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酢豚丼


 麻婆豆腐、八宝菜、エビチリソースなど、おなじみの中華料理は、たいてい白いご飯にようあう。これらの料理は、うまい丼もんになるわけ。
 そういうことで、お昼は代表的な中華料理の酢豚の丼にした。豚肉はロース肉のかたまり。原則として、肉はなんでもかたまりがええ。かたまりで買って来て、適宜、自分で薄切りやサイコロ状に切ればいい。今回は豚ロース肉をサイコロ状に切った。野菜はナスときゅうり。よくパイナップルがはいっとう酢豚があるけど、ワシはもひとつ好かん。かわりにキュウリをよう入れる。ナスは食べやすい大きさに切って油とおししておく。キュウリは切ってそのまま。
 さて、肉の下ごしらえや。酒、醤油、塩、こしょう、しょうが汁で下味をつけておく。これに溶き卵をつける。
 あんもつくらなあかん。スープに砂糖、醤油、酒、酢で味付け。ワシはこれにケチャップ、ねり梅、イチゴジャムをちょっと入れた。ええ味になるで。
 さあ、準備はでけた仕上げにかかろか。下味がついて溶き卵をまとった肉に片栗粉と小麦粉をまぶす。それを高温の油で揚げる。ここからはスピードやで。揚げたら、油ならししてカンカンに熱くした鍋に肉を入れる。ナスとキュウを入れる。あんを入れてからめる。水溶き片栗粉でとろみをつけ、仕上げにごま油をふる。
 丼によそった、ホカホカごはんにのっければできあがり。中華料理は準備とスピード、だんどりが大切。肉や野菜は切って、下処理をしておく。あんはあじつけして完成品にしておく。肉を揚げる鍋と炒め合わせる鍋。中華鍋は二つ用意しておく。ごはんはよそっておく。とちゅうでもたもたしたらうまいもんがでけへんで。
 

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