差別()民というのであれば、差別をしている人たちのことは差別()民と呼ぶのでしょうか。

 差別民だけにはなりたくないと、思いだけは持っているのですが。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする