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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その208 『ヨコハマ恐竜展』 その4

2017年08月11日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
『パラサウロロフス』です。



パラサウロロフスの化石は1921年に世界で始めて発見されました。
頭部からゆるいカーブを描きながら後方に突き出しているコブが特徴的な恐竜で、そのトロンボーンのようなトサカはインパクトがあります。



また、鼻から空気を吸って、トサカの中空になった部分を通り、喉に空気を送っていたという説もあります。



パラサウロロフスは、白亜紀後期に北米に多く生息していたカモノハシ竜のひとつでです。
この恐竜はサウロロフスと似ているが、サウロロフスのトサカは堅い骨でできており、一方、パラサウロロフスのトサカは中が空洞になっています。



パラサウロロフスは面白い形をした恐竜ですが、首から下は普通の恐竜とあまり変わりません。
ただ、このトサカがどのように使われていたのかについてはさまざまな憶測を呼び、諸説あるようですが、まだはっきりしていないようです。
恐竜の世界には多くの未知の部分があるよですが、それがまた恐竜たるゆえんでしょう。



『アマルガサウルス』です。
アマルガサウルスの化石が最初に見つかった場所は、アルゼンチンのラ・アマルガです。



アマルガサウルスは1991年にアルゼンチンの古生物学者のレオナルド・サルガドとホセ・ボナパルテによって命名されました。
アマルガサウルスは竜脚類にしては小型の恐竜ですが、他の竜脚類と同じように、四肢の指は5本あり、先端には大きなツメがついています。



アマルガサウルスは、首から背中、シッポにかけてトゲ状のものが並んでいます。
首についていたトゲは特に鋭かったので、これは身を守るための武器として用いられたのではないかと考えられています。



アマルガサウルスは草食恐竜です。
毎日たくさんの植物を食べていたようで、葉っぱは噛むことなく、丸ごと飲み込んでいたようです。
この恐竜は体内に胃石(いせき)をもっていたので、かたい植物を消化することができたようです。



首の上の突起に関しては近似種を見る限り、メスよりもオスの方が発達していたと考えられている事から、メスに見せる為のディスプレイ的な役割を果たしてたという説もあるようです。
尚、アマルガサウルスの化石はアルゼンチンで1体だけ発見されているだけなので、あまり研究がすすんでいる恐竜ではないそうです。



続く...........................................................。

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