あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

立春

2022-02-05 00:18:23 | 植物
 節分の日の石鎚山
 
 
 雪がほとんど融けています。暖かいのでしょうか。こうしてみるとけっこう険しい山です。
 
 一夜明けたら早立春。旧暦の1月1日。そして伊予豆比古の命神社の祭りが始まりました。本来旧暦の1月7日から3日間の開催ですが、コロナ禍の今年は、2年続きで10日間の延長開催です。分散参拝を呼び掛けています。私たちは親しみを込めて「椿さん」と呼んでいますが、椿さんのころは寒く、それが終わると伊代路に春が来るといわれています。
 
 旧暦にのっとった季節感覚は太陽暦よりも実際の気候に合っているように思います。天気予報では今週末から来週にかけては寒いとの予想でした。
 
 それでも立春らしく、昼間は暖かでした。 風を遮る日向でケイタと遊びました。
 
 いったいどこから種が飛んできたのか。
 
 
 砂利道にポツンとフユシラズが咲いていました。

 
 明るく暖かいオレンジ。ちょっとうれしくなりました。
 たった一輪咲いていたハルノノゲシ。このまま放っておくと大きくなって困るのですが、咲き始めの最初の一輪は、濁りのない黄色でみずみずしく、しばらくこのままにしておきます。

 
 うれしいといえば、枯れたと思った花や木から新しい芽が
 
 ナデシコ。

 
 え~と
 何度聞いても名前を覚えられない花木。3本いただいたのですが、なぜか育ちがわるく2本枯れてしまいました。残った最後の1本も除草剤をかけられて、ついになくなってしまったと思ったのに・・・
 
 よかった。葉っぱがちょっといじけているようにも思えますが、なんとか復活してほしいです。
 
 
 そして、これも枯れてしまったと思ったサンショウが



 生きていました。
 
 畑でもなんでもない、がれきだらけの小さな空きスペースに植えたこれらの植物、その健気さに、もう少し肥料も入れてお世話をしようと思ったのでした。
 
 
 
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残ったキィーウイを

2022-02-04 00:09:41 | 野菜・果物・料理など
 散歩途中のポチ
 

 
 何を探しているのでしょう。


 
 ポチがクンクンするときはいろいろあって、ときには何かの骨だったりするのですがー
 (荒れ地の中には小動物の死骸なども普通に落ちているんです)
 
 ここでポチが探しているのは、これ

 
 落ちているキーゥイです。
 ついこの間までは木に残されていた実があって、このところ毎日のように剪定に来ていたオーナーさんによって全部下に落とされました。そしたらポチが必ずここで道草を食うようになりました。
 食べるのは、草ではなくて
 
 キーゥイ
 
 丸呑みです。
 
 ただ、キーゥイならどれでもいいわけではないらしく、たくさんあっても食べないのもあります。
 ポチは干からびたキュウリも好きで、夏の散歩ではうちのキュウリが下に落ちてからからに干からびたのを持って帰ったりしていました。ポチだけではなく、我が家で飼っていた犬はほとんどがキュウリが好きだったのです。それも黄色を通り越して茶色くからからに乾いたキュウリだけを選んでしました。
 でも、キーウィが好きだとは知らなかった。去年はこんなことなかったような?
落ちてなかったのかな?
 
 試しにひとつ拾って帰りました。
 
 
 腐らずにしわしわになっています。
 切ってみると

 
 半分は凍みたような感じ。 食べるには問題なさそうなのでかじってみました。ちょっと酸っぱいけど甘みもあって人間も食べられそうでした。

 さて、コンテナいっぱいあったうちのキーウィも、方々へ上げたり、ジャムにしたりして、残りはこれだけになりました。

 秋にはたまに腐ったりもしましたが、今はだんだんとしわになってくるだけです。

 
 困ったことに、孫たちが、舌がピリピリするとかで生では食べてくれなくて、最後のキーウィはまたジャムにすることにしました。
 昔ジャムを作ったとき、あまりにも酸っぱくて、砂糖を入れても入れてもおいしくならなかったことがありました。その後も何回か挑戦はしたのですが、どうも酸味が強くて苦手でした。
 が、
 いろいろなジャムやマーマレードを作るうちに私も少し賢くなりまして
 
 
 当たり前のことですが、材料のキーウィは生で食べてもおいしいものを使うと酸味が少なくておいしい。最初に作ったときは、追熟もしないで硬いキーウィを使ったのでどうしようもなく酸っぱかったのです。
 今度のキーウィはすべて追熟させました。といっても袋に入れたまま放置していただけですけど。
 柔らかくなったら、生で食べてもおいしいものはそのまま食べて、ちょっと酸味の強いのを切って火にかけました。そして、一度茹でこぼしました。
 そう、しょうがの佃煮も、梅のジャムも、ゆずのマーマレードも、ピリピリしたら茹でこぼして新しい水で煮るーだったらキーウィも一度汁を捨てちゃえ、というわけです。そうすると、香りは少々抜けますが味がまろやかになります。1回でダメだったら2回、3回と、自分の気に入る味になるまで繰り返すだけです。
 粒が残るくらいのほうが私は好きなのであまりつぶしません。種も取りません。いたってざっとした作り方です。
 
 
 見た目にもあまりおいしそうではないのですが、実際はおいしかったです。 弟宅へ持っていったのは、1日で完食したそうです。
 
 
 
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寒さのなかで咲く花

2022-02-01 23:35:47 | 植物
 今年はあまり氷を見ないなんて以前書きましたが、何のことはない、私が外に出てみるのが遅かっただけ。ハウスのビニールを巻き上げるために、日が差してきてから外へ出ます。そのころには霜も融けているのですが、早朝には例年のようにちゃんと氷も張るし霜もおりているそうです。
 
 今日は大風が吹いてとても寒かったです。
 寒さの中で華やかに咲いている花をいくつか紹介します。
 
 
 先日運動公園で紅梅の咲いているのを見つけたので、きっとこの梅も咲いているだろうなと思って行ってみました。
 堂々とした大木です。




 
 ただ、残念なことに、年々花が少なくなっているようなのです。込み合った枝を切ったほうがいいのでしょうけど。
 下を見てびっくりしました。


 おびただしい梅の種。ということは、たくさんの実を収穫しなかったということですね。 もったいない・・・
 
 とある畑で、和水仙が花盛りでした。



 
 で、うちのを見てみたのですが、ようやく咲き始めたばかり。
 なんでうちの花はどれもこれも咲くのが遅いのかなあ。ただ、八重咲の水仙はもう咲いています。
 



 
 
 そして、ロウバイが満開になりました。
 
 
 これもね、よそのおうちよりは遅いのです。ほかの場所ではもう、花は終盤なんですよ。 夏の花ももちろん、うちは咲くのが遅いです。
 先日、近所の農家の人と話していたら、「冷気がたまる」という言葉が出てきました。場所によってはそういうところがあるらしいのです。もしかしたらうちの畑も?

 話が前後しますが、和水仙を見つけた場所、本当はこれがぱっと目立っていまして、その写真を撮りに行って水仙を見つけたのです。

 これというのが
 満開の菜の花。確かに、真冬だというのにあちこちで菜の花を見ましたが、これはすごい。
 
 
 
 ここだけ見ると完全に春の景色ですよね。
 
 
 向こうの白いチンアナゴみたいなのは大根です。うちのほうでは、春が近くなると、薹が立つのを防ぐために葉っぱを切り落としています。
 
 こうしてみると、春はそこまでーという感じですが、今日の天気予報では、2月は例年よりも寒いんですって。
 
 
 
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