山形の森 保守醒論

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民主党は政党にあらず!、国民そっちのけの“小沢徒党”

2008-04-19 21:52:17 | Weblog
(近代保守主義の父)エドマンド・バークは、政党と議会の議員について、2つの原則を主張した。
政党は徒党、つまり私的な団体であってはならない。 政党はそれぞれの選挙で競うけれども、目的はあくまで国家共通の利益の増進(国益)のためになければならず、またそのように行動しなければならない。
また、議会の議員は「国民代表」でなくてはならない。 フランス革命のときのフランスのように階級の代表であったり、あるいは地域の代表であってはならないと訴えた。
議員たちは、一度当選したら、任期を全うするまで、(自らの支援者の声を抱えつつも、国政代表としての総合益(国益)を判断すべきで)全ての国民のために考え、行動すべきであると・・・。
小沢一郎率いる民主党は、バークの論とは著しく乖離しており、決して国民の為の総体益を求める(院内)議会行動をとっているとは思われなく、只々、権力奪取を最優先している“小沢徒党”と言わざるを得ない。
ブログ子は小沢一郎を(一般人より)観察してきた経緯から、その人間性に疑問を持つものである。
それは、自民党以上に多岐の政策集団連合政党の(?民主的合意形成を旗印にしている)民主党が、小沢のような独裁指向権力者を代表に抱いていることが理解できない。
かつて、小沢に中條武彦なる秘書が居た。 既に故人となっているが、一見“普通のオジサン”と見えるが、実に腰の低い人物(傲慢小沢と対極のよう)で驚いたことがある。
小沢の政治家業は、角栄全盛時代に育った苦労知らずの歪んだ偏向人生に見える。
強がり風体を続けなければ、淘汰される中央政界であることも事実であるが、一国民としては“国益”を一義に正道政治の姿勢行動を期待したいのだが・・・。
(バークは、フランス革命は国王の首がギロチンで切り落とされ、急進的な改革が次々に進み、恐怖政治さえ生まれた。
フランス革命で見られたような破壊的なまでに急進的な改革(恐怖政治)を批判し、国家の伝統を守りながら政治を行うことを説いている)

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