走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

地域ICT化の第二ステージ

2007年01月16日 23時10分47秒 | その他
 本日、四国総合通信局で「第二回 四国における地域コンテンツ利活用に関する懇談会 設立準備会」が開催されました。
本準備会は、ブロードバンド網が整備された後の利活用について、どのようなコンテンツを流通させるかといったことを議論する懇談会を立ち上げるための準備会であります。
 新年度から正式に懇談会が立ち上がると、有識者等から現状把握分析や各分野のコンテンツ事例を聞き取り、その中からヒントが掴めます。
いわゆる高速道路ができたので、その上を走る車はどのような車が走り、また経済や文化交流などの発展につなげるために、分野ごとに車を分類し、その可能性を探っていこうというものです。
実は、ICT化の流れの中で一番問題になっているのは、このコンテンツ探しなのです。
そして、砂糖になりうるコンテンツを見出すことで、そこに群がってくる民間事業者を集めることができれば、経済が活性化され雇用が拡大されることになるのです。

 いまさらながら、ついにここまできたのかというのが正直な気持ちです。
「ブロードバンド」という言葉が一般的でなかったときから、その必要性を説き続け、さまざまなご批判をいただきました。
「君の個人的な思い込みじゃないのか」、「そんなもので何が変わる。」、「大事な税金をそんなものに使うなんて。」等など。
風説や中傷誹謗まで飛び出し、内心くやしい思いをしたことがありますが、一言も言い訳しまいと決めていました。
おそらく自分のなしていることの評価は、今の時代の人ではなく、次の時代の人たちが評価してくれるだろうと。
 「お前の思いつきにみんなが振り回されるのは、迷惑じゃ。」
でも、「思いつき」では成功の確率が限りなくゼロに近いということを誰よりも理解しているつもりです。
「思いつき」のように見えるものが、実はそのために見えない部分で努力しているということを誰かわかってくれないかなあ....