広い道を車で走っていて、
おっと・・・・ 鳥の群れ発見。 すみません、またまた鳥ネタです。
幹線道路の近くにこんなにも鳥が集まったところを今まで見たことがありません。
すぐさま車をUターンさせて確かめに。
原因はこれでした。
畑の、道に近いところに捨てられたみかん。 このみかんに鳥が群がっていたのです。
でも、すぐそばを車が通るものですから、そのたびに一斉に飛び上がってはまた下りてきて、すぐに次の車が来るものだからまた飛び上がって、それの繰り返し。
それでその辺りバタバタと鳥が飛び回っているように見えたのです。
梅の花が咲いて、菜の花が咲いて、春の野原で鳥が遊んでる・・・・・・
そんなのどかな光景に見えるでしょ? ところが
山のように捨てられたみかんは3カ所。 そのどれにもこんな風にヒヨが群がっているのでした。
畑の中の道に車ごと入らせてもらってしばらく写真を撮りました。
そばに車が走ってくる度に避難するのは、満開の梅の木。
こうしてみるとなかなかかわいいのですが。
あれだけたくさんのヒヨが群がっているのを見ると、脅威を感じました。 そして農家の人が気の毒になってきました。
あれだけたくさんのみかんを収穫するだけ収穫して、ジュース用にさえも出荷されず、産直市にさえ売りに出されなかったのはどうしてでしょうか。 どうにもならないくずみかんにしても量が多すぎると思います。 農家の人は骨折り損にしかなりません。
捨てられたみかんも哀れです。 少しでも役に立つことはできなかったものか。 せめてヒヨのえさになって、このみかんがある間他の作物の被害が減るといいですが。
そんなわけありませんね。
ケール畑では、また別のヒヨの群れがせっせと葉っぱをつついておりました。 今年は、松山市のような街中でも野菜が食べられているそうです。
山のようにあったみかんも、4,5日後に見たときには跡形もなくなくなっていました。