雫石鉄也の
とつぜんブログ
購買仕入れ係の業
小生は購買仕入れを生業としておる。会社はいくつか替わったが、購買仕入れ係りを30年ほどやっている。会社の業務であるから、その品物手に入りませんでしたではすまされない。必要なモノを手に入れるためには、こういうこともした。
サントリーの山崎が欲しい。以前、退院快気飲酒解禁のお祝いに山崎の12年モノを頂いた。ものすごくおいしかった。12年モノは高くて手が出ないが、ノンエイジなら700mlで6000円ほど。これなら買える。というのであちこちの酒屋を探しているが、どこの酒屋も「あれはまわってきません」
きのう、SFのお仲間との飲み会が大阪であった。行く途中、梅田の大きなデパート3軒の洋酒売り場をのぞいた。大丸、阪神にはない。最後にいった阪急には、こんな張り紙が。これ、山崎のことかと、店員に聞くと。そうです。山崎に限らずサントリーのウィスキーは品薄だそうだ。
う~む。手に入り難いとなると、購買仕入れ係りの本能がうずく。なんとしてでも手に入れたい。
サントリーの山崎蒸留所の見学に行こうという話がでている。その時にでも山崎のノンエイジを買おう。さすがに製造元では直売してるだろう。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
怪談
監督 小林正樹
出演 三国連太郎、新珠三千代、仲代達矢、岸恵子、中村賀津雄
小泉八雲原作の怪談4編を映像化した。オムニバス映画である。「黒髪」「雪女」「耳無芳一の話」「茶碗の中」の4話の映画化である。
いずれも昔の日本の民話伝承が元にある話で、いまどき風にいうなら、ホラー・ショートショートというところか。でも、今どきのホラーのように、物理的に目や耳を刺激するホラーではなく。かような感覚器官を素通りして、感性に直説うったえかける、情緒的なホラーとなっている。ここはやはり、ホラーなんてミもフタもないいい方よりも映画のタイトルどおり「怪談」といいたいものだ。ともかく、映像と音響がすばらしい。ある意味、映画の醍醐味を味わわせてくれる映画だ。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )