走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

成人式によせて

2007年01月08日 22時17分04秒 | その他
 今日は、成人式でした。
 私は、久米地区の成人式に出席したのですが、市長の挨拶の中で『夢』をもち、それを実現するための『目標』を掲げる大切さの話がありました。
 では、私からは『夢』を『夢』で終わらせないようにするためのコツをお教えいたしましょう。
『夢』に向かって突き進むというのは、エネルギーが必要です。
 では、『エネルギー』とは、何か?
それは『志』です。
でも、この『志』というやつは少々厄介です。
なぜなら、力みすぎるとすぐにとけてなくなるからです。
じゃあどうすればいいのか。
まっすぐ進むのですが、力む必要はないのです。
肩の力を抜いて、ゆるやかに、おだやかに自然体で進むのです。
 ここまでお話すればわかりますか。
日々、コツコツとあきらめないで、精進さえしておれば結果はいつか付いてくるのです。

 あきらめず、自然体でね。

象のあきらめ

2007年01月07日 03時48分19秒 | その他
 ある部下から、「課長が理想とする『公民館元気倍増(改善)計画』はわかります。でも、地域の人たちには、その理想は通用しませんよ。なぜなら、この計画を説明できるのは課長しかいないからです。課長の変えたいという気持ちはわかりますが、誰もついていけませんよ。」
 なかなか手厳しい意見であります。
内心、そうかもしれないとも思ったのですが、前にも書きましたように、本当に変わらなくていいのかどうかであります。
変わらないといけないということに関しては、誰も反対はしてはいないと思うのです。
どう変えるかについてはさまざまな考え方(価値観)がありますから、さまざまな意見が出たと思います。
何度も申し上げますが、私は百点満点を取りにいくタイプではないのです。(無責任と言われるかもしれませんが...)
今回の説明の中で、最も欲しかった答は、「変わる事について反論はありません。」という一点なのです。
方法論については、社会環境が常に変化していますので、それに順応した方法を適宜、選択すればいいと思うのです。
 ただ、骨子はしっかりとしておかなければなりません。
例えば、行政の厳しい財政状況の中で、公助の範囲が狭まっていくということは避けられないということです。
その一方で、地域力の重要性はますます高まりますが、だからといって財政的支援は高まらないという現実も覚悟しておかねばなりません。
それが予想される中で、私たちは単に手をこまねいていてもいいのでしょうか。

 親は、子どもを自立させることを必死で考え、そうなるよう努力します。
それは、なぜでしょうか。
自分が生きている間はいい。でも、自分が死んでしまったときに子どもが自立していなければ、どうなるのか考えるからです。親は子どものために子どもを自立させようとするのです。
今回の改革で残念なのは、行政だけが一方的に得をするだけじゃないかと、捻じ曲げて捉えられていることです。
よーく考えてみてください。仮に行政が得をしたとしても、それは皆さんの税金が有効に使われたという裏返しなのです。
 
 そして、公民館主事の皆さんにお願いしたい。
君たちは、誰よりも行政の財政状況の厳しさを知っているはずです。
知らないとは言わせません。
財政状況の資料を全公民館主事に配布しているからです。
私たちは、島流しのような存在だと言う人がいますが、そういうなら誰よりも情報を集めなさい。
そして、研究しなさい。わからないときは、いつでも教えてあげます。
君たちが地域の人たちに訴えないと、誰が行政の緊迫した状況を伝えられるのですか。

 象は、小象のときに絶対に引き抜けない鎖に縛られるそうです。
 最初の内は、必死で逃げようと踠(もがく)そうですが、途中からあきらめるそうです。
 そして、大人の象になって、例え小さな鎖になったとしても二度と逃げ出そうとしないそうです。
 大人になれば、たやすく引き抜ける鎖だったとしてもです。
 
 私は、公民館主事の皆さんに、鎖につながれた大人の象になって欲しくないのです。
 やらない後悔よりは、やって失敗して後悔する方が、私は立派だと思います。

課長は怖い???

