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前立腺風雲録 第22回

 2016年6月15日、1ヶ月におよぶ入院を終え、六甲アイランド甲南病院を退院した。翌日、16日、外来で同病院の泌尿器科を受診する。この日は外来患者あつかいだから少々待たされる。診察を受ける。この病院での診察加療はこれで終わり。今後は小田泌尿器科に通院しなさいということ。
 6月17日。小田泌尿器へ初めて行く。JR六甲道駅の近く。血液採取をし、六甲アイランド甲南病院の紹介状を見てもらう。前立腺の肥大はかなり大きい。膀胱のためにも手術をした方がいい。手術を強くすすめられる。
 親戚に前立腺肥大の手術をした人がいる。その人にどうだったか聞く。その人は手術して良かったとのこと。私も手術する意志をほぼかためる。その人は県立西宮病院で手術していた。
 小田先生に「手術するとなると、どこの病院ですか」と聞くと、神鋼記念病院を紹介するとのこと。しらべると、この病院、前立腺肥大手術では兵庫県で2番目の実績。親戚が手術を受けた県立西宮病院は4番目である。こんな病院なら安心であろうと安堵する。で、いつ手術するかだ。手術時期は、諸般の事情をかんがみ先生と相談しながらおいおい決めるとする。なんせ小生、手術なるモノを受けるのは生まれて初めて。身体にメスを入れられるのは初めてである。そのことを先生にいうと、神鋼記念病院での手術はメスは使わない。ではナニで切るかというとレーザーで切るとのこと。マイクロサイズのジェダイが小生の体内でライトサーバーを振るうのかな。フォースとともにあらんことを。親戚の人の手術は電気メスだったそうだ。
 6月18日、六甲アイランド甲南病院の紹介状を持って冨田クリニックに行く。このクリニックは胃潰瘍持ちの小生にとっては、かかりつけの消化器のクリニックである。何度も胃潰瘍の出血で神戸中央市民病院に紹介され入院させてもらった。血液の採取。
 1週間たって両方の医院に血液検査の結果を聞きに行く。まず、小田泌尿器科。PSAが12。高い目である。この数値だと前立腺癌を疑うべき。8年前の針生検で癌の心配なしといわれましたが、とういうと。8年もたてばもう一度検査する必要がある。もちろん前立腺肥大でもPSAが高くなる。神鋼記念病院でMRIを受けることにする。
 冨田クリニックでは、まだ貧血は完全には治ってない。造血剤を処方される。
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トラキチ酒場せんべろ屋 第28回

「おもやん、ビールやビール」
「ああ、ワシもや。なにスーパードライ?」
「あかんあかん。あんなビールもどきの清涼飲料水。エビスやエビス」
「え、なに、エビスきらしてる。しゃあないな、ほんじゃスーパードライでも持って来て」
「そやな。乾杯すんのやったらエビスでないとあかんけど、完敗するのやからスーパードライでええ」
「あては、そやなお好み焼きがええ。え、大阪風豚玉?ちゃうちゃう広島風お好み焼きや」
「そんじゃ広島に乾杯」
「こら、きーこ、字がちゃうやろ」
「あ、そやった広島に完敗」
「広島に完敗」
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