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オニオングラタンスープ


 寒い夜は、熱々の甘いスープがなにより。というわけで、今夜のスープはオニオングラタンスープとしよう。
 まず、何はなくとも玉ねぎがいる。1リットルのスープを作るのに最低2個は欲しい。まず、最初に玉ねぎを薄く切る。ここでは、切り方を気をつけよう。玉ねぎの繊維を断ち切るように切る。玉ねぎの頭を北極、お尻を南極だとしたら、緯度の線にそって切る。経度の線に沿えば繊維を切断できない。
 オニオンスライスのように、玉ねぎの新鮮さを楽しむのならば、繊維にそって切ればいい。玉ねぎの細胞の中の液がそのまま保たれる。ところが、このスープやカレーのベースとなる、玉ねぎの場合は、玉ねぎの細胞液を外に出して加熱して、甘味を出したいから、繊維を切断する必要がある。
 この玉ねぎを切る作業は、目が痛くて涙が出て往生する。これは玉ねぎから刺激のあるガスが発生しているから。ゴーグルでもすればいいが、そんなものして料理する人はあまりいない。目が痛くなく玉ねぎを切る方法がある。よく切れる包丁で、スパッと上手に切れば目は痛くない。
 玉ねぎを切り終えれば、それを炒めなくてはならない。ここは根気仕事。欧風カレーのベースを作るのと同じ。ひたすら玉ねぎを炒める。焦がさないように、弱火にしたり中火にしたりして火力を調整しながら。アメ色になるまで気長に炒めて玉ねぎの甘味を充分に引き出そう。スープの味はこの作業で決まる。最低20分は頑張ろう。
 玉ねぎを炒め終わったら、疲れた手で、玉ねぎをフライパンから深鍋に移し、コンソメスープを注いで、10分ほど煮る。それを耐熱容器に入れて、バゲットを乗せてチーズを乗せて、200度のオーブンで15分焼く。これでできあがり。
 玉ねぎの優しい甘さがおいしい。

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2月28日(土) 岡本へ梅見

            

 岡本へ梅見に行く。大変に良いお天気。気持ちが良い。毎年この梅林へは梅見に来るけれど、なんだか、今年の梅は元気がないような。それに、ここの梅の木は数が減ったような気がする。どうしてだろう。
 ウグイスが鳴いていた。少し前までは「ケキョケキョ」としか、鳴けなかったのに、今は「ホーホケキョ」と上手に鳴けるようになった。

                            

 明日から、弥生三月だ。寒いのが苦手な小生としては、待ち望む春が来る。やれうれしやな。
 

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