2007年01月05日 23時07分11秒 | その他
 私の人相は、決して男前でもなく柔和な顔立ちでもないことは、自分で自覚しています。
しかし、自分では怖い顔(雰囲気??)とは思っていなかったのですが、今夜、急遽開催した部下たちと近くの「ラウンジ(??)ふじ(伊予鉄松山市駅西側近くにある飲み屋さんで、肉豆腐、卵焼き、焼きソバが絶品でとにかく安い)新年会」で部下から、「課長は怖い。」と言われたのはショックでした。
「ふぅむ・む・・・・」
 確かに見た目は、ある業界の人に見えるかもしれない。
でも、そんなかなあと、つい考え込んでします。
そういえば、過去にとっても偉い人のところへ部長と説明に言ったことがあります。
部長に事前に説明するように命じられていたので、はりきって自分でも流暢だと思えるくらい説明ができました。
内容については、ほとんど指摘されなかったので、自分では「やった!!」と思ったのですが、後で言われたのは、「傲慢な奴」という評価でした。
 次に同じような場面が訪れたので、今度は部長に説明をお願いした。
その時の感想も後で聞こえてきたのですが、その評価は、「慇懃無礼(いんぎんぶれい)な奴」でした。
どちらにしても、私のことが嫌いなのだろうと諦めました。(「諦める」ことが嫌いな私が、である。)
人間的に嫌いになると、どんなに努力をしても受け入れてくれない人がいます。
仕方がありません。
これから私が学んだことは、仕事は評価しても人間性を評価するのはやめようということです。

 ところで、怖い課長のイメージアップ向上策を考えました。
私は、職場のグループウェアで自分のスケジュールを公開しています。
そこで、週に何回か、「課長と話そうタイム」を設け、スケジュールの中に組み込むことにしようと思います。
つまり、私のスケジュールを見て、「課長と話そうタイム」の表示があったら自由に来て、何でも話してもらいたいと思います。本当に何でもいいです。
 そして、話しやすい課長なんだと感じ取ってください。

 ところで、今日の飲み会でうれしいニュースは、公民館主事経験者の中で当課に帰りたいと希望している職員がいると聴いたことです。私が課長でもいいですかと、つい聴いてみたくなりました。
楽しいお酒でした。

年賀状の一言

2007年01月04日 23時25分35秒 | その他
 毎年出している年賀状が今年は大幅に増えました。
 市役所内での年賀状の交換はできるだけ自粛ということですので、いわゆる外の普段お世話になっている方のみへの発送です。
それでも、500枚近く出した計算になります。
 そして、パソコンメールで年賀のご挨拶をさせていただいたのが、これも500通くらいになりますから、今更ながら自分のネットワークも広がったものだと、再認識してしまいました。
 しかし、その反面、年賀状にしてもメールにしても、つい事務的になってしまいがちです。
少ないときは、丁寧に一枚一枚に一言付け加えさせていただいていたのですが、最近はどうしても屁理屈をつけて、そのまま投函してしまいます。
 そんな私なのに、年賀状の一言やメールの一言に励まされ、今年も頑張れる勇気をもらうことがたびたびあります。

 今年、一番感動した一言は、

  「信じる道は、曲がってはいけない!!」です。

夢のみつけるコツとは

2007年01月03日 15時54分44秒 | その他
やりたいことがわからない。

 「『やりたいことを明確に』と言われても....、何をやっていいかわからない。」
こういう人が多いのも事実です。
でもやりたいことを見つけるのは他の人ではないということです。
自分でやりたいことは、自分で見つけるしかないのです。
 では、自分のやりたいことを見つけられるコツを伝授しましょう。
  ①目の前のことを一生懸命する。
  ②自分の内面との対話を増やす。
 
 これは一般論ですが、やりたいことが見つからない人ほど、目の前のことを一生懸命やっていないことが多いと思います。
能力のある人ほど、自分の能力限界までやらない傾向があります。
恐らく、そこまで力を出し切らなくともやれるからでしょう。
そして、そのことがかえって自分のやりたいことを見つけられないようにしてしまっているようです。
 一生懸命にやるということは集中力の訓練でもあり、一生懸命やることでやりたいことが見えてくることがあるからです。
ですから、「今していることがつまらない。」と手を抜いたら、いつまでたっても面白いことは見つけられません。
 仕事はおもしろくつくられているわけではありません。むしろ、おもしろくないからお金が支払われる場合が多いのです。
それゆえに、仕事は、より一生懸命やらないと面白さがわからないのです。

