山形の森 保守醒論

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政治の信頼回復に、「現議員と新人候補者の適正仕分け」から始めよ!。

2010-03-25 22:01:49 | Weblog
鳩山民主党、谷垣自民党ともに国民有権者からの信頼を取り戻せていない。 
一度失った信頼回復はこれからも容易ではないだろう。
民主党は政権発足当初には、自民党(自由民主党)から自由を無くした政党だと言われたが、どうやら小沢一郎独裁体制で、党内民主主義も無いタダの「党」だけだとも言われる。
さらに、党綱領さえないのだから「政党」とは言えないとの声もあり。 結局、民主党は「○○○○」のユーレイ(幽霊)の存在となる。
さすれば、根なし草のように地に足が着いてないのだから鳩山首相の「揺れる」「ブレる」は、人間世界と異にした当然の超常現象となって当たり前、鳩ママ(鳩山安子)がホウキに乗って幾らでもゼニを運んで来てくれるから財政赤字など何の心配も無いニッポンなのだな。
などと、呆れ笑いででも不満を吹き飛ばすしかないものかと、途方に暮れる今日の政情である。
テレメディアなどの発言で、「自民党は歴史的使命を終えた」「冷戦構造が崩壊して(反共政党の)存在意義が無くなった」などで括った言葉がよく使われる。
加藤紘一などもその例である(1960.安保反対運動をやり、東大で坂本義和ゼミを受け、ハーバードの修士論文は「盧溝橋事件が起きるまでの一年」の加藤が自民党議員で居ることこそが、雑種政党に成り下がった証明)。
が、(1955.11)結党からの政治史を見れば、数合わせを優先したために、立党精神の保守理念からかけ離れた雑種思想が交り過ぎて、血統書付きの(真正保守)自民党議員が少なくなってきた現状にこそ、民主党の連続自失に際しても、野党からの失地回復が出来得ない大きな問題があろうと感じている。
立党の使命を忘れた、或いは外れた護憲派リベラルを仕分けすることから始めることが、信頼回復の第一歩であろう。
護憲派・反靖国派・媚中朝派(公然スパイ)などは、自民党として議員仕分けの対象にすべきで、民主党内保守系議員とトレードすればいい。
新人候補者選定では、思想理念を確認してゼミの指導教授・卒論内容なども精査して、政党の基本政策(縦軸)との整合性を以って選考を行うべきである。
経済財政政策(横軸)はアクセルとブレーキの両用操作のようなものだから、時宜にあった党内論議をいくらでも深めればよいだろうが、国家観・歴史観はできるだけ明確(タイト)にした方が国民への揺るぎない基本理念の政党アピールとなる。 その揺るぎない基本姿勢・発言こそが政治家との強い信頼につながる。
政治の信頼回復には(民主・自民)両党とも恐れずに、まずは「現議員と新人候補者の適正仕分け」から始めよ!。
自己の過去行動を総括し、転向声明して新たな政治活動をするのであれば国民理解もできようが、理念不在の出たり入ったりの渡り鳥が常態化している。
それだけに、議員個々の思想理念の生の声が求められる。
最初にすべきことは、自らが政治家たりうる人物なのか、鏡に向かって「自分仕分け」から入るべし。

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