今日のTBS系「夢の扉+」は、限界集落を蘇らせたスーパー公務員、石川県羽咋市役所 高野誠鮮さんの話だった。
一緒にテレビを見ていた妻が、「世の中にはよう似た人がおるもんじゃねえ」といっていたので、紹介させていただきます。
石川県羽咋市神子原(みこはら)地区、65歳以上の人口が半分以上を占める限界集落だ。
18年もの間、全く子供が生まれなかったこの地域に救世主が現れた!市役所の一職員、高野誠鮮(55)。
彼のおかげで若者が移住し、カフェが出来て人々が集い、賑わいを見せ、この地は限界集落から脱することができたのだ。
公務員でありながら、既存のルールを打ち破るアイデアを次々と提案、周りの反発を受けながらも、地元を活性化するためなら熱く行動する高野。
いわば地元の宣伝マンだ。
彼の持論は「人の役に立つから役人なのだ」。
役所では稟議書を回さずに企画の実現度を高め、入植者を積極的に受け入れるため、住人たちによる“ユニークな”面接を行う…。
さらに高野は、地元の米、神子原米(みこはらまい)をブランド化した。
そもそも「米は農協に売るもの」というのが農家の常識だったところに、農家自身の手で販売するシステムを作り上げる。
「神子原」の「神子」にあやかって、なんと「ローマ法王」に献上、お墨付きを得た。
価格はこれまでの約3倍、年収が2倍以上になった農家も出てきた。
そんな高野の“カリスマ性”に惚れ込んだ若い入植者が、新しい農法を取り入れた米作りを今、まさに実践中。
※木村秋則さんの「自然栽培農法」でした。
ますます地域が活気づいている。
その米の収穫を追いながら、限界集落を蘇らせた高野の熱き“パワー”を追いかける内容だった。
しかし、中途採用だった彼が順風満帆だったわけではない。
彼の奇抜なアイデアと予測のつかない行動は周囲を引っ張りまわす結果となり、反対されることはあっても賛同されることはなかった。
まさに四面楚歌の状態である。
そんな時、上司が言う。
「犯罪さえ犯さなければ、何をやってもいい」
普通は、こんなことは言えない。
しかし、この上司は彼を黙ってみていた。
「士は己を知る者のために死す」という諺があるが、その時の彼の心境はそうではなかったか。
そして、今、彼は部下にこういう。
「人の役に立つから役人なのだ」
さらに、
「犯罪さえ犯さなければ、何をやってもいい」
閉塞感に満ち満ちている今だからこそ、部下にこう云える上司になりたい。
一緒にテレビを見ていた妻が、「世の中にはよう似た人がおるもんじゃねえ」といっていたので、紹介させていただきます。
石川県羽咋市神子原(みこはら)地区、65歳以上の人口が半分以上を占める限界集落だ。
18年もの間、全く子供が生まれなかったこの地域に救世主が現れた!市役所の一職員、高野誠鮮(55)。
彼のおかげで若者が移住し、カフェが出来て人々が集い、賑わいを見せ、この地は限界集落から脱することができたのだ。
公務員でありながら、既存のルールを打ち破るアイデアを次々と提案、周りの反発を受けながらも、地元を活性化するためなら熱く行動する高野。
いわば地元の宣伝マンだ。
彼の持論は「人の役に立つから役人なのだ」。
役所では稟議書を回さずに企画の実現度を高め、入植者を積極的に受け入れるため、住人たちによる“ユニークな”面接を行う…。
さらに高野は、地元の米、神子原米(みこはらまい)をブランド化した。
そもそも「米は農協に売るもの」というのが農家の常識だったところに、農家自身の手で販売するシステムを作り上げる。
「神子原」の「神子」にあやかって、なんと「ローマ法王」に献上、お墨付きを得た。
価格はこれまでの約3倍、年収が2倍以上になった農家も出てきた。
そんな高野の“カリスマ性”に惚れ込んだ若い入植者が、新しい農法を取り入れた米作りを今、まさに実践中。
※木村秋則さんの「自然栽培農法」でした。
ますます地域が活気づいている。
その米の収穫を追いながら、限界集落を蘇らせた高野の熱き“パワー”を追いかける内容だった。
しかし、中途採用だった彼が順風満帆だったわけではない。
彼の奇抜なアイデアと予測のつかない行動は周囲を引っ張りまわす結果となり、反対されることはあっても賛同されることはなかった。
まさに四面楚歌の状態である。
そんな時、上司が言う。
「犯罪さえ犯さなければ、何をやってもいい」
普通は、こんなことは言えない。
しかし、この上司は彼を黙ってみていた。
「士は己を知る者のために死す」という諺があるが、その時の彼の心境はそうではなかったか。
そして、今、彼は部下にこういう。
「人の役に立つから役人なのだ」
さらに、
「犯罪さえ犯さなければ、何をやってもいい」
閉塞感に満ち満ちている今だからこそ、部下にこう云える上司になりたい。