山形の森 保守醒論

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映画「靖国」監督の「李纓」なる人物が、何者なのか気になる!

2008-04-13 20:02:43 | Weblog
映画「靖国」監督の「李纓(リー・イン)」なる人物が、何者なのか気になる。
丁度3年前になるが、平成17.5.26に在シドニー中国総領事館の陳用林一等書記官が、豪州で政治亡命する事件が発生した。
陳は、その際「豪州には、約5千人に上る中共工作員が潜入している」と証言した。
これを受けて日本関係者は、「豪州が約5千人なら、日本には倍以上(1万人以上)潜入しているのでは?」との危惧を持った。
豪州は、昨07.12に親中派の、ラッド内閣(労働党)が発足している。
ラッドは、野党時代の訪中時には中国関連企業から、訪中滞在費用を供与されていたことが、首相就任後に発覚し非難されている。
これも中共による豪州工作の一端と考えられる。
陳用林亡命の直後に、ブログ子は、加藤紘一と、某会合の質疑で、「(中国外交に篤い加藤の)陳用林書記官亡命での証言に対する感想は!」と質問した。
加藤は、「中国には知己が多いが、陳証言(中共工作員の潜入など)のようなものはありえない」と断言、さらには「しかし、韓国ならKCIAなどがあるから、(韓国工作員の潜入は)ありうることだろう」と述べた。
この(工作員潜入など中国にはありえないが、韓国にはありうると)淡々と言い切る様に唖然としたものである。
映画監督の李纓が来日したのが、1989(平元)年、天安門事件で趙紫陽総書記が解任され、江沢民体制が発足、中国国内の共産主義体制維持から反日政策を強化した時期に符合する。
国営の中国中央TV(CCTV)PDを退社して、自由な制作環境を求めて来日したとされるが、映画「靖国」は自身の製作会社「龍影」と中国電影学院などの共同製作、さらに韓国の釜山国際映画祭からも助成を受けた作品となっている。
「李纓なる人物」来日以降の活動状況を政府公安は把握しているのだろうか、「中共の文化工作分子では?」と実に気になる存在である。
   

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