あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

新緑の柿畑

2016-04-23 00:03:11 | 植物
 桜からいきなり新緑です。そういえば今日のお天気も春からいきなり夏になったような暑さでした。

 柿の葉は今が一番みずみずしくて美しい。



 白い幹は、冬の間に害虫を退治するために皮をはいだもの。手入れの行き届いた証です。



 とある柿畑の傍らには春菊の花が咲いていました。



 背も高く、とても冬の間鍋に入っていた野菜とは思えない愛らしさですね。

  
 それから、それから
 今年も出現しました。




 柿畑の中のマツバウンランです。マツバウンランの群れはあちこちで見かけますが、ここがいちばんきれい。柿畑の中に薄紫の霧が流れているような幻想的な風景が広がっています。



 もしかしたら、ここの畑の持ち主はわざとこの草を残しているのではないかしら。それほど美しい風景なのです。

 だけどひとつだけ歓迎できないことがあります。それがついに始まりました。



 農薬の散布です。こちらの畑では頻繁に農薬散布をしています。晴れが続いても、雨が続いても、何でもなくても。おそらくうちのお隣の畑の倍くらい頻繁に。困ったことに風向きと強さによってはうちの方まで霧が飛んでくるんです。ミツバチの巣箱にかからないかといつも心配です。今年は巣箱のそばに木を茂らせて少しでも農薬を浴びるのを減らそうかと思っています。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
りんごさんへ (あた子)
2016-04-29 00:44:30
 若緑の中のマツバウンランは特にきれいでしょう? この景色を残してくれる畑の持ち主に感謝です。残念ながら幹線道路の脇ではないので、この景色を知っているのはわずかな人だけだと思います。
 農薬は、向こうさんは生活がかかっているのですからある程度は仕方ないですが、せめて回数を減らしてくれたらなあと思います。スピードスプレーヤーという機械で散布するのであんなに高く霧が舞い上がるんです。
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マツバウンラン (りんご)
2016-04-28 21:22:48
群生すると本当に綺麗ですよね。
新芽が出た頃の柿の葉
瑞々しい~
それにしても心ない農家さん
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慧竿さんへ (あた子)
2016-04-24 20:46:21
 農薬も多少は仕方がないかなと思います。晴れが続いても雨が続いても病気がきますから。でも、心ある農家さんはできるだけ少ない農薬でやっていこうとしています。  一方で、未だに農薬に頼っている農家もいるということです。市場に出れば見かけがいいですから。そして見かけがいいのを望む消費者がいますから。
 産直市でも昔のような虫食いの野菜はなくなりました。売れ残ったりクレームが来たりするらしいです。
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こんなんするから・・・・ (慧竿)
2016-04-24 05:51:08
現在の一次産業の就労平均年代が
67~9歳らしい!!

農協の弊害がこうやって現われてるんやろねぇ!!

自分さえよけりゃエエ!!
自分くの儲けの為に仕事しよるだけじゃが
何処が悪いんゾ!!と開き直る!!

自然に感謝する事を忘れ
自然から分捕る事しかしないのは
農業とは言えんのじゃないかねぇ(;一_一)

自分達は自然の恵みの一部を戴いて
生活しよる事を
経済最優先の組織に踊らされて
根本を忘れた日本の農業は
一度潰れた方がエエのかもしれません!?(-_-;)
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