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うはうは草

 
 ご覧のように道路の敷石のすき間から雑草が生えている。雑草いうのもなんか人間至上主義でイヤ言葉だな。雑草、ようするに人間の意図とは関係なく勝手に生えている草ということだろう。野生の植物ということだ。
 この写真のように敷石などのすき間から生えている草を見ると、ど根性草とかたくましく生きている草などといわれるが、これ、じつは植物にとって、じつにいいあんばいな環境ということ。
 ど根性草ではなく。うはうは草ということだ。なぜか。
 
 競争相手がいない。
 日がよく当たる。 
 土中の水分が失われにくい。
 人間や動物にほじくりかえされない。むしられても根が残るから再生できる。
 
と、いうことで、こういう場所は植物にとっては極楽なそうだ。ところで、雑草というと目のカタキにして、むしったりして除草するご仁がいるが、実害がなきゃそのままにしておいてもいいのでは。植物も生き物なんだから。
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