野田新政権の党・内閣人事、「奇策なのか、ただの甘ちゃんなのか!」。挙党態勢の名のもと、輿石東幹事長、前原誠司政調会長、平野博文国対委員長の布陣が発表された。代表選挙の5候補のなかでは、野田佳彦を選出したことは国民的にも最善であったろうと見ている。が、これから野田色をどう打ち出して行こうとしているのかは見えてこない。代表選の溝を解消するべく党内勢力のバランス人事に終始してしまえば、捻じれ国会での政権推進力は発揮できようがない。もともと民主党は非自民対象の異質集合体である。A(アカ)B(バカ)AB(アカでバカ)O(小沢ワル)と違う血液型を混合させれば、拒否反応を起こすのは至極当然である。野田新政権が野党の協力を得て政策遂行を進めていくためには、断ち切るDNA型の非情な政治決断が求められてくる。党内勢力に腐心するだけでは、前政権と同様に国会運営が滞ることになる。野田がこれまで披歴してきた自らの保守政治論が言葉だけの詭弁なのか、実行を伴う本物なのかが問われるときである。なによりも左翼は虚偽謀略の世界そのもの、小沢一郎とて政治闘争に明け暮れる政治家人生を送ってきている兵(ツワモノ)である。それを承知の党・内閣人事、「奇策(?)が功を奏するか、ただの松下未成熟の甘ちゃんなのか!」。答えは半年(明年の通常国会)で出てくるだろう。鳩山・菅両政権は、「成りたがり親父と出たがり女房」のバカップルだったが、それでないことだけは直ぐにも評価できる。ついでに、前原誠司は政治家資質に欠けているので、早く見切りをつけた方がよいと思う。故高坂正堯(京大教授)の教え子とはとても思えない軽さ(原口一博とともに松下塾のスーパーフライ級)。成長がまったく見受けられないから・・・、未成年(アンちゃん)のままだね!。
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