 また、二つ目の「自分の内面との対話を増やす。」こともやりたいことを見つけるためには、大切なコツなのです。
よ~く考えてみてください。自分がやりたいこと。それはあなた自身の中にあるのです。
ですから、やりたいことは、外の世界に求めるのではなく、自分の内面から生まれてくるものなのです。
そのためには、なによりも自分自身との対話が必要です。
 具体的には、昔から興味を持ってきたのは、どんなことか。楽しくて時間があっという間に経つのは、どんなことだったか。
それを見つめていると、自分のやりたいことの方向性が見えてきます。
すぐに見えてこなくても慌てることはありません。
何度も繰り返していけば見えてくるでしょう。
あきらめずに、自分自身と対話する。
習慣づけてみてください。


夢の実現方法について

2007年01月02日 17時55分23秒 | その他
どうやれば、夢は実現できるのでしょうか?
 
 まず、やりたいことを明確にすることです。
だまされたと思って、まず紙に自分の夢を書いてみてください。
夢を実現できない多くの人たちは、漠然と「何かいいことないかなぁ。」と思っている人ではないでしょうか。
勝手に向こうから、楽しいことややりたいことがやってくることはない、ということをまず知ることです。
当たり前のようですが、このことに気づいていない人があまりにも多いということです。
紙に書くことで、どのようなスキームでどのような準備をしていかなければならないかが明確に見えてくるのです。
そうすれば、さまざまな障害も明らかになります。

 それを3つの壁に分類します。
  ①モノの壁(物理的な壁)
  ②しくみの壁(法令や規制の壁)
  ③心の壁(内間の意識の壁、外の意識の壁)
 この壁を乗り越えるためには何が必要なのか、例えば応援者やお金が必要なのか、知識が必要なのか、仲間が必要なのか、自分ができないからといって、それだけであきらめるのではなく、足りない部分を他の手段で調達する努力をしましょう。

 また、なんにでもタイミングというのがあります。
このタイミングを見定めることができれば、立ち止まったり、時に退くこともできます。
立ち止まったり、退くことを「負け」と決め付ける人もいますが、夢を実現することが目的で、手段や手法について柔軟に対応することはなんら問題ではないのです。
 
 このことをクリアするコツは、まず、夢が明確になった時点で回りの人たちに吹聴して回ることです。
そうすれば自分を追い込み、引き下がれない状況になります。
そうすれば、何でもできるようになります。

 夢を明確にして宣言するだけで、夢は実現に一歩近づけます。

夢を持ち続けていますか

2007年01月01日 00時00分01秒 | その他
夢はありますか?

 先日のヒアリングで「夢は何ですか?」という問いかけをしたところ、ほとんどの職員が「とくに夢とかやりたいことなんてありません。」と返ってきました。「え!!」と思わず言いたくなりました。
では、「夢がない。」と答えた人たちは子供のときから夢がなかったのでしょうか。
夢は、大きくなるにつれ膨らませるものですが、大人になってしぼんでいっているのが現実です。
なぜでしょうか。現実と憧れのギャップを知るたびに「実現できない。」とあきらめたから。夢はひとつだと決めているからですか。
私は、いつも夢が変わってきているような気がします。
奉職をして、選挙管理委員会事務局に配属され日本一の選管を目指しました。
事務管理の担当になったときには、中核市で一番小さな組織と少ない職員数を達成しながら効率的な都市経営を目指しました。
そして、経済部門に移ったときに日本有数の競争力のある都市を目指しました。
さらに、去年、今の職場に配属されたときに、日本一元気な地域づくりを目指そうと考えました。
夢をあこがれのままですませる人は、実は自分が精進し、成長しようと努力していない人ではないでしょうか。
私は、自分の成長とともに、「夢は実現できる。」と感じることが増えています。
それは、実現するために必要なことが明確にわかってきたからであります。
 どうか、夢がないのが当たり前だと思わないでください。
 夢が膨らめば、楽しいということを感じてみてください。
 毎日が楽しいですよ。