金本引退表明の日やから勝ちたかったな

　金本が引退を表明した日の夜の試合。ぜひとも勝ちたいもんや。けど、相手のあること。相手ヤクルトもぜひ勝たなあかん。広島が負けとるから、勝ったら3位になる。で、「ぜひとも勝たなあかん」度合がヤクルトの方が勝っとった。二人もケガ人出したヤクルトの方が勝利への執念が強かったちゅうこっちゃ。

ごくろうさまでした。アニキ

　金本引退の報に接する。今岡が去り、矢野が去り、下柳が去り、ウィリアムスが去り、赤星が去った。そして、とうとう金本まで去る。近年の強い阪神タイガースを創った選手たちが去って行く。さみしい限りだ。
　金本がいなければ、２００３年、２００５年の優勝はなかっただろう。鉄人金本の神がかり的一打に関しては、すでに多くのところで語られている。だからここでは繰り返さない。ただ、その一打で、試合の、シーズンの帰趨を決する一打が打てる選手だった。真の４番打者に値する選手だった。
　多くは語らない。簡潔にしめる。
　
　ありがとうアニキ。