走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

売り言葉に買い言葉

2006年12月21日 23時02分18秒 | その他
 ある公民館主事と話していて、公民館長とどうしてもギクシャクして人間関係がうまくいかず悩んでいたところ、たまらず隣の公民館主事に相談に行ったというのであります。
 彼は、熱く、その主事に自分の思いや考え方を相談していたところ、それを聴いておられた公民館長が一言。
「売り言葉に、買い言葉じゃねやあ。」
その言葉は、まさに雷に打たれたような気がしたということです。
なぜか、フッと力が抜け、気が楽になりましたと。
すごいと思いました。
私は、未だ公民館主事を楽にしてやれる言葉を発していないような気がします。
正義感の強い公民館主事たちに共通することは、ついつい攻撃的な言葉を相手にぶつけすぎるきらいがあります。
そして、それにより人間関係がギクシャクし、公民館という職場をどこよりも嫌なところにしてしまいます。
そうなれば、苦しいだけの職場になってしまいます。
自分の考えを押し通すためには、時に引くということも大事なことを学んでいただきたいと思います。
「しなやかさ」と「したたかさ」を覚えた公民館主事ほど元気がいい。