山形の森 保守醒論

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女子生徒自殺事件を惹き起す、学級崩壊の世代循環論

2010-11-24 13:33:50 | Weblog
群馬(桐生市)北海道(札幌市)と相次いで、いじめが原因によると見られる女子生徒の自殺事件が起きた。
教育環境での学級崩壊報道もされている。
ここで想起されることは、「学級崩壊」という言葉が広く叫ばれるようになったのは、1980年代であることを知る必要がある。
現在、生徒を抱える親世代が、その80年代ころに当てはまる。
親子二代に寄せる学級崩壊の循環状況とも言えよう。
さらに1980年代の生徒の両親は、戦後教育第一世代(1940生頃~団塊)で、60年安保から全共闘と学生運動で過ごした時代が重なり合う。
(社会主義)日教組教育-(左翼)学生運動-学級崩壊との世代関連性は明白であろう。
保守政党?を名乗る自民党政治家で見ても、加藤紘一(1939生)から谷垣禎一総裁(1945生)であるから、そのリベラル思想の時代的浸透は容易にうかがい知れる。
学級崩壊を招く子ども達を育てた世代であるから、(共に1946年生れの)菅・仙谷政権の大臣諸侯が「内閣崩壊」にも似た政情であるのも、残念ながら実に解かりやすい。
小宮山洋子副厚労相は、「すべての子どもを社会全体で育てるのが子ども手当の理念」と述べ、増税を主張してでも実施に拘る姿勢を見せている。
唯物主義そのものである。
「子どもを社会全体で育てる」は、子ども手当を支給する前に、昔、地域であったはずの、他人の子でも叱る。 注意する。
社会の道徳規範を社会全体で教育していくことこそ大事な社会教育の始まりと考える。
そのうえで、生活が困窮する家庭には社会政策として手当することで、一律バラマキの社会主義理念の行政執行は、有難みを知らない偏狭な社会人をつくっていくことになる。
群馬県桐生市はパチンコ産業の街であり、在日関連が多く(群馬全県に金日成思想が浸透)、北海道札幌市は承知のように、日教組教育が最も激しく行われているところである。
戦後の初代道教組委員長が横路節雄で、息子の横路孝弘(社青同東大学生班)は第一期民主党結成(1996.9)から入党潜入して現在衆議院議長にあるのだから、民主党全体が「朱に交われば赤くなる」の党情で旧社会党と変わりはない。
社会主義の親中朝路線を歩むことは、教育腐敗・人間破壊の道を進んでいることに他ならない由々しき事態である。
戦後教育の問題として震撼させた、予備校生が両親(東大出の父)を殴り殺した川崎市の「金属バット殺人事件」は、1980.11に起きている。

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